私にとっての日常は、あなたにとっての非日常
(今日のお話 1156文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は3件のアポイント。
11月の四半期末のため、
色々とバタバタとし始めております。
「緊急じゃないけど、重要なこと(=第二領域)」を
忙しさにかまけて後回しにしていると、次第に、
「緊急かつ重要なこと(=第一領域)」
になってくることと感じます。
ああ、おそろしい。
計画は大切ですね。
さて、本日のお話です。
ある人から、
「自分の視点を変える方法」
について話を聞きました。
当たり前な話ですが、
最も効果的だと私も感じる内容でしたので、
皆様に共有したいと思います。
■「自分に劇的な変化をもたらしたければ、
自らのパラダイム(物の見方)を変えなければならない」
これは、7つの習慣の
コヴィー博士が言った言葉。
そして、実際その通りなのでしょう。
しかしながら、
”自分の物の見方”なんてなかなか簡単に変わらない、
それが出来れば苦労しない、
という声もしばしば聞くようです。
では、どうすればよいのか。
どうすれば「物の見方」を変えられるのか。
この時に、私がお世話になっている方が、
こんなことを言っていました。
「物の見方を変えたければ、
100人の人と会って、飯を食え。」
と。
■これも当たり前の話ですが、
私たちはそれぞれ、
育ってきた環境も、
読んできた本も、
出会ってきた人も、
携わってきた仕事も、
全部違います。
だから、当然ながら、
それぞれにとっての、
日々の”当たり前”は違うわけです。
例えば、
私は人と会うことが仕事。
ふと振り返ると、
この2年間で数えれば約1000名を超える方と、
名刺交換をしています。
そして、これは私にとっての
”日常”であり、”当たり前”ですが、
きっとある人にとっては、
「そんな人もいるんだ」
と思われるかもしれません。
逆に、研究職として、1日中ラボに入り、
知的な仕事をし続ける人の日常は、
私にとっては”非日常”です。
想像がつきません。
はたまた、
どこかの偉い経営者が、
どんな話を誰として、どんな毎日を送っているのか。
これもまた、
その経営者にとっては当たり前でも、
私にとっては”非日常”です。
話を聞いたら、目からウロコの話もたくさんあるのでしょう。
そして、もし、です。
自分と全く違う人々の
”日常の話”を聴く機会が
それこそ100回以上あったらどうか。
きっと、「自分の当たり前」の感覚は、
少しずつ影響を受け、
変わりうるのではないでしょうか。
劇的に変わらないにせよ、
何かしらの影響は受け、既成概念に影響を与えるはず、
私はそう思います。
■繰り返しますが、人は、
それぞれにとっての「当たり前」が違います。
いうなれば、
【私にとっての日常は、あなたにとっての非日常】
です。
人と多く会い、語ることで、
”他の人の日常は、自分の日常と違う”
ということを数多く知り、肌で感じること。
それが”自分の物の見方”に、
大きな影響を与えるはず。
人は”見聞きしたもの”しかイメージができない、
と言われます。
だからこそ、
多くの人の人生の多様さを見聞きすることが
自らの視野を広げることになり、
ひいては、
自分を変えるきっかけになるのだろう、
そのように思う次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。