生き残るには「自分でやってることをしっかり考えること」
(今日のお話 1812文字/読了時間2分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日の夜は、合計6社の人事の方と、
某会社にて交流会でした。
綺麗な夜景と、アツい方々と共に、
教育やその他もろもろについて語り合いましたが、
改めて、繋がりやご縁の大切さを感じた次第。
皆様、ありがとうございました!
次回も良いお知らせが聞けること、
楽しみにしております。
■さて、本日のお話です。
芸人の「厚切りジェイソン」さんが、
”IT企業が生き残るために何が必要なのか”、
について語っていました。
非常にシンプルですが、
その通りだなあ、と思わされましたので、
今日はその話を共有したいと思います。
■ちなみに皆さま、
「厚切りジェイソン」さんのこと、
ご存知でしょうか?
”Why Japanese people !”と、
シャウト交じりに、叫びながら話す芸風なのですが、
個人的にそこそこ好きです(笑)
彼は、日本語の勉強のために、
芸人を始めたとのことですが、
実際はITベンチャー企業「テラスカイ」の役員を務める、
立派なビジネスマンでもあります。
■そんな彼があるサイトで、
「IT業界で変化しないことのリスクを語る」というテーマで、
こんなお話をしていました。
Q(八木氏):
グローバルの競争に勝つために、
ズバリ何が必要だというふうにお考えになりますか?
A(厚切りジェイソン):
個人的な話で?
Q(八木氏):
はい、個人的な話です。
A(厚切りジェイソン):
一番大事なのは、
”自分でやっていることをしっかり考えることだけ”だと思います。
【今何をやっているのか?
それは何でやっているのか?
それよりいい方法はないのか?】
これを考えれば、もう自動的に改善していくと思いますけどね。
そのまま、上が言っているようなことをそのままやるとなると、
ずーっと技術とか、いろいろ環境とか変わってくるのに、
プロセスがそのままだと、どんどん維持していかなくなると思いますよね。
※引用:
厚切りジェイソン「日本人はどんどん失敗したほうがいい」
IT業界で変化しないことのリスクを語る
■彼が語ったのは
「改善し続ける」ためには、
以下のことを考えることが重要、ということでした。
1、ただ、今やっていることを考える
2、それは本当にこれが必要かどうか?を考える
3、もっといい方法はあるかどうか?
・・・
たしかに、これらのことを考え続ければ
IT業界だけでなく、あらゆることが
「改善・成長しないはずがない」
そのようにも感じますね。
■では、ここで考えてみたいのですが、
私たち自身は、
「日々”もっといいやり方はないか”と
真剣に考えながら仕事をしているだろうか?」
と問うてみたらどうか、ということ。
この問いに、
自信を持って答えられる人、
実は思ったよりも少ないのではないか、
とふと思ったのです。
本当はもっともっとできることがあるのを、
何処かで感じながら、
「もっといい方法」を考えるのは、
骨が折れるし、今までのやり方を変えるのも、
ちょっとめんどくさい・・・
毎日、ずっと続く仕事のような性質のものは、
脳が省エネをしようと、考えることを節約する傾向があるので、
いつも考えている人ですら、
油断するとつい忘れて惰性になってしまったり、
「昨日まで、そうやってきたから・・・」
で何となく続けてしまったりする場合、
意外と多いのではないか、とも思うのです。
■ちなみに、
「7つの習慣」から軸にして、
生産性を高める方法をテーマにした
『5つの選択』という研修があります。
ここでは、
”第二領域”(=緊急ではないが、重要なこと)
にエネルギーを集中させることで、
長期・継続的に大きなリターンを得続けることができる、
そのように言います。
「第二領域」とは、
改善活動や、仕事の仕組みづくり、
勉強や人間関係作りなどを指しますので、
先ほどジェイソン氏が語った、
改善のために、
『今何をやっているのか?それは何でやっているのか?
それよりいい方法はないのか?』
を”考え続けること”は、
まさしく第二領域と言えるでしょう。
■小さな改善・修正を重ね続ける。
地道なステップで、
華やかなものではないかもしれません。
しかし、それを続ければ、遅かれ早かれ、
「洗練された、無駄のないやり方」に
近づいていくではないか、そのように思います。
私自身も、メルマガサイトの改善活動を進めながら、
(そして失敗しながら)
その大切さをしみじみ感じる今日この頃です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。