今週の一冊『ワールド・バリスタ・チャンピオンが教える 世界一美味しいコーヒーの淹れ方』
(本日のお話 1954文字/読了時間2分半)
■おはようございます。紀藤です。
先日より、友人家族と
千葉にキャンプに来ております(寒いです汗)
*
さて、本日のお話です。
毎週日曜日は、オススメの一冊をご紹介する
「今週の一冊」のコーナー。
今週の一冊は
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『ワールド・バリスタ・チャンピオンが教える 世界一美味しいコーヒーの淹れ方』
井崎 英典(著)
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です。
■皆さまは、コーヒーお好きでしょうか?
人によって、
飲む・飲まない、
好き・嫌い
はあると思います。
正直、私は元来、
そんなにコーヒーは好きではありませんでした。
タ◯ーズも、ス◯バでも、
なんだか苦い液体に何百円も払うのは
ちょっともったいないと思う派
でございました。。。
■が、、、とはいえ世界中
どこに行っても存在し、
親しまれているのがコーヒーでもあります。
何と世界の貿易取引額は
石油に次ぐ「第2位」だそう。
やはり何か、魅力があるようです。
■ゆえに、私もちょっとずつ
探究してみたくなり、
数年前からコーヒー豆を書い、
手頃なコーヒーミルを使って豆を挽いて、
ネットで見た”コーヒーの淹れ方”を参照に、
仕事の合間にコーヒーを自分で淹れるように
なりました。
そうすると、比較的美味しく、
「まあまあ好きかも」ということで、
コーヒーを飲む習慣ができました。
食後に飲むと、カフェインで眠くならずに
仕事も集中できますし、よい息抜きにも鳴ります。
■それで満足をしていたのですが、
先日、妻と子供と近所を散歩していたら
「日替わり珈琲店」
みたいなものに出会いました。
近所の美味しいメロンパンを
買い食いしていたところでしたので
「(口が甘いし)ちょっとコーヒーでも飲もうか」
と妻とテイクアウトを頼もう、
と立ち寄ってみました。
1杯500円。
タリーズよりスタバより高いです。
ただどうやらそこのお店は、
かなり本格的なバリスタが淹れてくれるようでした。
■注文をすると
慣れた手付きで豆の重さを測り、
そして手挽きのコーヒーミルで粉を弾き、
お湯を3回に分けて淹れる。
その間、よくわからないような
動きもしていましたが、
一杯を丁寧に淹れる姿は
始めてみたかもしれません。
(ほとんどマシンですから)
そして、
”ああ、この道の人って、
こういう淹れ方をするんだ”
と興味を惹かれました。
■さて、お味のほうは、、、?
と一口飲んでみると、
これが、ほんとうに美味しい。
ナッツのような香り、といっていましたが、
そんな風味を感じられました。
(気分の問題かもですけど)
■しかし、飲みながらふと
疑問に思います。
「あれ?
はいえ、自分も
”コーヒー専門店で買ってきた豆”で
”似たような淹れ方”でコーヒーを淹れているのに、
なんでこんなに違うのだろうか?」
と。
そうして帰りがけ、
いつもお世話になっているコーヒー豆の専門店のお兄さんに、
そのことを聞いてみます。
「コーヒーを挽いて
自宅で淹れているけど全然味が違う。
色々違うんでしょうが、何が一番の違いなのでしょう?
ちなみに使っているのがこれで、、、、」
と諸々伝えました。
すると、色々教えてくれました。
「お客さんが使っている〇〇の
コーヒーグラインダーは、
豆をプロペラで”叩き割っている”んですよね。
そうすると粒がバラバラになってしまうので、
雑味とかエグみがどうしても出てしまいます」
「個人的には、”カリタのNEXT G”が
オススメですがとても高級ですよね。
1年間もすれば十分元は取れると思いますが
他にもジェネリック的なコーヒーグラインダーもあるので、
よければネットなどで見てみてください!」
とやや興奮気味でお話いただきました。
やはり、この方も、
コーヒーの魅力にとりつかれた人のようでした。
■そして、調べてみると、
お勧めのコーヒーミルはなんと6万円。
なかなかの値段です。
そこから、
一体コーヒーの世界は
どうなっているんだろうか?
と興味がそそられて、
調べたりする中でたどり着いたのが、
今回ご紹介させていただいている、
『ワールド・バリスタ・チャンピオンが教える
世界一美味しいコーヒーの淹れ方』
の一冊なのでした。
(前置きがめちゃくちゃ長くなりました)
■この本で伝えられていることは、
”自分のためのスペシャルティコーヒー”
(スペシャルティコーヒーとは・・・
コーヒーの風味が素晴らしく美味しく、
飲む人が美味しく、満足できるコーヒーのこと)
をどのように淹れるのか、
そのためのイロハが書かれています。
そのための因子として、
・生産地ごとの豆の違い
・焙煎の違いによる風味
・抽出のメソッド
・おすすめのコーヒーグッズ
などなどが、余すことなく
丁寧に書かれています。
■こうしてみると、
私は生産国ごとのコーヒー豆の味や特徴は
試してみていたものの、
・コーヒーの挽き方
・温度による違い
はあまり意識をしていませんでした。
■しかし
本にある内容にしたがって
それらを改善してみることで、
「同じ豆なのに、
全然違う味のコーヒー」
が出来上がって、たいへん驚いたのでした。
(その過程で「カリタ NEXT G」も
買ってしまいましたが・・・(汗)
やはり素晴らしい性能でした)
そうして探究している内に
その他にも、スケール(秤)、ドリッパー数種類等も
色々買い揃えてしまい、
家がコーヒーショップのようになってしまいましたが
家でスタバやタリーズ以上に美味しい
自分好みのコーヒーができるのは大きな収穫であった、
とも思っております。
そして、それを叶えてくれる一冊が
この本でもあったと感じています。
■コーヒーの世界は、実に深いです。
その奥深さを感じるとともに、
コーヒーの未知の美味しさに出会う
きっかけになる一冊かと思います。
リモートワークの息抜きにも
おすすめでございます。
ご興味がある方はよろしければ
ぜひ手にとって見てくださいね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<今週の一冊>
『ワールド・バリスタ・チャンピオンが教える 世界一美味しいコーヒーの淹れ方』
井崎 英典(著)
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