今週の一冊『運転者 未来を変える過去からの使者』
(本日のお話 2201字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日、宮崎から東京に戻ってまいりました。
良き時間でございました。
*
さて、本日のお話です。
毎週日曜日は、お勧めの一冊をご紹介する
「今週の一冊」のコーナー。
今週の一冊は、
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『運転者 未来を変える過去からの使者』
喜多川泰 (著)
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です。
■今日ご紹介させていただく一冊は、
ビジネス書ではなく「小説」です。
ただ、小説とは言いつつ
著者の喜多川泰さんが描く作品の中には、
・努力する
・愛する
・目的を持つ
などの
人生を成功に導く原理原則的なテーマが
すべての作品の軸として組み込まれていることが特徴です。
■一方、そうした
「成功」みたいなテーマでは
どうしても自己啓発の匂いが
強くなったりするものです。
例えば、ドラマにもなった、
『夢を叶えるゾウ』
https://amzn.asia/d/4SwGDgi
くらいのユーモアさがあれば
まだとっつきやすくなりますが、
「こういう話し(自己啓発的な話)は苦手だなあ」
という方にとっては、
少し敬遠してしまうテーマとも
言えるのではないか、と思われます。
■しかし、
喜多川泰さんの作品は
それらの「壁」を取り払ってくれるように
感じさせられます。
家族や友情など
受験や失業、転職など
誰もが共感できる
身近な日常のエピソードの中に
”普段、意識はしないけれども
とても大事なこと”
をメッセージとして作品に組み込み、
美しく、感動的なストーリーとして
編み上げていきます。
これは匠の技だなあ、
と思わず唸らされてしまいます。
(そして、毎回泣かされます)
■Amazonの著者ページでは
”「喜多川ワールド」と呼ばれるその独特の世界観は、
小学生から80代まで幅広い年齢層から愛され、
その影響力は国内に止まらず、
現在は多数の作品が台湾・韓国・中国・ベトナムでも翻訳出版されている。
執筆活動だけではなく全国各地での講演やセミナーも開催。
出会った人の人生を変える講師として人気を博している。”
と紹介されていますが、
それも納得できるなあ、、、
と感じてしまうそんな作品です。
これまで、
『賢者の書』
『手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~』
『君と会えたから……』
などの青春を感じるようなタイトルの書籍を
読ませていただきましたが、
いずれの本も、
この上なく爽やかな読了感で
「よし、明日も頑張ろう!」
と気持ちを晴れやかにしてくれました。
■さて、そんな作品の前置きですが、
ストーリーは、Amazonでの
著書の紹介から引用させていただきます。
(ここから)
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【報われない努力なんてない!
累計100万部 喜多川泰、渾身の感動作!】
中年にして歩合制の保険営業に転職し、二年目の修一。
しかし、なかなか思うように成果が上がらない日々を過ごしていた。
ある日、唐突な担当顧客の大量解約を受け、
いよいよ金銭的にも精神的にも窮地に追いやられてしまう。
妻が楽しみにしていた海外旅行計画はキャンセルするしかない。
娘は不登校に陥っているうえに、今後の学費の工面も難しくなるだろう。
さらに長い間帰れていない実家で一人暮らしをしている、
母からの電話が心にのしかかる。
「……なんで俺ばっかりこんな目に合うんだよ」
思わず独り言を言ったそのとき、
ふと目の前に、タクシーが近づいてくるのに修一は気がつく。
それは乗客の「運」を「転」ずるという摩訶不思議なタクシーで――?
***
運が劇的に変わる時、場というのが、人生にはあります。あなたにも。
運はいいか悪いで表現するものじゃないんですよ。
使う・貯めるで表現するものなんです。
先に貯めるがあって、ある程度貯まったら使うができる。
運は後払いです。何もしていないのにいいことが起こったりしないんです。
周囲から運がいいと思われている人は、貯まったから使っただけです。―――本文より
【読者の皆様より感動の声、続々! 】
***
とても感動した。運は良い悪いではなく、貯めるか使うか。
(20代 男性)
***
報われない努力は実際あるけど絶対ない理由に感銘を受け、苦しいことがあっても乗り越えていける自信がつきました。
今この時代にいる自分はどう生きていこうかがわかり、書籍を読み終わったあとは心が温かく、笑みがこぼれていました。
不思議な運転者に私も会いたいような気がしましたが、この本を読んで 間接的に運転者から大事なことを気づかせてもらったので 私も実践あるのみです。
自分がいかに恵まれているのかも納得しました。
(10代 女性)
***
途中から涙が止まりませんでした。
人の愛情。
ご縁。
私も同じ考え方ですが
まだまだ行動が少ないので
微力でも、もっと次の日本、世界の為に頑張ろう、と思えました。
自分の生かされている意味が実感出来る人生をいきたいと思わしてくれる素敵な物語でした。
(60代、女性)
※Amazon本の紹介より引用
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(ここまで)
■頑張っているものの、
うまくいかない日々に、
愚痴をこぼしたくなる40歳。
それが、物語の中で
世代を越えて受け継がれてきた愛情と、
自らの生きる方向を見出していく
感動的な物語です。
ぜひ多くの頑張っている人に
受け取って欲しい一冊だな、
と感じました。
いやはや、素敵な本でした。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<今週の一冊>
『運転者 未来を変える過去からの使者』
喜多川泰 (著)
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