「夢を叶える」より、「夢を意識し、夢を持つ」こと
(今日のお話 1445文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
先日は2件のアポイント。
お昼は「7つの習慣」の勉強会を
毎週行っている会社様にいき、勉強会に参加してまいりました。
そして、夜はダイヤモンド経営塾の同期で、
尊敬する某企業の社長と、
同い年の弁護士さんとお食事。
縁あって、何度がお食事させていただいていますが、
その度に刺激的なお話や、
人の出会いを頂いています。
感謝の気持ちと共に、
恩返ししなきゃなあと、
更に頑張ろうと思った1日でした。
さて、そんな2人とアツく語り合う中で、
「夢」について考えさせられたことがありました。
皆さまに共有したいと思います。
テーマは、「夢を意識し、夢を持つ」
では、どうぞ。
■「夢を叶えよう」。
誰もが一度は耳にしたことがある、
聞きなれた言葉ですね。
例え話として、
イチローは、小学生から自分の目標を描き、
それを実現させた。
サッカーの本田も、具体的な夢を描き、
そしてそれを実現させた。
だから、
「夢を持つと、夢を叶う」
「目標を持つと、達成する」
だから夢や目標を持つことが大事なんだ、
そう教わることもしばしばあります。
■しかし、友人で、大手教育会社の社長さんは、
「夢」についてこのように語りました。
「僕が会社で言っているのが、
【夢を意識し、夢を持つこと】
が大事と言うこと。」
「実は、”夢を実現させることは大事ではない”。」
■この言葉を最初に聞いたとき、
一瞬、「?」と感じました。
だって「夢を実現させる」ことが目的で、
人は夢を持ったり、目標を持ったりするのではないだろうか、
そう思ったからです。
叶えてこその、夢ではないか
・・・と。
しかし、社長はこのように続けます。
「”夢を意識し、夢を持つこと”に、大きな意味があると思うんだ。
だって、すぐに”夢”が見つからない人もいる。
そんな人でも「”自分の夢”ってなんだろう?」
と自分に問い続けること、
すなわち【夢を意識すること】で、
自分が何を成したいのかが見つかったりする。
【夢を持つこと】で、
毎日目的を持って生きられるようになるし、
元気がでる。イキイキする。
もし、夢が実現できなかったとしても、
【夢を意識し、夢を持つ】と、毎日が変わる。
それが何より大事だと思う」
そんなことを語られたわけです。
それを聞いて、確かにその通りだよなあ、
と納得してしまいました。
■ちなみに、「7つの習慣」でも、
”第二の習慣 終わりを思い描くことから始める”
において、
『ミッション・ステートメント(自らのありたい姿を書き記したもの≒夢)』
を書くことが、自らの効果性を高めるために、
非常に重要である、といいます。
「ミッション・ステートメント」を定めると、
自分の人生の目的地が定まり、
日々のワクワクを感じ、エネルギーが沸いてくる、
そんな感覚を覚えます。
これも、先ほどの話の、
【夢を意識し、夢を持つ】
ことの効能と同じことでしょう。
■マラソンでも、登山でも、
「ゴールテープを笑顔で切る瞬間」とか
「山頂を制覇して達成感を得ている自分」など、
”何かを達成している自分”を想像することで、
人は元気が出て、歩むためのエネルギーが沸きます。
「夢の実現」は一瞬で、
一つの結果でしかありませんが、
私たちの毎日の殆どは「過程」の連続です。
そしてその「過程」が、
輝くことで、私たちの日々も輝くのだと思います。
そして輝かせる一つの手段が、
【夢を意識し、夢を持つこと】
そのように思います。
「今日自分は、夢に向かって歩んでいる」
そんな感覚を持ち、
ワクワク日々を過ごせたら素敵ですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。