図らずも人は、人の背中から影響を受けていく
(今日のお話 1725文字/読了時間1分半)
■こんにちは。紀藤です。
今週末の土日は、
7つの習慣の特別公開セミナー。
休日にも関わらず、
企業の人事の方、部門長の方など、
20名ほどにお集まりいただいております。
意識の高さに頭が下がるばかりです。
ちなみに、明日は、
『アンガーマネジメント』×『7つの習慣』
のコラボレーションセミナー。
「アンガーマネジメント」とは、
怒りのマネジメントスキルとして
1970年代にアメリカで始まった心理教育です。
このアンガーマネジメントを効果的に活用した結果、
テニスのロジャー・フェデラー選手は世界一になれたとのこと。
日本アンガーマネジメント協会は
日本国内で3"
000名以上のファシリテーターを抱え、
日本全国で展開しています。
その協会の代表理事の安藤俊介さんをゲストに迎えます。
前日ですが、まだ受付はしておりますので、
お申し込みお待ちしております。
メルマガ会員価格として、
【通常価格の半額】
のご優待価格でご案内いたします。
■さて、本日のお話です。
昨日、前職で私がチームリーダーをしていた際の、
元メンバーが卒業をすることになり、
その送別会に顔を出してまいりました。
昔は教わる側だったメンバーが、
今は成長し、教える側に回り、
そしてその卒業に後輩が涙する。
そんな感慨深い場面を横目に、
感じたことがありました。
今日は、
「貢献」
というテーマについて、
思うところをお伝えしたいと思います。
それでは、どうぞ。",■「7つの習慣」の著書であるコヴィー博士。
約3年前に亡くなった彼は、
実は、別の本も何冊か出しています。
その一つが、「第8の習慣」というもの。
その名の通り、「7つの習慣」に深みを与える、
さらにひとつ上の習慣です。
これは、どういう習慣かというと、
『自らのボイス(内面の声)を発見し、
それぞれに自分のボイスを発見できるよう奮起させる』
という習慣である、
とされています。
少し判りづらいですが、要は
”「自分の心の中の燃えるような使命」を見つけて、
かつ周りの人にも「燃えるような使命」に気づかせてあげる”
というようなイメージですね
人は成長していくと、
自分自身の力が大きくなるだけでなく、
周りに影響を与え、
他の人の人生をも変えうる力を持つ、
究極的に言えば、そんな
「誰かの人生を変えうる」
という人こそ、真に偉大なリーダー、
といえるのかもしれません。
■そして、そんなことも踏まえて、
先日の送別会の話。
卒業していく先輩(私の元部下)から、
1年間教わってきた後輩が涙ながらに、
このようなことを語るのです。
「先輩から、お客様に対する姿勢、あきらめないこと、
自分で考える大切さ、仕事の楽しさ、たくさんのことを学びました。
いなくなることは、本当に寂しいけれど、
また会ったときに胸をはれるよう、もっと頑張ります。」
きっと、まだ入社1年目の彼女は、
この先輩に出会い、影響を受け、
働くことの意味や意義を知ったのだと思います。
それが彼女自身の仕事人生の基準となって、
そんな姿を思い出しながら、これから歩んでいくのでしょう。
こんなことを考えたときに、
”上の背中を見て、人は育ち、
そして、継承されていく”
こんな当たり前だけれども、
とても大切なことを改めて考えさせられたのです。
自分は意識していなくとも、
間違いなく、人は人に影響を与え、
与えられていく、
それが組織だったり、
チームだったり、
家族だったりするのでしょう。
■だからこそ、
上に立つ人(前を歩いている人)は、
”自分の背中が見られていることを、
強く意識しなければならない”
のではないか、
そんな風に思うのです。
誰もが、自分の歩んだ軌跡を残したい、
という気持ちは、大なり小なり思っていると思います。
それこそ、自分のいる職場を離れたとき、
「あなたのおかげで今の私があります」
「あなたに出会えたから、私は変わりました」
そんなことを言ってもらいたい、
そんな気持ちは、多少なりともあるのではないでしょうか。
と、するのであれば、
自分の背中が輝き、誇らしい生き方、
日々の歩み方をしていきたいもの。
とするならば、まずそのために、
・まず自分が矢面に立つこと
・自分自身の志を持っていること
・相手の成長を願っている姿勢
などの姿勢(「7つの習慣」でも言われているような自分のあり方)
が大切になるのだろうな、
そんなことを思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も、皆様にとって素晴らしい1日になりますように。"