25年ぶりに、ピアノ教室に通い始めました
(本日のお話 2201文字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日日曜日は、朝8:00から
大学院のプロジェクトの打ち合わせ、
その後に、最近入会した
ピアノ教室に行ってきました。
ちなみに興味深いのが、
その先生はバリバリの音大を卒業された後、
ピアノの先生など音楽関連の仕事ではなく、
「民間のIT企業」に就職されたそう。
平日はテレワークでDX関連のお仕事をしている、
そうな。
そして、休日は専攻していた
ピアノを教えているとのこと。
お若い先生なのですが、
「自分のスキルをいくつも活用して、働く」
という時代を感じた日曜日でした。
*
さて、本日のお話です。
冒頭からピアノを習い始めた
お話をいたしましたが、
今日はこのピアノ関連をテーマに
お話をさせていただきたいと思います。
「なぜわざわざピアノを今
習おうと思ったのか?」
このことは、個人的に、
学びと人生の幸福度を高める観点から、
真面目に考えた、
と思っております。
ということで、早速まいりましょう!
タイトルは、
【25年ぶりに、ピアノ教室に通い始めました】
それでは、どうぞ。
■私(紀藤)は、小学生の頃、
ピアノを習っていました。
まあ、ピアノはポピュラーな
習い事なので、同じような方も
少なくないのではないかと。
出身の愛知県岡崎市にて
自宅の隣の隣のお家の娘さんが、
音大生でありピアノ教室をやっている、
とのことで、何の縁あってか、
通い始めることに。
■まあ、例にもれず子
供の習い事というのは
基本的に楽しくないもの、
義務感のようなものがあって
(私だけですかね)
できれば行きたくないし、
ピアノの練習なぞ、全くしてませんでした。
男子なのに、ピアノとか
なよなよしている、、、
と思われるのもどこか恐れていましたし。
■ゆえに、家にあるピアノは、
ピアノではなくてキーボードだったし
(通常ピアノは鍵盤の数が88鍵。
キーボードは61鍵しかない)
ゆえに、クラシック曲は弾けないし
鍵盤の重さもないし、ペダルもないし
強弱もつけられない、
という環境下で、
ダラダラとピアノ(というかキーボード)を弾き、
さして上達もしないまま
数年が経ち、そして辞めました。
■ただ「入り口を知っている」というのは、
なんだかんだ大きいもの。
高校生の時に、河村隆一なる
ミュージシャンがピアノ曲で
かっこよさげに歌っているのを見て、
「ピアノ、いいじゃん!」
と思い、再開をしました。
弾いたことで特に
モテることはありませんでしたが、
再開するきっかけになりました。
そして、また辞めました(苦笑)
■そして、時を経て
リモートワークが加速する中で
家で過ごすことが増えてきました。
そうすると、
移動時間がなくなるので、
自宅での時間が増えます。
すると、
仕事と仕事の間のちょっとした休憩を
どのように有効に使うか…
も考えるようになりました。
*
例えば、オフィスで働いていたときは、
そもそもモノがないのでちょっと散歩、
あるいはスマフォをいじって
なにかするくらいでした。
自宅がオフィス化すると、
色々選択肢が増えるので、
もうひと工夫したくなります。
■そこでふと考えます。
『自宅での隙間時間をどのように過ごすと、
短期・長期の両面で幸福度を高めるのか?』
そんな問いを、
大真面目に考えてみました。
10分あったら、何をするか?
、、、
YouTubeみる?
いやいや、そんなのを見たら
延々、面白そうなレコメンドをされて、
動画の沼に絡め取られてしまう。
自分のプラスになるわけではない。
(面白いし、見てしまうがゆえに)
SNSをみる?
それもよいけど、
みんなキラキラしているし、
これも意識しすぎると
時間をとられすぎてしまうしなあ。
本を読む?
いいんだけど、疲れているときは
目も頭も使うから、結構しんどいなあ。。。
と思います。
■その中で「!」と
思いつきました。
それが、
”息抜きとしてのピアノ”
でした。
指の練習曲は10分くらい。
指の体操にもなる。
指と脳は密接に繋がっているということで
脳にも良い影響があるし、実際スッキリする。
同時に、自分が歳を重ねてもできる
良い趣味を維持・向上させられる。
感性も磨けそうだし、
これはとてもよさそうだぞ…、
”合理的に”考えて、
これはいい、実に良い、、、と思い、
半年くらい前から
新しく電子ピアノを買って粛々と弾く、
、、、そんな日々を
仕事や大学院受験や
子育て(家事)の合間に行っていました。
自己満足感が高まり
幸福感もそれなりに高まっておりました。
■そして、今回
「ピアノ教室」に行こうと思ったのは、
ピアノを触っている
時間の質を最大化させる、
というま思いからです。
*
ちょっと話が脇道にそれますが
世界4,000万部のベストセラー『7つの習慣』では
人生を逓増させていくためには、
”「今すぐにする必要はないが、重要なこと」を行うべし”
(=『第ニ領域』といいます)
と説きました。
■『第ニ領域』とは、
・人間関係を磨く
(例:家族との交流、友人関係を維持する、職場の関係を大事にする等)
・身体を磨く、
(例:健康診断、定期的に運動をする、よい食事習慣をつくる等)
・知性を磨く
(例:勉強して見識を広げる、本を読む、自分の専門分野で資格を取る等)
・精神的を磨く、
(例:定期的なリラックス、芸術に触れ感性を磨く、マインドフルネス等)
などの4つの側面を磨くことが
含まれたりします。
※より詳しくはこちら↓↓
「時間管理のマトリクス」ってなんだ?
https://www.courage-sapuri.jp/backnumber/9479/
■私のピアノの話で言えば、
”ピアノを弾く”行為は
私の人生における、
「知性を磨く」
(=教養を鍛える、脳トレ)
「精神を磨く」
(=リラックス、ストレス解消)
という役割にあたります。
■そうしたときに
上記のリズムをより高めていこう、
その仕組を作っていこうということで
1)他者を巻き込んだ目標
2)適切なフィードバックの機会
3)日々の練習
の仕組みづくりとして
ピアノ教室に入会をしたのでした。
2週間に1回。
徒歩5分で45分のレッスンなので、
それくらいであれば時間も取れます。
投資対効果としては十分!
と思ったのでした。
■皆様も、日々お忙しい中で、
限りある時間を
どのように豊かに使うのか?
は気になるテーマではないではないか、
と思います。
そのときに、
「何が自分にとって幸福度を高める
時間の使い方か?」
を考えることで、
一石二鳥、三鳥、四鳥を狙える
素敵な時間の使い方もできるようなる
アイデアが見つかるかもしれません。
今回の話は、私の例ではありますが、
そんなことをピアノ教室を通じて考えた次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
生物は、変化しうるがゆえの安定なのである。
シャルル・ロベール・リシェ(フランスの生理学者/1850-1935)
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