一段階上の「場の力」を借りる
(今日のお話 1933字/読了時間2分半)
■こんにちは。紀藤です。
本日は朝6:30から品川にて
朝活勉強会の打ち合わせでした。
私がフランクリン・コヴィーに勤め、
「7つの習慣」については詳しいため、
友人がとある方を紹介してくれました。
その方とは、故ドラッガーが創立した、
クレアモント大学のMBAを主席で卒業した方。
ドラッガーから直接学んだ経験もあるという、
非常に稀有で、能力も高く、
企業向けにコンサルをしている方です。
恐れ多くも、そんな面々と、
「刺激を分かち合える勉強会をしよう!」
ということで、GWの初日の朝っぱらから、
男4人朝活勉強会の企画について語り合っておりました。
そして、その後は、
4月から通い始めた英語塾の先生と1対1の面談。
午後からはテニスからの、
ジムにて筋トレ&ランニング。
気付けば、メルマガが
こんな時間になってしまいました(汗)
*
さて、改めてですが、
最近、特に強く感じること。
それは、
「場の力ってやっぱり大切」
ということ。
今日は改めて
”場の力がもたらす影響”について、
思うところをご共有したいと思います。
それではどうぞ。
■私が大学時代の頃、GWと言えば、
「どこに遊びにいこうか」
「どれだけダラダラできるかが勝負」
「桃鉄(ゲーム)99年やるか」
みたいに、
ゲームしたり、遊びに行ったり、
家でゴロゴロしたり、
ただひたすら居酒屋で飲み続けたり、
それが休日の過ごし方の代表でした。
「なぜそうだったか?」と問われれば、
”自分と周りの友人にとっての当たり前”
だったからだと思います。
つまり、友達も皆そうしていたから、
そう思っていたというやつです。
恐らく、私だけでなく、
当時の周りの友人も、GWと言えば、
”皆で旅行にいったり、部屋で飲み続けたり、ゴロゴロしたりするのが、
「楽しい過ごし方である」”
そんな共通認識があったかような気がします。
そして、自分も盲目的にそう思っていました。
■しかし、
それから10年以上の時を経て、
少しずつ自分の考え方も、
価値観も変わってきました。
それに伴い、時間を共にする友人も、
ちょっとずつ変わってきました。
すると、だんだん周りの人が持つ
「当たり前」(=時間の使い方とか、楽しみとか)も
知らず知らず変わってくるわけです。
有難いことではありますが、
私の友人は一般的に”スゴい人”が多いです。
(私はさておき)
プライベートや仕事において、
多くのチャレンジをしていて、例えば、
・トライアスロン アイアンマンレース完走
・ウルトラマラソン100km完走
・MBAを取得、海外に留学経験あり
・どこぞの有名大学の博士号を取得し、
研究員として一流企業で活躍している
・起業をし、年間3000万円稼いでいる
みたいな、一般的に凄そうな、
普通じゃない経験や、経歴を持っている人、
そんな人がいっぱいいます。
「気付けば皆、超優秀な人ばかりだな・・・汗」
と動揺してしまうこともしばしば。
(ちなみに、とはいえ別に、全員が全員、
そんな凄い人を目指す必要もないと思いますし、
偉くなる必要もないと思います。)
■ただ、それはそうとして、です。
それでも、
世の中に対して多くの価値提供をしているから、
相応の稼ぎを自力で叩き出しているわけだし、
またはそうでなくとも
自律して自分に打ち克ち、努力したからこそ、
相応の経歴(トライアスロンとかMBAとか)を残している、
そんな見方をしてみると
「やっぱりスゴいなあ」と純粋に思いますし、
私自身も近づきたいものだ、
と私は思うのです。
そして、そんな人達と、
GWの過ごし方について話をすると、
こんなのが普通だったりします。
大学時代の
”遊び・ダラダラする”という
選択肢の代わりに、
「GWは勉強をする」
「GWは3日間のセミナー(30万円)に参加してくる」
「今まで出来なかったプロジェクトの企画をする」
「ガッツリ勉強会に参加する」
「人生の目標のテニスに時間を捧げる」
「ミッション・ステートメントを見直す」
というように、人によっては、
「何も休みにまで、そんな・・・」
と思われるような、時間の使い方を、
したりしているのです。
■人が変わるためには、
1、住む場所を変える
2、時間の使い方を変える
3、付き合う人を変える
しかない、などと言われます。
私たちは、意図せずとも周りの人々から、
すなわち
「場の力」
によって、
自分の考え方、当たり前と思う行動なども、
影響を受けていくものです。
私の場合は、
もっともっと成果を出したいし、
そんな凄い人の前に出ても凜としていられる「強さ」「自信」を持てるよう、
自分を磨きたいと思っていますが、
そういうときに、「それが当たり前」という人達
(そしてその人達は自分よりも基準が高い)が周りにいると、
視座が引き上げられるというか、
背中を押されるというか、
そんな「場の力」がブースターのように、
自分の背中を押してくれるような、
そんな感覚を覚えます。
そして、私だけでなく、
「場の力」の影響を受けるのは、
誰しもがそうであると思います。
ですから、
人によって”ありたい姿”は違えども、
「もし○○でありたい」
(=ダイエットを成功させたい)
(=いつも前向きにチャレンジをする人でありたい)
(=常にネガティブに考えず、ポジティブに考えられる人になりたい)
などがあるのであれば、
それらを普通にやっている仲間・環境を見つけ、
飛び込んでみることで視座が高まるかもしれません。
そして運よく、
「えっ、ダイエット?そんなの毎日走ればいいだけじゃん」
的な人と仲良くなったら、
恐らく自分も多少なりとも影響を受けるかもしれません。
最初は居心地の悪さを感じるでしょうが、
一つの方法として、
【(一段階上の)場の力】
を借りることで、
自分をより効果的に成長させることができるのではないか、
そのように思う次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。
(もう1日終わりますが・・・明日は早く書きます)