メールマガジン バックナンバー

3363号 2023年5月9日

妻からもらったフィードバックの話 ~傷つくほうが気づきも多い~

(本日のお話 1733字/読了時間2分)

■こんにちは。紀藤です。

昨日は、システム系の会社の
入社4年目の方を対象とした強みを見つける
「ストレングス・ファインダー研修」の実施でした。

今週来週は研修続きの毎日なので
集中してやっていきたいと思います。



さて、本日のお話です。

今日は「フィードバック」にまつわる
ちょっとした体験談について
皆さまにご共有させていただければと思います。

それでは早速まいりましょう!

タイトルは

【妻からもらったフィードバックの話 ~傷つくほうが気づきも多い?~】

それでは、どうぞ。

■今月から、
このメルマガのいくつかの内容を
「note」等のSNSに展開をしていく取り組み
を開始していきます。

友人でSNSを先に始めている方にも
お手伝いをしてもらって、

メルマガ×Note×Twiter

という展開を考えているのですが
いかんせん、そうした取り組みをしたことがないので、
どうすればよいかがよくわかりません。

■まずは

”「note」の固定記事を作ろう”
(=自己紹介をするような内容)

という話になり、
GWに作成していたのでした。

そして、その内容について
妻に見てもらい、いわゆる

”フィードバック”

をもらおうと試みました。

私「この記事、読んでどう?
noteの固定記事としてだけど・・・」

まあ、いんじゃない?
くらいの返答がくるだろう、と予測しつつ。

すると、妻はこう答えます。

妻「長っ・・・。
そして、情報商材の臭いがする。
これって誰向けに書いているんだっけ?」

「あと、これだと、
自分のカラーが出ていないと思う」

、、、。

■率直なフィードバックです。

・長い
・情報商材の匂いがする
・自分の色が出ていない

うーん。。。

それなりに時間がかかったこと、

そして「いいんじゃない?」くらいで
返ってくると思っていたので、
気持ち的に油断していました。

グサリときたのでした。

■そして、器の小さい私は
このように返します。

私「いやいや!
でも、ちょっとはいいところあるでしょ?

GOODな点も言ってよ。
goodとmottoでそれぞれお願い。

じゃあ、もう一回」

(我ながら小さい・・・)

一応、遊び感覚も含めて、
再度リクエストしました。

すると、妻は律儀にやってくれました。

妻「GOODは、一生懸命書いているのは伝わってくるよね。
時間をかけたプロセスが見えるし・・・

Mottoは、対象が見えないことかな。
誰を対象にしているのかが見えづらいとか」

とのこと。

実際はもっと長いですが、
少し柔らかくなりました。

■最初のフィードバックは

時間をかけた仕事が
「否定のみ」でフィードバックが来たので
グサリときました。

ゆえにGOODとMOTTOで
言ってもらったほうが受け取りやすい

とも思い、

その痛みを緩和しようと、
妻にリクエストをしたのでした。

■、、、しかし、

面白いもので言われて気づいたのが、

”前者(ストレートに言われた)のほうがよかった”

と思ったということ。

特に
「変えたほうがいいのだ」というメッセージについては
よりインパクトが大きいと実感しました。

ゆえに、感想として

私「やっぱりストレートに
言ってくれたほうがインパクトあったね」

妻「、、、一体なんなんだ」

と話は終わりました。

■この出来事から、ふと

「フィードバックの作法」

について思い出しました。

ネガティブなことを伝えるのは
とても耳が痛いもの。

しかしながら、

『「改善すべきこと」は
ストレートに伝えたほうがよい』

という話です。

■信頼関係がない場合は

耳の痛いフィードバックは
”あなたに言われたくない”とも思われるリスクもあるので
受け取りづらくなるため、

文脈によっては工夫(下準備)が
必要ということもあるでしょう。

そんなときは、GOODとMOTTOなどの
パターンでフィードバックするのも
有用なのだと思います。

しかし、
日頃からの信頼関係があるのであれば、

GOODとMOTTOで伝えて
言いたいことを濁すよりも、

『誠実さと覚悟を持って、
ストレートに伝える』

ほうが、より効果的であるのかもしれない、
そんなことを実感した、

という話。

■妻は、その際

「厳しいこと言ったけど、
かなり誠実に伝えたと思うけどなあ」

と言っておりましたが、
まさにそうした姿勢は伝わっていましたし、
そのほうが行動変容には繋がりました。

単純に私が、ズキリときたのを
ごまかしたかっただけです。

ということで、「フィードバック」にまつわる
ちょっとしたエピソードを通じて、
フィードバックも、文脈をみて、

GOODとMOTTOだけではなく
緩急をつけたり、
時にズバリというなど
柔軟に行うことが大事なのだろう、

そんなことを思った次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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<本日の名言>

忠告はめったに歓迎されない。
しかも、それをもっとも必要とする人が、
常にそれを敬遠する。

チェスターフィールド
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