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3401号 2023年6月16日

内的対話は、8割がネガティブなものである。だからこそ・・・

(本日のお話 2256字/読了時間3分)

■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件のアポイント、
ならびに4件のコーチング。

また夕方からは大学院の仲間との
共同プロジェクトの打ち合わせや
先日から通い始めた不動産塾への参加でした。

内容もしかり、来ている人の層もしかり、
人事系のものとは全然違って、面白いです。



さて、本日のお話です。

定期的に
「やっぱりそうだよなあ」と
思い返しては忘れ、そして

「やっぱり大事だ!」と再度思い返す、
教訓のごとき話があります。

それが

”ポジティブな姿勢の大切さ”

です。

、、、というと、

なんだか精神論、あるいは
自己啓発的な匂いを
感じてしまうかもしれないのですが

このことについて、
先日あるSNSの投稿を観ながら
思うことがありました。

今日はそのお話について思うことを
皆さまにご共有させて
いただければと思います。

それではまいりましょう!

タイトルは

【内的対話は、8割がネガティブなものである。だからこそ・・・】

それではどうぞ。

■先日、

Twitterで以下のような
つぶやきが投稿されていました。

心理学で役立つ知見を
ふんだんに盛り込んで発信いただいている
Masako Otsuka さんの投稿です。

早速ですが以下、
引用させていただきます。

(ここから)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

普段、私達の頭の中から浮ぶ独り言を
「内的対話」といい、
約8割がネガティブなものです。

これは本来人間に備わっている安全欲求から起こるもので、
内的対話がネガティブなのは自分を守るためです。

ですから、ネガティブな感情が起るのは自然な事で
「ネガティブな自分=ダメな自分」ではないのです。

ただ「自分はダメだ」等のネガティブな内的対話は、
過去の失敗や未来への不安に意識が向いている時に起こりやすくなります。

そして、ネガティブな内的対話を繰り返していると、
ネガティブな自己認識をさらに増加させる
「負のループ」が生まれてしまい、
自己否定感が増強されてしまうので要注意です。

※引用:「Masako Otsuka Self-Healing Lab」 6月12日のTwitterより

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(ここまで)

■この投稿を読んで

なるほどなあ、、、
と腕を組んで納得してしまいました。

「内的対話は
約8割がネガティブなものである」

「ネガティブな内的対話を繰り返すと
ネガティブな自己認識が生まれ、
自己否定感が強くなる」

とのこと、感覚的に
大いに納得しました。

(残念ながらという根拠となる元情報には
現段階でたどり着くことはできなかったのですが
NLPなるものが出典だそうです)

■私事ですが、

数年前までは、
ネコまっしぐらならぬ、
「ポジティブまっしぐら」的なスタンスで

・「積極的意識の更改」 by中村天風
(消極的な言葉は口にしない、
意図的に、ちょっと強引でも
前向きに自分に暗示をかける)

・「アファメーション」 byポジティブ心理学
(自己肯定感を高める言葉を意識的に自分に投げかける)

などを、最良のものとして
頻繁に活用していたように思います。

■しかし、
人は環境に影響を受けるもの。

勝手にそう思っただけなのですが
大学院に入って学びを深めるにつれ

乱暴にいえば

「ただ、ポジティブでいよう!
だけだと、なんだか頭が悪そう」

と思ってしまったり

「クリティカル(批判的)、
分析的な視点ってカッコいい」

と元々の分析的思考の弱さに対する
苦手意識の反動ゆえか

そうした

”明るく、前向きに”

的なスタンスを、
意識して無理にしないようにしていました。

■自己啓発的なもの、
直感的、スピリチュアルなものは

「科学的ではない」

と思えることも少なくありません。

ポジティブ心理学に対しても
その裏側から見た否定的な見方では
胡散臭い、という意見もありません。

ゆえに、

本当は好きだし大事にしたいけれど
意図的に距離を置いていた、、、

そんな近年であった、と感じます。

■ですが、
大学院を卒業して、
授業がなくなって時間ができました。

すると、
(前より時間があるので)
「内的対話」がいつもより多くなりました。

前述の

”意識して、前向きに
意識を持っていこうとしない姿勢”

も相まってか

「内的対話の8割がネガティブ」

そして、

「ネガティブな内的対話で
自己肯定感が下がる」

という負のスパイラルが
加速していたな、、、

と最近の自らを省みて、
なんだか行動を躊躇する自分を見て気づいた、

、、、という話です。

■この話が、皆様にとって
当てはまるのかどうかはわかりません。

ただ、もし私(紀藤)のような

”放っておくと、
自らを追い込む
内的対話をしてしまう”

傾向がある人であれば、

ネガティブな内的対話を中和するような
心がけを持ったほうが、
心身健やかに過ごせるのかもしれません。

それはたとえば、

・「困った、情けない、不安である」
という言葉を意図的に遠ざける

とか、

・「自分はまだ成長できる」
と意図的に自分を鼓舞する

みたいな、

単純ではありますが
自らへのエールのようなもの。

■何かを行うときに、

「自己効力感」
(自分は◯◯ができると思えること)

がなければ、
新しいことに挑戦する一歩を
踏み出すことは難しいものです。

だからこそ、

『内的対話をポジティブにいられるよう
マネジメントする』

ことは、

日々、精神的な安定感を持ち、
意識して自己効力感を感じるためにも、
大事なことであると思いますし、

最近復活させたところ、
やっぱり元気になってくるものだな、

と感じております。

意識せずに放っておくと、
1日過ごした衣服や身体のように
ホコリや汗にまみれてしまうのも
「心」のようなもの。

「心の洗濯」として、
自分にも意識的に前向きな言葉を
投げかけていきたいものだな、、、

そんな事を思った次第です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>
自分の体は清潔にして、よく光らせておくのがよい。
あなたは窓だ。透明にしておかないと世間がよく見えない。

バーナード・ショー
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