修斗ボクシング体験から学んだ、「飛び込む勇気」
(今日のお話 2353字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
土曜日は、英語塾。
そして午後からは、友人で、
薬剤師として活躍されているNさんと
ルノアールにて打ち合わせ。
ちなみに、このNさん。
元々はMRとして活躍していましたが、
不摂生な生活から体を壊し、入院生活を余儀なくされ、
”健康の大切さ”を痛いほど感じたそう。
自身の経験をへて
「正しい健康の知識をより多くの人に伝えたい」
ということで、薬剤師へと転職しました。
そんな彼女が、
来週末、自主セミナーをやるとのことで、
そのお手伝いの準備などでした。
最近益々、休みも平日も関係なく、
どんどん「セミナー」「研修」「勉強会」で
埋まっていっております。
とことん突き進んでやろうと思う今日この頃。
*
さて、本日のお話です。
先日、私が住んでいる町に、
興味深い店舗(というか施設)を発見しました。
そこで得た気付きと共に、
「飛び込む勇気」
というテーマで、
思うところを共有させて頂きたいと思います。
それでは、どうぞ。
■私は東十条という町に住んでいます。
京浜東北線の赤羽の近くの駅です。
もう4年ほど経つのでしょうか。
おじいちゃんおばあちゃんが多いですが、
商店街もなかなか緩い雰囲気で、居心地が良くて、
気に入っている町です。
そんな中、先日ちょっと時間が出来たので、
駅周りを散策してみました。
ちょうど、1年ほど前にも、ふとした散策によって、
穴場スポット(いつも空いている駐輪場)を
見つけた経験がありました。
だから、
「まだ知らないところに、面白いところがあるかも」
そんな気持ちでウロウロしてみたわけです。
■すると、色々見つかるわけです。
早速、駅から少し離れたところに、
『修斗ボクシングジム』
というものを発見しました。
ちなみに「修斗ボクシング」とは、
普通のボクシングとは違って、
・パンチだけでなく、キックもあり
・寝技もOK
・関節技、投げ技もOK
というような競技で、
”総合格闘技”的なニュアンスが強い格闘技。
私も名前は知っていましたが、
そのジムが近所にあるとは知りませんでした。
■一応、大学時代、へっぽこながら、
アマチュアボクシング部に所属していたので、
「ちょっと面白そうなだな」
と、ふと足を止めました。
でも、”修斗ボクシング”とか”総合格闘技”なんていうと、
ガチムチのムキムキで、タトゥーだらけの、
物凄い、いかつい人がやるイメージです。
私みたいな細い人間だと、
一発で腕をへし折られるのではないか。
(見学してみたい。でも、どうしようかな・・・)
一瞬、躊躇します。
でも、一つ確信し、
私自身大切にしていることがあります。
それは、
『自分が知っているものだけが、全てではない』(7つの習慣より)
という考え方。
せっかく近くに来たんだし、
見てみないとわからない。
ということで、ジムに足を踏み入れました。
■「すみません。
ちょっと興味があって、見学に来ました。
お邪魔じゃないですか?」
すると、イイ感じにゴツいお兄さんが、
返す刀で、こういいます。
「そう。じゃあせっかくだし、やってきなよ」
「えっ」
まごまごしていると、
頼んでもないのに、
Tシャツ、ハーフパンツを用意するお兄さん。
何となく、空気的にのまれ、
もう逃げられない感じに。
■あわあわしている間もなく、
あれよあれよという間に、
練習に参加することになってしまいました。
練習生は私を入れて5人。
そんな中に飛び込みで入り、
・マウントポジションの裁き方
(馬乗りになってからのディフェンス)
・マウントから相手をチョークスリープする方法
(用は、相手の首を絞める、というやつ)
・足で相手の首を三角締めする
みたいなリアルな
トレーニングが始まりました。
基礎練習をした後は、
そのままスパーリングです。
1分やって、20秒休憩。
1分やって、また20秒休憩。
なんだかんだで、
かなり真剣な取っ組み合いです。
中学の体育でやった柔道の授業以来。
汗だくになりながら、そのまま約1時間、
男同士の肉弾戦を繰り返しました。
■何とか練習を終えて、ふと思いました。
突然の、飛び込み訪問からの
予期せぬ参加を通じてわかったこと。
それは、
・実際のところ、タトゥーまみれのガチムチの人はいない。
・どちらかというと同じ年くらい、
または40代半ばのサラリーマンが結構いる。
・意外とやってみるとできるもの。かつ、結構楽しい。
(かなり疲れますが・・・)
ということでした。
だからこそ、今はタイミングではないにせよ、
筋トレ代わりに、大いにやる価値のあるスポーツであるな、
と思えたのです。
つまり、
「7つの習慣」風に言えば、
『パラダイム(ものの見方)が変わった』
と言えるのでしょう。
■これらのことは、
私もこの体験の前までは、
全く予測していなかったことでした。
でも、改めて思ったのです。
何か気になることがあったのであれば、
とにもかくにもまず、
【その世界に「飛び込む勇気」を持つこと】
これが世界を広げるために、
本当に重要なことなのだ、
そう思ったのです。
やりもしないのに、思い込みで、
・自分には合わない、
・自分とは遠い世界である、
と思っていて、可能性を逃していたら、
本当にもったいないことです。
もし”自分には無理”と思っていたことでも、
実際「飛び込んでみる」と、
・自分でも意外と出来ると感じたり、
・予想以上に楽しいと思えたり、
・思わぬ仲間に出会えたり、
ということが、十分に起こりえるのです。
あくまでも可能性の話かもしれません。
ハズレクジもあるでしょう。
それでも
『”飛び込まない”よりも”飛び込む”ほうが
間違いなく、自分の視野も可能性も広がる』
このことは、間違いなく、事実です。
■「7つの習慣」の著者のコヴィー博士は、
このようにいいます。
『あなたは世界をあるがままにみているのではなく、
あなたのあるがままに世界をみているのだ』
(スティーブン・R・コヴィー)
まだ見ぬ可能性も、
まだ見ぬ面白いものも、
自分の知らないことはそこら中に転がっています。
きっと、皆様の中にも、
・ちょっと入るのを躊躇する近所のお店(でも気になるお店)
とか、
・やってみたいけど体験をためらっていること
(ヨガとかテニスとか)
というものがあるのかもしれません。
そして、もしそういったことをお持ちなのであれば、
とりあえずやってみることを、強くオススメします。
繰り返しますが、
知らない世界も、自分のまだ見ぬ可能性も、
まだまだあるのです。
【飛び込む勇気】
大切にして、まいりましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本日も皆様にとって素晴らしい一日となりますように。