「頭の中の生ごみ」を放置しない
<今日のお話 1443文字/読了時間1分半>
■ おはようございます。紀藤です。
昨日は4件のアポイント。
また、夜からは
”ダイヤモンド経営塾”なる、
勉強会で知り合った方からお誘い頂き、
霞が関ビルディングの最上階にて、
とある交流会へ参加してまいりました。
イベント毎に、本当に色々な人がいるものだなあ、と実感。
世界は広いですね。
さて、本日のお話です。
今日は、あまり綺麗なお話ではないのですが、
我が家の”生ごみ”を見て、ふと思った、
「時間管理」にまつわる話がございました。
テーマは、
「頭の中のゴミ捨ての習慣をつける」。
それでは、どうぞ。
■我が家の台所横の、白いごみ箱。
ここは生ごみを捨てているのですが、
夏、油断すると「危険地帯」になることがあります。
私の家は、10階建ての最上階、
そして南向きなので、
どうやら日中の熱気がとてつもないのです。
そんな環境において、
ちょっと隙を見せると、
生ごみが腐敗してきます。
臭いもかなりキツい。
加えて、どこからやってくるのか、
”コバエ”が発生するのです。
(朝から、綺麗な話でなく、スミマセン 汗)
だから、気がついたら、
できるだけゴミを小まめに捨てるようにする、
それを心がけるようにしております。
生ごみが腐敗するのも、
コバエが発生するのも、
当然嬉しくありませんので。
■ しかしながら、
このシーンをみて、ふと思ったのです。
「私たちは、”生ごみ”を放置し、
腐敗を招くごとく愚行を、
ビジネスやプライベートでも、しばしばやっているのではないか」
と。
忙しい日々、やることが膨大にある毎日。
そんな中、まず私たちが手をつけることは、
「緊急度」が高く、かつ
「重要度」も高い案件。
明日のミーティングの準備、
トラブル対応、
上司の指示、
それらを片付けなければなりません。
そうすると、気づくと時間がなくなり、
今日でなくてもよいこと、
明日でも良いことは、明日の自分に託し、
とりあえず置いておくわけです。
「やらなきゃ」と思いつつ、明日へ伸ばす。
翌日、仕事を始めると、
また別の緊急案件がやってくる。
思いもよらない顧客からのクレーム。
提出した仕事のやり直し、
新たな上長からの緊急のお願い、
そしてふと気づけば、もう夜。
もう今日は無理だ、
また明日の自分へ託そう。
ということで、
「ああ、今日もできなかった。
あれ、やんなきゃなあ」
と思いつつ、
気づけば2日が経つ。
そして、翌日、
(以後繰り返し)
■ このように、
「やらなきゃいけない」
「そのうちやったほうがいい」
と思うことを先送りにし、
放置をすると、何が起こるのか。
それは、
”「やらなきゃ」と思う行為それ自体”が、
心の中の重荷になってくる、
という現象が起こるのです。
そして、やってもいないのに、
その負担感でストレスを感じ、
何だか無駄な疲労感、
はたまた出来ない自分に対しての自尊心の毀損、
などが起こってくるのです。
そう、すなわち、
冒頭にご紹介し”我が家の生ごみ”のごとく、
【「やらなきゃと思っていること」を放置すると、
頭の中で腐敗が始まる】
のです。
■ 頭の中の生ごみは、
さっさと捨ててしまいましょう。
どこかで踏ん切りをつけて、
ババっとやらないと、
頭の中に放置すると腐敗が始まり、
ただあるだけで腐臭を発し、
私達を内部からダメージを与えていきます。
もちろん、出来るレベルには、
限りがあると思いますが、
”「やらなきゃ」というタスクは
『生ごみ』のようなものである”
という認識を持って、
どんどん処理をしていけるよう、
【頭の中のゴミ捨ての習慣をつける】
ことが重要なのだろうな、
と思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。