「サムライ塾」で、世界の見方が変わった話
(本日のお話/1885文字 読了時間2分半)
■こんばんは。紀藤です。
土曜日は、朝から10月から通い始めた
「サムライ塾」なるものに終日参加してまいりました。
「サムライ塾」というと、
いかにも怪しい名前ですが、
参加している人はかなり真面目です。
誰もが知る、◯◯コンサルティングとか、
誰もが知るIT企業、
数十人の社員を抱える社長に、
英語ペラペラの帰国子女。
とにかく、なんかスゴイ方ばかりです。
恐らく私が最も、一般ピープルに近い。
そんな感じです。
そんな素敵な仲間と共に、
この2週間で、かなりの本を読み、
「世界が変わる感覚」を覚えました。
と、いうことで
今日は月並みですが、
「学ぶこと、知ることの大切さ」
について、最近の私の活動も含め、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■サムライ塾。
もう、名前からして気合が入っているこの塾は、
「世界に誇れる日本人リーダーをつくる」
という名目で実施されている、
ある外資系会長が個人的に実施されている私塾です。
そして、この塾には、
なかなかハードな宿題がでるのです。
今回の課題が、
世界情勢に関する本を読み、レジュメをまとめ、
そして、
「21世紀はどういった時代になるのか?」
「そんな時代で我々はどう生きるべきなのか?」
について発表する、
そんな課題に取り組んで参りました。
■皆、時間がない中、約1週間で読み、
レポートをまとめた本は、以下の通り。
『2030年 世界はこう変わる アメリカ情報期間が分析した17年後の未来』(編:米国国家情報会議)
『戦後経済史』(著:野口悠紀雄)
『1500万人の働き手が消える2040年問題』(著:野口悠紀雄)
『自滅するアメリカ帝国 日本よ独立せよ』(著:伊藤貫)
『中国4.0 暴発する中華帝国』(著:エドワードルトワック)
改めて並べてみると、
なかなかキツい宿題でした(汗)
と、いうのも、
宿題として出されなければ、
間違いなく、本屋でも見向きもしない本でしたし、
明らかに苦手な類な本。
「こんな難しそうな本読むのは、
おじいちゃんか、専門的なマニアックな人くらい」
なんて思っていました。
(恥ずかしながら)
■しかしながら、実際に読んでみると、
なかなか面白いのです。
なんというのでしょう。
「自分が知っている世界が、いかに小さかったのか」
ということ、痛感したのです。
言葉で何と説明したらいいのか、
わからない感覚的な話です。
しかし、しばしば言われるような、
「井の中の蛙 大河を知る」
みたいな感覚であり、
「虫の目でなく 鳥の目で見る」(俯瞰して見えた)
みたいな感覚であり、
はたまた、
「黒船来航で、文明の圧倒的な差に驚愕した」
(とまでも言わないにせよ)
そんな驚きや、問題意識を持たされた、
そう、感じたのです。
■人は、自分が知っている範囲のことしか、
問題意識が持てないもの。
想像を超えた範囲内の話は、
現実味がなく、興味・関心が持てるはずもありません。
だから、きっと、
100歳のおじいちゃんにとっては、
「”きゃりーぱみゅぱみゅ”って何?」
になるかもしれませんし、
逆に、スマホゲームしか興味がなく、
特に社会的なことに興味がない若者にとっては、
国会やニュースで、
”自分とどう関わるのかよくわからない世界情勢や憲法改正の話”
が繰り広げられていても、
なかなか興味が持てない、というのも
ある意味当然な気もします。
(私の偏見かもしれませんが)
■ですが、思うのです。
食わず嫌いでいるだけで、
一旦、その知識を入れてみると、
やっぱり気付きがある、ということ。
すると、今ニュースで言われている
・北朝鮮の問題がどういう影響が日本にあるのか?
・尖閣諸島の問題は、中国がなにを狙っているのか?
・日米安保条約がどうなるのか?
・米国の大統領選挙は日本とどう関わるのか?
・Brexitは世界にどういう影響があるのか?
などの背景が、
もっとよくわかるような気がするし、
興味を持ち、身近に感じられるようになる、
そんなことを思ったのです。
私は、まだその世界の、
片鱗の片鱗の片鱗をちょろっと知っただけですが、
それでも、そう思えます。
■今は、こういったニュースに関する、
かなりわかりやすいテレビ番組もあります。
「池上彰のニュースそうだったのか!!」(テレビ朝日)
とか、
「未来世紀ジパング」
とか、家族で見るのは
ぜひオススメしたいところ。
(私は、毎週妻と見ています。)
と、いうわけで、
長々と語ってしまいましたが、
改めて思うのが、
【「知らないことを知ること」で自分の世界を拡げることで、
世界がより興味深いものになる】
ということを、
胸に留めておくこと。
そんな姿勢が、この変化の時代、
大切なのではないかな、
と思った次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。