冬至には「来年の計画」を立てよう
(本日のお話 1334字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は終日オンラインでのチームビルディング研修でした。
色々とエキサイトする場面もある研修でしたが、
本当に人が織りなすライブのようなものだな、と気持ちが高揚した時間でもありました。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!
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さて、本日のお話です。
本日12月21日(土)は冬至ですね。
「冬至」は、1年で最も日が短い日。
今日はそんな「冬至」にまつわる小話について、ゆるりと書いてみたいと思います。
日記的なお話ですが、よろしければサラリとお読み流しいただければ幸いです。
それでは、どうぞ。
■冬至は「太陽が生まれ変わる日」
冬至の日を別名「一陽来復(いちようらいふく)」とも言います。
この言葉は、冬至の日以外にも、
・冬が終わり春が来ること
・悪いことが続いた後で、幸運に向かうこと
を意味するそう。
冬至を堺に日が長くなっていくため、「太陽が生まれ変わる日」ともいうらしいです。なんだか縁起がよさそうです。
そのため冬至は、一年の分岐点になるとも考えられるようです。
ゆえに、験担ぎ的に言うと、冬至は「前向きなこと」「未来に繋がること」を考えるとよい、とかなんとか。
(その他にも、「ゆず風呂に入る」「かぼちゃを食べる」「小豆がゆを食べる」などもおすすめだそう)
■「腹落ちする計画」には時間が必要
ある友人は「来年の計画は、”冬至”に行う」と言っていました。
理由は、「なんだか縁起が良さそうだから」らしいです。
ただ、この話を聴いて、験担ぎ的な意味以外にも「冬至に計画立てするのはいいな・・・」と共感したわけです。
特に、元旦に「今年の抱負」を書くような人、年明けに「今年の計画」を考える人にとっては、とてもいいタイミングだと思ったのです。
というのも、「年明けに今年の計画を考える」には罠があると思っていて、そうした「今年の計画のような大きな問い」は、1日で急いで書いても、あまり腹落ちするものができない、ことがままあると思うからです。
自分の腹落ちする計画立てには「熟成期間」が必要です。
一度考えて、2週間くらい空けて、もう一度考えてみる。
イメージは「下書きと清書」、あるいは「叩き台と本作成」みたいな感じでしょうか。
余談ですが、組織において「ミッションやビジョン」を作るときも、そう。個人の「パーソナルビジョン」もそう。間を空けて、何度も推敲を重ねて、期間を設けて作ったほうが、腹落ちしやすいのです。
書こうと思えば、それっぽく書くことはできます。
こうした「ビジョン」とか「1年の計画」みたいな、時間軸が長いことや抽象度が高いことはについて、腹落ちするものを書こうとすると、じっくりと考える時間がやっぱり必要でだと思うわけです。
じっくりと内省をするプロセスの中に「ああ、これが自分はやりたかったんだ」という方向性が見えてくるもの・・・少なくとも私はそんな風に感じております。
■冬至は「来年の計画」を立てよう
・・・という前提を持つと、もし「冬至に来年の計画を立てる」のは、割と合理的です。それが年明けに考える「今年の計画の叩き台」となるからです。
そして、それらが熟成されていい感じになった年末年始に「改めて腹落ちする今年の計画」を立てる、良い機会になるのかもしれないな・・・そんなことを思ったのでした。
特に根拠もない話ではありますが、何かを始めるのは「きっかけ」というのもよいものです。
せっかくの「太陽が生まれ変わる日」とのことですし、年末年始のまさに新しいスタート的な日に向けて、事前準備的に来年の計画を立ててみるのもよいのかも。そんなことを思った次第でした。
ということで、今日は家族キャンプへ行くので、家族を巻き込んで来年の計画を立てたいと思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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