自尊心を高める「リズミカルな有酸素運動」のススメ
(本日のお話 2154字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日金曜日は、1件のアポイント。
また夕方からは大学院の授業でした。
また10キロのランニング。
*
さて、GWですね!
今年のGWも昨年に引き続き
都内は緊急事態宣言中ということで、
予定が変わった方もいらっしゃるかと。
私の場合、例年5月は
「野辺山ウルトラマラソン(100キロ)」
に出場することが恒例になっていて
大体この時期は、週に50キロとか走っていました。
、、、が目標となるレース自体が
中止となってしまうと、
やっぱりやる気もなくなって
しまうのですよね。
今も週に2回程度は運動をしていますが、
やはり当時、目標となるレースがあったときに比べると
相対的に運動をする習慣が
少なくなったように思います
私が、コロナ禍で受けた一番の影響は
・ウルトラマラソンのレースがなくなったこと
・それに伴ってランニングの習慣が少なくなったこと
かもしれません。
*
そんな中、先日読んでいた
『自尊心を高めるワークブック』(グレン・R. シラルディ)
に、”運動と自尊心の関係”について
述べられていました。
それを読んでいて、
「まさに!」
と私自身大変納得&共感したので、
今日はそのお話について、
皆さまにご共有させて頂ければと思います。
それでは早速まいりましょう!
タイトルは、
【自尊心を高める「リズミカルな有酸素運動」のススメ】
それではどうぞ。
■自尊心。
自分のことを大切にできること。
この感覚、とても大事です。
、、、というのも、
自分のことをダメだ、
価値がない、
大事に思えない、
能力がない…
などなど
”自尊心がない”状態は
心身の健康上、よろしくありません。
■ちなみに、自尊心が低いと
以下のような状態になると言われております。
・不安になる
・批判に対して過敏になる
・地位に振り回される
・問題に振り回される
・自己主張ができない
・攻撃的・防御的になる
・他者への不信感、競争心
・眠れない
・家族への虐待
うーん、これはよくない。
■もちろん人間ですから
気持ちの浮き沈みはあるでしょうし、
気分が乗るとき、乗らないときも
きっとあるかと。
ただ基本的に、
「自尊心のバロメータ」が100あったとして、
基本的にいつも80以上、
下がっても60の赤点(?)を
下回ることがない状態をキープできたら
それは日々の幸福度、
今風の言葉で言えば
”ウェルビーイング”なるものにも
関わってくるかと。
ゆえに、
『いつも自尊心を高く保ち続ける』
ことは、人生にとって
大事な要素であろう、
と思うわけです。
■では、「自尊心」を高めるには、
どのようなことが効果的なのか?
そのための方法には
様々なものがあります。
その中のお勧めアクションの一つが、
まさに上記でお伝えした
「運動(ランニング)」
なのです。
以下、ご紹介した
『自尊心を高めるワークブック』より
引用をいたします。
(ここから)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
運動は、自尊心と精神的健康全般を改善します。
また、睡眠の質をよくし、
活力を高め、ストレスの調節を手助けし、
やせやすくします。
目標は、毎日かほぼ毎日、
”有酸素運動”を最低30分間、行うことです。
(早歩き、自転車漕ぎ、水泳、体の上り下り、
ジョギングなどのリズミカルで継続的な運動)
筋力(レジスタンス)トレーニングと
柔軟性トレーニングを行えば、更に効果があります。
(中略)
時間がない場合や、負担が重すぎると感じる場合は、
有酸素運動だけでも構いません。ほんの少しの運動でも、
全く行わないよりはましです。
デスクから離れて10分間の「エネルギー・ウォーキング」を
行うだけでも、元気がわいて、気分が高まることがわかっています。
(Thayer 1989)
※引用:『自尊心を高めるワークブック』(グレン・R. シラルディ)より
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
、、、とのこと。
■ちなみにポイントは、
”リズミカルな有酸素運動”
というところです。
運動は運動でも、
このリズミカルな有酸素運動が
特に自尊心に効くのです。
私も週2回くらい、
キックボクシングをしていますが、
体のすっきり感はあっても、
”自尊心の高まり”
はランニングには勝てません。
ふしぎなのですが
運動は運動でもランニング、
つまり、
”リズミカルな有酸素運動”
をすると、
終わった後に体だけでなく、
”頭”もスッキリした感じがする、
余計な悩みが抜けていくのです。
おそらく、
・呼吸に集中する
・リズミカルな動きをするから
頭が無になってスッキリする
という動的な瞑想状態に
入るからではないか、
と私は思っています。
■おそらく、運動というと、
ちょっと苦手意識がある、という方も
いるかもしれませんが、
・早歩き
・ジョギング
・水泳
などでもいいそう。
皆さまも、なかなか外に出られず、
体を動かす機会が少なくなっている人も
少なくないかと思います。
、、、そしてもし
元気が出ないとしたら、
”リズミカルな有酸素運動”
が足りていなくて、
自尊心が低下しがちになっている(のかも)です。
■ということで、
「有酸素運動は自尊心にとっても、超大事!」
という話でした。
1日30分。
私もこの本を読んで、
運動の重要性を改めて噛み締めました。
週2回の運動の時間を、
優先順位をもっと高めても、
日々の幸福度のために
よいのではないだろうか、
”ほぼ毎日の運動”を目指して
習慣の再構築を目指そうかな、
などと思った次第です。
日々、ゴキゲンが一番ですね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
飲食、睡眠、運動の時間に何も考えず快活なのは、
最良の長寿法のひとつである。
フランシス・ベーコン(イギリスの哲学者・神学者/1561-1626)
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