妻の脱毛器で、すね毛をツルツルにして気付いた3つのこと
(本日のお話 2674文字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
三連休ですね。私は昨日の日曜日は、息子と公園めぐりにいってきました。
近くの公園をひたすら回ってご飯を食べるという、楽しい時間でした。
休みは良いですね。
*
さて、本日のお話です。
突然ですが先日、「スネ毛をつるつる」にしました。
具体的にいうと、妻に誕生日プレゼントとして買った光脱毛器を、自分のスネ毛に押し当て続け、結構ツルツルになりました。
ネタのようですが、真面目に脱毛には「老若男女、かなりのメリットがある」と感じており、今日はその話をお伝えさせていただければと思います。
よろしければ、お付き合いください。
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<目次>
アスリートが毛を剃る理由
『触れることの科学』からの示唆
妻に光脱毛器をプレゼントしてみた
「毛」をなくす3つのメリット
(1)触れると気持ちいい、日焼け止めが塗りやすい
(2)脱毛で「生産性」もアップする
(3)来たるべき介護に備えて
まとめ
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■アスリートが毛を剃る理由
「スネ毛を剃ると、空気抵抗が減って、速くなるらしい」。
私の「毛」にまつわるきっかけの話です。
数年前、トライアスロンにハマっていたとき、仲間の一人からそんな話を聞きました。「ああ、だからトライアスロンとかランニングやっている人って、スネ毛がツルツルなのか」。そう静かに思った記憶があります。
毛を剃って、風の抵抗を減らすのは大事、、、か。
自分もやってみよう!と思い、ジレットの三枚刃を片手に、生い茂った雑草(スネ毛)を刈り上げました。顕わになる地表に静かな興奮を覚えつつ、思春期以降、生まれて初めて毛を処理しました。
結果、トライアスロンのタイムが上がったかどうかはわかりません。
しかし、いくつかの思うことがありました。
主に、以下の2つです。
1,日焼け止めがスネ毛に絡まない(塗りやすい)
2,布団が肌に触れて気持ちいい
新しい行動には、新しい気付きがある。
経験から一つのことを学びました。
■『触れることの科学』からの示唆
さて、上記の「2、布団肌に触れて気持ちいい」について、ある科学的な著書『触れることの科学』でそのメカニズムが触れられていました。
以下、該当箇所を引用いたします。
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大学時代にチャックという筋肉隆々の競泳選手の友人がいた。チャックは定期的に腕や脚や胸の毛を剃っていた。つるつるの体のほうが早く泳げると信じていたのだ。
私は、彼が毛を剃る動機が純粋に水力学的なものだけなのか、少しばかり疑っていた。その点をついてみると、チャックは目をきらりと光らせ、それからゆったりとした低温で打ち明けてくれた。
「正直、泳ぎが速くなるかどうかはわからない。でも、ベッドに潜り込むときのシーツの感触が、たまらなくいいんだな」。
※デイヴィッド・J・リンデン(2019), 『触れることの科学 なぜ感じるのか どう感じるのか』P77
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この後に、科学的な触覚の感覚についての理論が述べられるのですが、そこはおいておきます。
いずれにせよ、この部分を読んで、首がもげるほどうなづきました。
そう、そうなのだ・・・!シーツが気持ち良いのだ。
もっというと、息子を足の上で遊ばせているとき、肌が触れ合う感覚が気持ちいい。
他のつるつるのアスリートの人が、本音でどう思っているかはわかりません。しかし、私にとっては「肌に触れる感覚が気持ちいい」だけで、「毛を剃る」十分な動機になるように思えました。
■妻に光脱毛器をプレゼントしてみた
そんな記憶があったからでしょうか。昨年、妻への誕生日プレゼントに、「脱毛器」を贈ることにしたのでした。
提案をしてみると、「いいね。ほしかったんだ!」と乗り気な妻。
Panasonicの光脱毛器が値段的にも良さそうだったので、こちらを選びました。それなりのお値段ですが、お店よりも格段に安いようです。
もちろん、「妻へのプレゼント」として、です。
しかし、ご想像の通り、気付いたら、なぜだか圧倒的に私のほうが使っていました(笑)
ちなみに、使い方は、毛を一旦剃って、光を照射していきます。
光で毛根を焼いて毛を生えなくする、というメカニズムのようです。
1週間に1度くらい、何度か照射していくと、段々と毛が生えなくなっていきます。
合計5~6回光を照射していったら、段々とスネ毛が生えなくなっていくのが面白く、大体3ヶ月くらいでワンセット完了しました。
場所によっては、チクリと痛むこともあるのが難点です。
■「毛」をなくして気付いた3つのこと
さて、こうしてトライアスロンから始まった「毛」との離別から、光脱毛器でスネ毛を本格的になくした話をしました。
そして、個人的な結論ですが、「毛はないほうがいい」が答えです。
その理由について3点まとめます。
(1)触れると気持ちいい、日焼け止めが塗りやすい
肌が弱いためランニングのたびに「日焼け止めをしっかり塗る」ことが必要です。ランニングのときに、日焼け止めを塗りやすいのは、大きなメリットです。
毛に絡まってロストした保湿剤や日焼け止めを考えると、これからの人生、決して悪くない投資だと思われます。
加えて、先述のように「触れる感覚が気持ちいい」ことも大きい。
夏の暑い日に、ひんやりしたシーツの感覚が伝わってくること、息子(3歳)との触れ合いが気持ち良いこと、プライスレスです。
(2)脱毛で「生産性」もアップする
また、この話を友人にしたところ、その方は「ヒゲ脱毛」をしたとのことでした。(私はまだしていませんが)
曰く、五枚刃の髭剃りでも、10分くらいかかり、またカミソリ負けしてしまい肌も荒れてしまう。また昼には青くなってきて見た目的にも気になってくる、、、とのことでした。
そうして、ヒゲ脱毛をやったそうなのですが、「朝の時間にゆとりができた」と言っていました。確かに、男性の場合、ヒゲ剃りを毎度やることを考えると、「おしゃれヒゲ」をしたい人は別としてなくても良いのではないか、とすら思います。なので、私も現在チャレンジ中(?)です。
(3)来たるべき介護に備えて
また、これも言われることですが、自分が介護を受けることになったとき、いわゆるデリケートゾーン周辺部分の毛はかなりのストレスになると聞きます。
ややハードルが高まりますが、別に「毛」はなくても全く困らない、むしろ不要であるくらいに思っているので、いっそのこと全部なくしてもいいのでは、とすら思うこの頃です。
■まとめ
人は進化の過程で、色々なものが不要になってきた、と言われます。
私も「扁桃腺」を手術で取りました。
どうやら、これも生きる上では特に必要ではないらしく、耳鼻咽喉系が弱い私にとってはリスクでしかありませんでした。なので、手術で取りました。
「盲腸」などもその一つかもしれません。そして今回の「毛」も、もしかするとその一つなのかもしれない(!)と思ったりするこの頃です。
「脱毛」というと審美的なイメージが先行することも少なくないと思います。しかし、それはもとより、上記の様々なメリットがあるのが脱毛である、ということをお伝えしたかったのが本記事の趣旨です。
ということで、光脱毛器、おすすめです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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