「自らのワークスタイル」を知り、楽しく、元気に働こう
(今日のお話 2005文字/読了時間2分半)
■ おはようございます。紀藤です。
昨日は1件のアポイント。
ならびに企画書の作成など。
昨日のお客様のお話の中で、
「7つの習慣」の話もさることながら、
「ドラッカー」の話題になりました。
偶然にも、私もお客様も、
ドラッカーを現在学んでおり、
その質問の奥深さについて、しばし語らっておりました。
*
というわけで、
帰り道にドラッカーの、
”自らをマネジメントする”
という項目について、
e-ラーニングにて学んでいたのですが、
その中で、特に印象に残ることがありました。
今日は、その内容から、
「自らのワークスタイルを知る」
というテーマで、気付きを
皆様にご共有させていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■ 「7つの習慣」で、
リーダーシップの専門家として知られたコヴィー博士も、
マネジメントの父と称されたドラッカーも、
双方が語っていたことが、
”人をマネジメントする前に、まず己をマネジメントせよ”
ということでした。
確かに、そうですよね。
人に対して、どうこう言う前に、
・自分自身の当事者意識
・自分自身の目標思考
・自分自身の時間管理
などなどがマネジメント出来ていなければ、
誰に影響を与えられるはずもありません。
だからこそ、組織において、
より成果を残そうとするであれば、
課長であれ、係長であれ、
主任であれ、リーダーであれ、
一般社員であれ、契約社員であれ、
”自らをマネジメントする”
ということは、立場を問わず、
避けて通れないことなのでしょう。
(とはいいながら、出来ていない人も、
かなりいるようですが)
■ そして、ドラッカーは、
”自らをマネジメントする”
ために、「5つのポイント」がある、といいます。
それは、こんなことでした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<”自らをマネジメントする”ための5つのポイント>
1,自らの強みを知る
2,自らのワークスタイルを知る
3、仕事上の人間関係に責任を持つこと
4,自らの貢献を定義すること
5,第二の人生に備える
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。
かなり大事なことばかりなので、
全部説明したいですが、時間の関係上難しいため、
私が特に印象に残った、
「自らのワークスタイルを知る」
という部分について、
お伝えしたいと思います。
(別の話はまた次の機会に)
■ 当たり前ですが、
私たちは一人ひとり、違います。
それぞれが、違う性格だし、
違う強みや弱みを持つし、
違う価値観、興味の対象を持ちます。
何にやりがいを感じるかも、その人次第です。
そして、ドラッカーが言うには、
”「ワークスタイル」も同様に、人によって違いがある”
というのです。
■「ワークスタイル」とは、
その人の「働き方」や「学び方」を表します。
例えば、
・一人で黙々と仕事をするのが楽しくできる人、
もいれば、
・同僚と仲間意識の中でワイワイするのが好きな人、
もいます。
はたまた、
・自分で考えて勝手にやっていくのが得意な人、
もいれば、
・指示を与えられてその通りに整然とやりたい、
という人もいます。
他にも、
・人を使って働きたい人
or
・人の下で働きたい人
また、
・不安定な環境の方が燃える人
or
・決まった仕事で粛々と進むほうが好きな人
などなど、
それこそ、本当に千差万別。
■ そして、そんな働き方の中で、
自らが活き活きと、パフォーマンス高く働くために、
非常に大切なことが、
【自分のワークスタイルを知ること】
である、そうドラッカーは言うのです。
自分はどんな環境だと、自らの強みを活かせるのか?
自分はどんな環境だと、楽しめるのか?
自分はどんな環境だと、パフォーマンスを発揮できるのか?
これらについて、自らに矢印を当て、考え、
そして自分自身で分析すること。
これこそが、
”自らをマネジメントする”
一要素であり、知識労働者に必要なことであるとのことでした。
■ 忙しい毎日だと、
なかなか自分のことに矢印を当てる時間は、
少ないように思います。
特に、組織の中で働いている人は、
『自分のワークスタイルは何か?』
なんて考えても、
「いやいや、それは人事が決めるし、」
と、考えることすらなく、
今まで来ている人も少なくないかもしれません。
しかしながら、
とはいえ、自分の人生です。
そして自分自身が活き活きと
成果を出せなければ、
何より楽しくありません。
だからこそ、
自分はどんな環境だと、自らの強みを活かせるのか?
自分はどんな環境だと、楽しめるのか?
自分はどんな環境だと、パフォーマンスを発揮できるのか?
などについて、
敢えて考える必要があると思うのです。
そして、それを自ら認識しているか否かは、
自分のキャリアを主体的につくり上げる上において、
非常に重要な問いである、
そのように強く、強く思います。
■ 先が見えない今だからこそ。
多くの選択肢がある今だからこそ。
”自らをマネジメントする”という発想を持ち、
「自分を活かす為にどうすればいいか」を考えぬくこと、
このことが、自ら主体的に、
自らが望む人生を生きることとなり、
「7つの習慣」のコヴィー博士も
ドラッカーも言うような、
『貢献を成し遂げられる人生』(=充実した人生)
に近づいていけるのではないか、
そんなことを感じた次第です。
結局は、自分の人生。
出来ること出来ないことある中でも、
「自らを知り、自ら選ぶ」ということ、
忘れないようにいたいものですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。