100キロマラソン完走を「知的創造」する
(今日のお話 2091字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は1件のアポイント。
ならびに社内ミーティングなど。
*
さて、本日これから、
人生初の100キロマラソン。
ただいま午前4:00で、
あと1時間後にスタートです。
制限時間が14時間で、
恐らく完走できたとしてもギリギリになりそうなので、
夜19:00まで走れメロスのごとく、
黙々と走り続けることになります。
(リタイアしなければ、ですが)
今日は、これからチャレンジする挑戦への
意気込みと共に、
「100キロマラソン完走の知的創造」
というテーマで、
思うところをお伝えさせていただければと思います。
それでは、どうぞ。
■そもそもの話ですが、
なぜ100キロマラソンを挑戦しようと思ったのか。
これは、私が幼少期から続く、
ひどいアレルギー体質の改善のために、
医師に相談したところ
「体力をつけなさい。
アスリートにアトピーなし。
運動、運動だよ」
といわれたことがきっかけでした。
出来るだけ運動をするのであれば、
せっかくであれば、何か記念になることをしたい。
ただ、そんな思いつきで、
勢いに任せて参加ボタンを押したのが
3ヶ月だったかと思います。
実際に申し込んでしまうと、
当然ながら、当日は迫ってきます。
せっかくだから何とか完走はしたい。
そんな思いもあり、
「100キロマラソンを完走できる確率を上げるために、
何かできることはないか」
ということで、練習だけでなく、
何か他にも方法がないか、
と色々調べていました。
■すると、偶然にも、
友人からとあるお誘いがきました。
それは、
『100キロマラソン完走者による、
完走のための戦略共有会』
なるものでした。
とある土曜日の朝6:30からスタート。
そこには”野辺山ウルトラマラソン”という、
1600メートルの山を駆け抜けるという、
ハイレベルなレースを走破した猛者が、
なぜだかトライアスロンの
ピチピチのユニフォームを着たまま、
ど真面目に「完走するためのポイント」を共有し合っていたのです。
そこで語られていたことは、
こんなことでした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○ 100キロマラソンは、60キロを過ぎてからが勝負。
それまでいくら飛ばしても意味がない。
○ 間違いなく心が折れそうになる。
そんな時に気を紛らわすことが大事。
- 音楽は効果的。
しかし、携帯の充電が持たないため、「航空モード」にして、
60キロ以降のためにとっておくこと。
- ちなみに曲は、「負けないで(ZARD)」がオススメ。
パワーソングをあらかじめ編集しておくこと。
○ その他、気を紛らわすための方法をたくさん持っておくとよい。
- 「次の電柱までがんばるゲーム」
「前の人の”尻”を追いかけるゲーム」というように、
工夫をするとよい。走っていることに意識が行くと、辛くなる。
○ また栄養補給が生死を分ける。
お腹が空いてから補給をしたのでは遅い。
だから、こまめに栄養を取ること。
○ 仲間を見つけよ。励ましあう仲間がいると、
レースの負担が変わってくる。
○ 前日は隣人のいびきに気をつけよ。
眠れなくなると、レースが辛い。
○ ロキソニンを持っていき、
痛みをごまかす緊急回避薬として使うこともあり。
他多数
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■こういった話を聞きながら、
強く思ったのです。
100キロマラソンであれ、
トライアスロンのアイアンマンレースなり、
未知の事にチャレンジをし、
完走する人、やり遂げる人の一つの条件とは、
『目的を成し遂げるために、
”どれほどの周到な準備”をしているか』
ではないだろうか、
そう、思ったのです。
もちろん、練習がそのための
一番大きな準備であることは間違いありません。
しかし、このミーティングを通じて思ったのは、
「完走するために出来ること」は、
実は思っている以上にある、
そんな事を思わされたのです。
(少なくとも私は、
「ロキソニンを持っていき足の痛みをごまかす」
「尻を追いかけるゲームを仕込む」
というところまで、考え及んでいませんでしたので)
■そして思うのです。
恐らく、皆様にも
仕事やプライベートで何か成し遂げたいこと、
きっとあるのではないでしょうか。
そんなとき、
「これくらいやったから大丈夫」と自分で思っても、
まだまだ出来ること、実は他にもあるのではないか、と。
先ほどご紹介した友人企画の
”早朝 ウルトラマラソンの完走戦略共有会”のごとく、
『目的を成し遂げるために、
”どれほどの周到な準備”をしているか』
こう自分に問うてみると、
できることはまだまだあるのではないでしょうか。
■「7つの習慣」では、
効果的な人生を送り、自分の望む結果を成し遂げる人は、
”第二の習慣 終わりを思い描くことから始める”
といいます。
これは、
”理想的なゴールを思い描き、
それを為すために自分の頭の中で、
「知的創造」(=周到に思い描く)をする”
ということです。
自分がチャレンジしよう、
成し遂げようと思っている事に関して、
周到に準備できているか。
頭の中でゴールにいたるまで、
緻密に、周到に「知的創造」ができているか。
重要なのではないだろうな、
と思った次第です。
というわけで、
そろそろ行ってまいります。
頑張ります!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本日も皆様にとって素晴らしい一日になりますように。