まず、一つだけでいい
(今日のお話 1550文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
皆様、週末はいかがお過ごしでしたか。
私は体調悪化の波と格闘し、
家で読書(というより山崎豊子ワールド)に
浸っておりました。
そして、体質改善への道は、
まだまだ遠いなと感じながら、
色々と試行錯誤している今日この頃。
私は個人的に、2016年のテーマとして、
”幼少時からのアトピーの根治治療”
を掲げております。
このアトピーなるもの、
なかなか悩ましいもので、
改善、悪化、改善、悪化を繰り返し、
しかも原因がよくわからないという難儀な病気。
私も1ヶ月前からの断薬により、
いくばくかの悪化の果てに、
この上ないほどの改善を見せました。
「治ったか!」と期待したのも束の間、
第二波の症状が襲ってきて(とほほ)
その道のりの長さを感じた次第。
とはいえ、気長に、
地道に歩んでいきたいと思います。
*
さて、本日のお話です。
私の場合は「持病の根治」を
切に願っているのですが、
きっと皆様にも、
「何か良くしたい事」はたまた、
「改善したいこと」の一つや二つ、
あるのではないかと思います。
今日は、
習慣を変えるに当たってのコツについて、
思うところを共有させていただければと思います。
テーマは、
「1つだけでよい」。
それでは、どうぞ。
■我が家では、
健康への取り組みとして、
1つだけ、こだわって始めたことがありました。
それは、
”「にんじんジュース」を作り、飲む。”
ということ。
妻が、とある東洋医学の先生に、
「”にんじんジュース”を、
自分で作って飲むと、冷え性や低血圧によい」
と聞いたことがきっかけで、
「低速分離機」という
ちょっと良さ気なジューサーを買い、
にんじんジュースを作り始めたわけです。
(繊維が壊れず、非常においしいジュースが作れます。
本当に、オススメです)
ちなみに、にんじんを毎日消費するので、
今では北海道の農家さんから、
1箱いっぱいの人参(無農薬)を、
2500円くらいで購入しております。
■さて、この習慣を続けていて、
ふと気づいたことがありました。
それは、
『「1つのこと」に気をつけると、
連鎖的に、色々気をつけるようになる』
ということ。
ちょっとわかりづらいので、
具体的に説明すると、こんな感じ。
「にんじんジュースを毎日飲んでいる。」
この行動と気持ちが、
連鎖反応を引き起こします。
(自分は、健康に多少なりとも気を使っている)
思っていると、
「せっかくだから、この際、甘いものもちょっと控えておこう」
「せっかく気をつけているのだから、間食もやめておこう」
「せっかく気をつけているのだから、運動もしておこうかな」
みたいな感じ。
何か一つ気をつけていると、
何となく、他も気をつけたくなるのです。
不思議なことですが、
こんなことが起こってきたのです。
妻はやりすぎでついに、
自家製味噌を作り始めてしまいました。
私もコンビニでの出費が、
かなり減りました。
■これは他の事にも言えるように思います。
例えば、運動不足の人が、
一つだけ、習慣を変えたとします。
「ランニング」をするようになったとしましょう。
その「ランニング」が習慣になってくると、
他にも”体にいいこと”に、
アンテナが立つようになってくるものです。
食事も気をつけようかな、
睡眠も大事だよな、
他にも階段を使ってみようかな
みたいに。
そうやって、
「一つのこと」に気をつけていると、
連鎖的に他のことも気をつけたくなって、
結果的に良くなるサイクルが生まれる。
そういうことが、ままあるのではないか、
そのように思うのです。
■一つが当たり前にできるようになると、
また一つ上のレベルを目指したくなる。
自分がこだわっているものは、
何となくもっとこだわりたくなる。
そういった性が、
人には多少なりともあるのではないでしょうか。
と、するならば、
もし何かを良くしよう、改善しようとするのであれば、
【まず、一つだけでいい】
を合言葉に、
何か一つを習慣化するように心がけることで、
他も気をつけて連鎖的に改善、向上ができるようになるのではないか、
そのように思うのです。
私も、まだまだ体質改善についても
結果を出すにはいたっていませんが、
「まず、一つだけ」から、少しずつできることを拡大していき、
自らを変えていきたい、
そのように思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。