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897号 2016年7月29日

「頭の中の生ごみ」を放置しない

<今日のお話 1443文字/読了時間1分半>
■ おはようございます。紀藤です。

昨日は4件のアポイント。

また、夜からは
”ダイヤモンド経営塾”なる、
勉強会で知り合った方からお誘い頂き、
霞が関ビルディングの最上階にて、
とある交流会へ参加してまいりました。

イベント毎に、本当に色々な人がいるものだなあ、と実感。

世界は広いですね。


さて、本日のお話です。

今日は、あまり綺麗なお話ではないのですが、
我が家の”生ごみ”を見て、ふと思った、
「時間管理」にまつわる話がございました。

テーマは、

「頭の中のゴミ捨ての習慣をつける」。

それでは、どうぞ。

■我が家の台所横の、白いごみ箱。

ここは生ごみを捨てているのですが、
夏、油断すると「危険地帯」になることがあります。

私の家は、10階建ての最上階、
そして南向きなので、
どうやら日中の熱気がとてつもないのです。

そんな環境において、
ちょっと隙を見せると、
生ごみが腐敗してきます。

臭いもかなりキツい。

加えて、どこからやってくるのか、
”コバエ”が発生するのです。
(朝から、綺麗な話でなく、スミマセン 汗)

だから、気がついたら、
できるだけゴミを小まめに捨てるようにする、

それを心がけるようにしております。

生ごみが腐敗するのも、
コバエが発生するのも、
当然嬉しくありませんので。


■ しかしながら、
このシーンをみて、ふと思ったのです。

「私たちは、”生ごみ”を放置し、
 腐敗を招くごとく愚行を、
 ビジネスやプライベートでも、しばしばやっているのではないか」
と。

忙しい日々、やることが膨大にある毎日。

そんな中、まず私たちが手をつけることは、
「緊急度」が高く、かつ
「重要度」も高い案件。

明日のミーティングの準備、
トラブル対応、
上司の指示、

それらを片付けなければなりません。

そうすると、気づくと時間がなくなり、
今日でなくてもよいこと、
明日でも良いことは、明日の自分に託し、
とりあえず置いておくわけです。

「やらなきゃ」と思いつつ、明日へ伸ばす。

翌日、仕事を始めると、
また別の緊急案件がやってくる。

思いもよらない顧客からのクレーム。
提出した仕事のやり直し、
新たな上長からの緊急のお願い、

そしてふと気づけば、もう夜。

もう今日は無理だ、
また明日の自分へ託そう。

ということで、

「ああ、今日もできなかった。
 あれ、やんなきゃなあ」

と思いつつ、
気づけば2日が経つ。

そして、翌日、
(以後繰り返し)


■ このように、

「やらなきゃいけない」
「そのうちやったほうがいい」

と思うことを先送りにし、
放置をすると、何が起こるのか。


それは、

”「やらなきゃ」と思う行為それ自体”が、
 心の中の重荷になってくる、

という現象が起こるのです。

そして、やってもいないのに、
その負担感でストレスを感じ、

何だか無駄な疲労感、
はたまた出来ない自分に対しての自尊心の毀損、

などが起こってくるのです。


そう、すなわち、
冒頭にご紹介し”我が家の生ごみ”のごとく、

【「やらなきゃと思っていること」を放置すると、
 頭の中で腐敗が始まる】

のです。


■ 頭の中の生ごみは、
さっさと捨ててしまいましょう。

どこかで踏ん切りをつけて、
ババっとやらないと、
頭の中に放置すると腐敗が始まり、

ただあるだけで腐臭を発し、
私達を内部からダメージを与えていきます。

もちろん、出来るレベルには、
限りがあると思いますが、


”「やらなきゃ」というタスクは
 『生ごみ』のようなものである”


という認識を持って、
どんどん処理をしていけるよう、

【頭の中のゴミ捨ての習慣をつける】

ことが重要なのだろうな、
と思った次第です。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。

【本日の名言】 今日できることを、
明日にまで延ばすな。

フィリップ・チェスター

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