キムタクは、キムタクたるべく、"キムタク的 準備"を怠らない"
(今日のお話 1805文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
本日はこれから「ダイヤモンド経営塾」にて
お友達になった皆さまとゴルフ。
そしてコースに出るのは3回目です。
ゴルフスクールで練習はしたものの、
準備不足感は否めず、ちょっと心配です。
とにもかくにも、
楽しんでまいりたいと思います!
*
さて、本日のお話です。
ゴルフにも通じますが、
プレゼンや商談、ミーティングなど
特に仕事においては、
”本番に向けての事前準備”が、
とかく重要だと言われます。
本日は、この「準備に臨む姿勢」について、
非常に参考になるお話を聞きましたので、
皆さまにご紹介をさせて頂きたいと思います。
それでは、どうぞ。
■「ハウルの動く城」という映画がありますね。
これは、日本が誇るアニメ界の
巨匠であるジブリの作品です。
ご覧になられた方も、
きっとたくさんいらっしゃるかと思います。
(面白いですよね!)
さて、この中で、主人公の一人である
「ハウル」の声優役を、
誰がやっているかご存知でしょうか?
このハウルの声優は、
キムタクこと「木村拓也」さん。
当時、話題になりました。
この裏話について、
『ジブリ汗まみれ』というポッドキャスト(ラジオ)番組で、
面白い話が紹介されていました。
(ちなみに、ジブリ汗まみれとは
ジブリで宮崎駿監督のパートナーであり、
総合プロデューサーとして活躍をしている鈴木敏夫氏が、
ジブリ作品や、世の中の色々なことについて放談をする、
緩くて楽しい番組です。)
その中で、鈴木敏夫氏が、
「キムタクがハウルの声優になるまで」の、
エピソードを語っていました。
こんな内容だったと思います。
~~~~
鈴木氏
「最初ね、ジャニーズ側から、オファーがあったんだよ。
木村拓也が
『ジブリ作品にチャレンジしてみたい』
って言ってる、って。
最初は、「キムタクかあ、、、」と思ったけど、
とにもかくにも、オーディションに来てもらったの。
ちなみに、オーディションの時は普通、
台本を持って役を演じるのね。
、、、ところが、驚いたことにキムタクは、
『セリフを完全に覚えてきた』んだよ。役者みたいに。
それで、何も見ずにハウルを演じた。
そして、彼が演じるハウルの第一声を聞いたとき、
直感で、「いいじゃん、、、」って、思っちゃったんだよねえ。」
~~~~
■どのように感じましたでしょうか。
私は、このお話を聞いて、
「キムタクすげえな」と純粋に思うと同時に、
”プロとしてのあり方”
を考えさせられたように感じました。
だって、別に公の舞台ではないから、
報道をされることもないわけです。
わざわざセリフを完全に覚える必要もないし、
ジブリから求められたわけでもない。
それでも、キムタクは、
自ら「チャレンジしたい」と宣言をし、
そしてそのことに対して、
「セリフを完全に記憶をする」くらい”完璧な準備”をして、
本番に臨んだわけです。
普通にプロとしてスゴイですよね。
*
キムタクと言えば、
誰もが知る一流アイドル。
常にトップを走ってきた大御所です。
だからこそ、顔も利くだろうし、
キムタクだからこそ、
集まってくる仕事もあるはず。
キムタク、キムタク、と
世間から祭り上げられる。
だから「俺はキムタクだぞ」ごとき
”驕り”が、本人にも生まれてもおかしくはない。
でも、この話から伝わる彼の姿は、
謙虚で、努力家で、プロたるべく真剣さしか感じません。
■そして、思ったのです。
もしかして、「キムタクだから仕事が集まる」のではなく、
”『キムタクはキムタクたるべく、最高の努力をしている』 。
だからこそ、彼は常にトップを走り続けていられるのではないか”
と。
世間が求めるキムタクであり続けるためには、
常にカッコよく、完璧でいなくてはなりません。
”現状維持のキムタク”なんて、
おそらく、誰も見たくないでしょうから。
だからこそ、期待に応え
彼はその”役割”を全うするためにも、
”『キムタクたるべく、キムタク的 最高の準備』
でハウルのオーディションにも臨んだのではないか”
そのように感じるのです。
■そして、このエピソードを私達に当てはめて考えてみると、
学ぶことも多いはず。
”自分がそこそこ頑張っている、その分野の「二流」である”
と捉えたら、その努力の質、
準備の仕方も、「二流」でしょう。
しかし、キムタクのように
”自分のことを、その分野の「一流」である”
と考えたら、どうか。
考え方も、やるべき行動も、
準備の仕方も、努力の仕方も
全ての基準がぐっと高くなるはず。
そうすれば生み出す結果も、
おのずと変わることは想像に難くありません。
『「自分への意識」を変えることで、行動が変わり、結果が変わる』 わけです。
私たちは、キムタクにはなれませんが、
自分が専門とする分野において、
自己を成長させ、より高い成果を生もうとするのであれば、
【キムタク的 最高の努力】
【キムタク的 最高の準備】
を心がけ、常に期待を超えていきたい、
そのように思う次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も、皆様にとって素晴らしい1日になりますように。