相模女子大学大学院の「社会課題×ビジネスの対話会」に参加して思うこと
(本日のお話 1701字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は、大学院の繋がりで
「社会課題×ビジネス」
のワークショップに参加をしてまいりました。
本日はそこからの学びについて、
皆様にご共有させていただければと思います。
それでは早速まいりましょう!
タイトルは
【相模女子大学大学院の「社会課題×ビジネスの対話会」に参加して思うこと】
それでは、どうぞ。
■先日、卒業をした
立教大学大学院の繋がりで、
相模女子大学大学院
社会起業研究科に訪問し、
『ビジネスとソーシャルの接点を考える』
というテーマで
組織開発手法であるあるワールドカフェ
オープン・スペース・テクノロジー(OST)
などを活用した対話会に参加をしてまいりました。
■正直、「社会課題」と言われると、
少子高齢化、女性活躍、環境問題、
地方過疎化、経済格差などなど、
”大事だけれども、構造的問題で
自分が考えてもどうにもならなそうな問題”
として、
どこか自分の外側の問題として
捉えているところがありました。
■ただ、今回の機会に
”社会課題をビジネスで解決するために
難しいことはなにか?”
とか、
”その難しいことをクリアするために
何ができるのだろうか?
など、普段考えない問いを考え対話することで、
視点がグッと広がった気がするのでした。
■例えば、
>Q そもそも「社会課題」にはどんな種類があるのか?
→例えば、上記の少子高齢化、女性活躍、環境問題、
地方過疎化、経済格差、災害対策など。
その他、若者の雇用不安、教育格差、自殺問題
子どもの貧困などなど、他多数)
>Q、社会課題を解決する上で、課題となるものはなにか?
→ お金・人・世間の関心など。
特にお金はサービス提供者からお金を得られるものと
得られないものがあるが、お金を得られないもの(対象者が貧困層)などは
どのようにして持続可能にしていくのか?
>Q、「社会起業家になりたい」という人を、どのように育てるか?
→社会起業家にも、経済的なリスクはあるのでは、
また「志」のようなものをどのように育むべきか、
子供時代の経験、当事者意識をどのように育むか?など
などなどの問いを考えてみたのでした。
■すると、そこには確かに、
お金を回りづらいけれども、
我々が切っても切り離せない課題が
身近に存在している事に気が付きます。
それが、即当事者意識となり、
「自分が何かしよう」とはならないとしても、
こうした機会があることで、
世間を見る視点が、少しだけ広がるのだな、、、
そんなことを感じるのでした。
(ちなみに応援させていただいている
病児の付添のお母さんを支援されている
『NPO法人キープママスマイリング』
https://momsmile.jp/
という団体があるのですが、
これも代表の光原さんの想いを聞くことで、
こうした支援を求めている人たちがいるのだと共感し、
またそのような活動をしている人に尊敬の念を覚えるのでした。
こうした活動に、寄付することでも、
新しい視点を持つこともできるのかも、とも思います)
■また、もう1点思ったのが
「越境学習」
の効果です。
今回、相模女子大学大学院
社会起業研究科の授業に参加いたしましたが
この学科では、
この持続可能で多様性を持った社会を考え、
それらの社会的課題が生まれる
構造的問題を捉えた上での
「社会起業家(ソーシャルアトレプレナー)」
を養成する大学院とされています。
(ちなみに女子大とありますが、
大学院なので、男女問わず入学可能です)
※相模女子大学大学院 社会起業研究科
https://www.sagami-wu.ac.jp/graduate_school/gsse/
■調べたところ
・学費は国立大学並みの年間60万円
・仕事と両立できる授業
・授業は年間6~7か月
平日(週2、3日)19:00~と土曜日の昼間に開講/平日はオンライン授業
とのことで仕事との両立も可能な内容だそう。
参加をされている人も、
20代~60代まで幅広い人が集い、
学ばれている様子でした。
こうしたことも、外に出て、
体験をすることで選択肢が広がる、
という一つの例だな、と思ったのでした。
■家→会社→コンビニ、
みたいなトライアングルのような
ルーティンを送っているとすると、
視野はなかなか広がりづらくなります。
その中で、一歩外に出てみることで
色んな観点が得られるので、
こうした活動は月並みではありますが
改めて大事なことだな、、、
そんなことを思った次第です。
今日は短めに。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
明日死ぬかのように生きよ。
永遠に生きるかのように学べ。
マハトマ・ガンディー
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