滅私奉公でなく、活私奉公
(今日のお話 1225字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は3件のアポイント。
並びに社内打ち合わせなど。
*
では、早速ですが本日のお話です。
今日は、私が通っている英語&一般教養を学ぶ塾にて、
なるほどな、と思う話を聞きました。
ぜひ、皆様に共有させていただきたいと思います。
テーマは、
「滅私奉公でなく、活私奉公」。
それでは、どうぞ。
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【滅私奉公(めっしほうこう) ※ウィキペディアより】
一般的には、私心や私情を抑えて、
国家・地方公共団体・社会・世間などに対して奉仕する精神を意味する。
「滅私」は自身の利益や欲求を捨てること。
「奉公」は公や立場が上の者に奉仕すること。
個人主義 私利私欲の対局として扱われる。
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昔は、
「私利私欲ではなくではなく、
世のため人のために働きなさい」
そんな考えが、当たり前の
一つの美徳として考えられていたようです。
だから、今でも何となく、
「自分を我慢して(滅して)、
誰かのために見を捧ぐ、という
『滅私奉公』は美しい」
そんな価値観が、
未だ日本人の心に刻まれている、
そのように感じています。
■そんな中、私の通っている英語塾の塾長であり、
某有名外資系マーケティングリサーチ会社の
日本支社の会長でもあるF氏が、
こんな話を聞かせてくれました。
それは、こんな言葉。
「滅私奉公は、もう古い。
今は『活私奉公』の時代になんだよ」
そして、彼は続けました。
「昔は物がない時代だった。
俺たちが生きてきた戦後は、
生きるのに必死で、自分の欲とか
そんなことは言っていられなかった。
家族を守るため、
自分を滅しても、働くしかなかった。
でも、時代は変わった。
物が豊かになり、先進国の私たちは、
ただ暮らすだけでは満足できなくなった。
人は「自己実現」を目指すようになった。
自分の思うような人生を生きていて、
自分が誰かの役に立っている。
そんな感覚が、人を幸せにする時代になった。
つまり、今は、
己を活かしつつ、 そして奉公する
『活私奉公』の時代になったんだよ。」
■この話を聞いて、私は
「なるほどな」と思うと同時に、
とても共感いたしました。
昔の人の価値観はわかりません。
ただ、今を生きる中で、
恐らく誰しもが、
『自分の強みを活かせている』
と思うことができ、かつ、
『自分が楽しいことに携われている』
と思えて、加えてそれが、
『誰かの役に立っている』
と感じることができたとしたら。
きっと、この上ない喜びというか、
充実感を得ることができる、
そのように思うのです。
誰でも多かれ少なかれ、
・自分の強みを発揮したい
(性格とか特技とか、資質を活かしたい)
・何かしら「貢献」をしていきたい、
という気持ちは持っている用に思います。
自分を活かしつつ、
かつ、人の役に立てる。
そんな『活私奉公』の精神で
充実感を得ることができたら、
より毎日が活気づき、楽しく、
豊かな日々が送れるのではないだろうか、
そのように思った次第です。
自らを活かしつつ、
世に人に、貢献していける方法、
探していきたいものですね。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
皆様にとって素晴らしい一日になりますように。