今の結果だけ、に囚われない
(今日のお話 860文字/読了時間30秒)
■おはようございます。紀藤です。
本日でメルマガ777号目。
なんだかラッキーな気分です。
さて、昨日は愛知へ出張。
3件のアポイントと、
4月に実施する部長職向け「7つの習慣」の研修の打ち合わせで、
ディスカッションなどでした。
その打ち合わせの中で、
「経験をつんできた人ほど、
考え方が固まりやすくなりますよね。」
という話があがり、
盛り上がりました。
今日はそのお話に関連して、
「今日の結果”だけ”、に固執しない」
というテーマで、
思うところをお伝えしたいと思います。
それでは、どうぞ。
■ある会社の社長から、
こんなご相談をいただきました。
「これまで”数字を出してきた人”、
”結果を出してきたという人”が、
実はこれからの会社を成長させる上で、
逆に障害になっているように感じる。
悩ましいものですね」
と。
「結果を出してきた」、
と自負する人たちにとっては、
業績もいい、
結果も出してきた、
今も成果を出している、
それで、何が悪い!
という理論があり、
だからこそ、このまま突き進むべき、
そう感じているようです。
■しかし、別の角度から見てみると、
その数字にこだわりすぎるあまり、
・「数字いかないヤツは人間じゃない!」という
マネジメントになり、部下の離職が高まる
・今のやり方にこだわりすぎるあまり、
新しいやり方・考え方に挑戦できなくなる
みたいなことも起こっている、
そんなお話でした。
■確かに、
”今の結果を求めること”
これ自体は物凄く大切ですよね。
ですが、
”「何がなんでも」
「あらゆることを犠牲にしてでも」 今の結果を出す”
ということを求めすぎると、
違った部分、例えば、
人間関係や健康、変化への対応など、
諸所、弊害が起こってきたりします。
すると、今は良くても、
長期・継続的には成果を出し続けることが
難しくなってしまう
そんなことが起こると思うのです。
(私も非常にたくさん心当たりがあります)
理想の状態とは、
『結果を出しつつ、それが将来にもつながっていく』
という状態なのでしょう。
今の結果にこだわりつつも、
それが明日の良い結果にもつながる、
今の結果”だけ”でなく、
明日の、未来の結果にも意識をおいておく、
そんな「仕組み」や「やり方」を、
常に希求し続けることが、
真に大切なのではなかろうか、
そんなことを思った次第です。
今日は短めに。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。