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3146号 2022年10月2日

今週の一冊『コーチング心理学概論 第2版』

(本日のお話 1305字/読了時間1分半)

■おはようございます。紀藤です。

昨日土曜日の午前中は
大学院でのキャリアとリーダーシップの授業。

午後は妻が外出で、
子供(1歳半)に手を引かれ
エレベーターとエスカレーターと階段などを
ひたすらウロウロしておりました。



さて、本日のお話です。

毎週日曜日は、お勧めの一冊をご紹介する、
「今週の一冊」のコーナー。

今週の一冊は、

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『コーチング心理学概論 第2版』

西垣 悦代 (編集), 原口 佳典 (編集), 木内 敬太 (編集)

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です。

■大学院の図書館にて
なんとなく手に取った一冊。

読んでみると、
コーチングにまつわる科学知が
非常にわかりやすく整理をされており、

「これは手元に置いておきたい!」

とつい購入してしまった一冊です。

■タイトルにそのまま
「コーチング心理学」とありますが、

この本はまさに、

コーチングの世界における
現在世界で研究されていること、

そして「科学」として
共通理解が得られている
歴史や理論、領域などを整理しています。

■このことは、
とても意義深いことだと私は感じます。

というのも、

”コーチング”という、
人と人の対話で成り立ち、

その構成要素も非常に複雑で

ゆえに文脈依存的で、
曖昧模糊としたものであるからこそ

その構成要素を”科学”として
丁寧に紐解く試みに価値が生まれる、

と思うのです。

■科学とは、

・客観的な視点であるか
・反証可能性があるか
・再現性があるか

などが判断基準などと言われます。

自分がやっているコーチングを
”勘とセンス”で片付けるのではなく、

”科学と実践”を通じて、
高いヒットが打てるようになるためにも、

こうした知見はとても意味がある、
と感じた次第でございます。

■ということで、
以下書籍の解説でございます。

(ここから)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ビジネス、キャリア、医療など幅広い領域で扱われ、
概念に混乱も見られるコーチング。

心理学ではどのように定義され、
どのような実践が行われているのか。

その歴史や背景理論、実践など、
世界のエビデンスベースドなコーチング心理学を解説する、日本初のテキスト。

日本のコーチング心理学初の学術書として定評のある初版に、
その後の新たな知見をふんだんに盛り込んだ待望の第2版。

背景理論に解決志向コーチングを加え、
マインドフルネスやオーストラリア・韓国など世界の動向も一新。

科学的なコーチングを目指す人に。

※以上Amazon本の紹介より

【目次】

<総論>
第1章 コーチングおよびコーチング心理学とは何か
第2章 コーチング心理学のスキルとモデル
第3章 コーチング心理学におけるアセスメント

<背景理論>
第4章 アドラー心理学と人間性心理学
第5章 ポジティブ心理学
第6章 認知行動コーチング
第7章 解決志向コーチング

<各論・実践論>
第8章 医療におけるコーチングの応用
第9章 教育におけるコーチング
第10章 キャリア支援のコーチング
第11章 プロコーチによるコーチング:契約・倫理・コーチのコア・コンピテンシー

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(ここまで)

■ぜひ、コーチングをご興味がある方、

そして実践している方に
お勧めしたい一冊でございます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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<今週の一冊>

『コーチング心理学概論 第2版』

西垣 悦代 (編集), 原口 佳典 (編集), 木内 敬太 (編集)

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