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628号 2015年10月1日

人は多面体

(今日のお話 1048文字/読了時間1分)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件のアポイントと、
また社内ミーティングの参加など。

夜は以前通っていた英語塾のメンバーとミニ同窓会。

英語塾の時は、真面目な雰囲気で、
優秀過ぎて近寄りがたかった人も、
いざ一緒に飲みながら話すと違った側面が見えてくるもの。

予想以上に盛り上がり、非常に楽しい時間でした。
(Kさん、ありがとうございました!)

今日は昨日の飲み会から感じた、
ごくごく当たり前ですが、
大事だなあと思った「人間関係の姿勢」について、
共有したいと思います。


■飲み会(懇親会)などで、
普段話をしたことがない人と話すと、
色々な気付きがあるものです。

例えば、

・いつも真面目なAさんは、
 実はものすごく陽気で適当な人だった。
・ちゃらちゃらしたイメージがあるBさんは、
 実は真面目に考えている誠実な人だった。
・とっつきづらいと思っていたCさんが、
 実は話題も豊富な面白い人だった。

のような感じ。

多くの方にとって、
このような仕事以外の場面等で会うことで、
「意外だ」と思う人の側面に触れたご経験は、
きっとおありなのではないかと思います。


■基本的に、

職場関係であれば職場関係、
プライベートであれば、プライベート、
趣味の世界であれば、趣味の世界、

での「その人の姿」しか、
見えませんし、見ることもできません。

でも、当たり前の話ですが、
それはあくまでも、

「彼/彼女のごく一部分」

でしかない。

しかしながら、人というものは、
多面体で出来ているもので、
役割や状況によって、持っている顔は違います。

陽気な面と、真面目な面。
厳しい面と、優しい面。
頼りがいがある面と、適当な面。

そして、今までと違った面を、
違う場面で会うときに、ふと垣間見え、
ものすごく魅力的に感じたりする。


■これにまつわる、
ある夫婦のエピソードがあります。


いつも家では頼りない雰囲気の旦那さん。
あまり口数も多くない。

そんな関係に、奥さんが耐え切れず、
離婚をしようと思っていた矢先、
旦那の職場にふとした用事でいくことになったそう。

旦那さんは、外科医。

奥さんが旦那の勤務先、
すなわち病院に行った際に、
旦那さんが手術の執刀をまさにしようとしていた。

その手術直前の凛とした姿を見て、
「今まで知らなかった側面」
に衝撃をうけ、離婚を思いとどまった、

というお話。
(実際にあった話だそうです)


これも、奥様が、旦那さんの
違った面を見たことによる魅力を感じた影響がもたらす
一つの例なのかもしれません。


■「あの人はこんな人」
「だから自分に合う(または合わない)」

こんなイメージも、
ごく一部分を見た結果でしかなく、
よくよく深ぼれば他にも色々な側面があるはず。

だからこそ、

<この人の別の面はどんな姿だろうか>

そんなスタンスで人と相対してみると、
相手がより深く、色鮮やかなに見え、
良好な人間関係を築くきっかけになるかもしれません。

「7つの習慣」でも、
”第五の習慣 まず理解に徹し、そして理解される”
とありますが、相手を理解すること、大切にしたいものです。

外資系バリバリ、
超優秀な元英語塾の仲間が、
腹がよじれるほど面白い人だったと知り(褒め言葉です)、
ふと思った次第です。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。

【本日の名言】 十人中九人までは、
深く知ると、前より好感が持てる。

フランク・スウィナトン""""

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