「ときめき意思決定」を大切に
(本日のお話 1774字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は1件のアポイント。
その他、企画や準備等。
夜は立教大学 大学院の授業
「人材開発・組織開発実践論」の
サポートでした。
参加者としてもワークに入らせていただきましたが、
とても楽しく、贅沢な時間でした。
(企画・運営頂いた皆様、ありがとうございました!)
改めて対話の可能性を感じさせられた次第。
*
さて、本日のお話です。
何かを選択する際に、
「情か理か」
という
感情と合理性の間で
選択に毎度悩むことがあるな、、、
と感じています。
そんな中で、
ふと毎度のことながら
妻との会話において
”選択の場面で
役に立つ合言葉”
についての気づきを得ました。
そして、
その合言葉を心がけつつ、
日々生活をすることが
毎日を精神的に豊かにしてくれるな、
と個人的に感じることがございました。
、、、ということで、
本日はそのお話について
皆様にご共有させていただければと思います。
それでは参りましょう!
タイトルは
【 「ときめき意思決定」を大切に】
それでは、どうぞ。
■いつからでしょうか、
気づけば物事を決める際に、
「合理性」
で選択する機会が
増えていったように思います。
・こちらの方が、役に立つ
・こちらの方が、得である
・こちらの方が、汎用性がある
・こちらの方が、周りが納得しそう
と、いうように。
■こうしたことが
反省される出来事で
先日のこんなことがありました。
私が、ビーサン(ビーチサンダル)を
ネットで購入しようとしていたときの話。
(夏ですね!)
私「黒と青のほうがいいかなあ。
それとも青と水色のほうがいいかなあ。
黒のほうがあんまり派手じゃないし、
使い勝手良さそうだし。。。
ねえ、どう思う?」
と、私。
うにょうにょ言いながら、
妻に、聞いてみます。
するとこう帰ってきました。
妻「どっちがときめくの?」
■そう、ふと思い出せば、
いつもこのパターン。
私は服、インテリアなど、
特に感性を重視するものについては、
意見があまりありません。
ゆえに、
その方面に明るい妻に
毎度のこと意見を仰ぎます。
すると、毎回返ってくる答えは
「ときめくのはどっちか」
という問いなのでした。
そして、そう言われると、
やっぱり”ときめく”ほうはあるものだ、
と気付かされます。
■物事を決める際には、
「感情」と「合理性」
という2つの間で
揺れることが大いにあるものです。
表現を変えると、
「なんか惹かれる」VS「役に立つ」
とも言い換えられそう。
そして、大体
”よくわからないけど
なんか惹かれる(感情)”
というのは言葉や意識で捉える
表層的な部分よりも、
もっと深い部分にあります。
氷山で例えるならば
・言葉
↓
・思考
↓
・感情
となっていくイメージ。
感情の部分はどうしても
氷山の下の部分にあって
なんとも言葉にしづらいです。
しかし、心の奥底の
言葉にできない”感情部分”が
納得するかどうかが、
実は大事だったりします。
職場でいうと
「あの上司が言っていることは正しいけど、
好きじゃないから従わない」
みたいなこと、ありますよね。
そう、見失いがちですが
「感情」は大事なのです。
■先日から学び始めた
不動産投資の塾で、
ウォーレン・バフェット氏が語ったとされる
ある言葉が紹介されていました。
いわく、
”「感情」ではなく、
「経済的合理性」で判断せよ”
とのこと。
投資を成功させるには
この考えに徹する事が大事だそうです。
(私は素人なのでよくわかりませんが)
そして資本主義の世の中では
まさにこうした考え、つまり
”「合理性」「効率性」こそが正義”
という社会通念がある気がしますし、
それが無意識に自分に影響を与えているかも、
ともサンダルの選択をしながら、
考えてしまったのでした。
■しかし、当たり前ですが
我々は「合理性」のために
生きているわけではありません。
確かに役に立つし、
汎用性もあるかもしれないけど、
それだけで判断しないところが
面白さのようにも思います。
と、したときに、
色々考えて悩んだときに、
意思決定に役立つ合言葉として
『その選択は”ときめく”か?』
という観点で考えてみること。
すると、
意外と自分が納得する、
見えていない願いに気づく、
後悔がない選択に近づくのかもしれない
そんなことを思いました。
”ときめき”なぞ
青春時代を過ぎてから
なかなか使わない言葉になりましたが、
大人だってときめきたいし
そうした感性を持ち続けることを
大事にしたいな、、、
と思った次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
創造性を得るには、
確実性を手放す勇気が必要である。
エーリヒ・フロム
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