欲望と願望
(今日のお話 1152文字/読了時間1分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
また昨日のメルマガで「体重が10キロ減った」、
と書いたところ、幾人かの方から
「病気ではないか?」とご心配頂きました(苦笑)
テニスのし過ぎ、または玄米食で、
非常に粗食になったことが理由かと思われますので、
大丈夫かと思います。
(お気遣いありがとうございます。感謝!)
また本日は「ダイヤモンド経営塾」で
お友達になった、社長様2名と
名門「東京バーディー」にてゴルフ。
前回より成長していることを、願いながら。
*
さて、本日のお話です。
先日と早川勝さんという、
生保業界でトップセールスを記録し続けて
「伝説のカリスマ支社長」とも評された方と会食をいたしました。
素晴らしく魅力な方で、
人格、能力共にその力量が溢れ出ている、そんな方。
ちなみに、14冊も本を出されています。
そして、そんな早川氏と、
”「欲望」と「願望」の違い”
という面白い話で盛り上がりましたので、
今日はそのお話を共有したいと思います。
それでは、どうぞ。
■「欲望」と「願望」。
この言葉を並べてみると、
何となく字面から雰囲気の違いを感じます。
とはいうものの、
具体的にこの2つの言葉、
何がどう違うのでしょうか。
ちなみに、辞書では、
こんな定義がされておりました。
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よく‐ぼう【欲望】
不足を感じてこれを満たそうと強く望むこと。
また、その心。「―にかられる」
がん‐ぼう〔グワンバウ〕【願望】
願い望むこと。がんもう。「恒久の平和を―する」
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イマイチ、
よくわかりませんね(汗)
ただ、これは私だけかもしれませんが、
「欲望」というと、
睡眠欲、食欲、性欲、名誉欲、
そんな動物的欲、
また不足を感じているもの、
そんなイメージを感じます。
■私たちは、色々な「望み」があると思います。
・二度寝したい
・お腹いっぱい美味しいものを食べたい
・ダラダラしたい
・スマフォゲームに没頭したい
みたいな「望み」もあれば、
・誰かに貢献したい
・成長したい
・新しい世界をもっと見たい
というような「望み」もあるでしょう。
ただ、一つ思うのが、
『純粋な”欲”に従っているだけでは、
真に満足することはない』
ということ。
これをひしひしと感じるのです。
■「欲に負ける」という言葉があります。
これは、
「自分がこうすべき”と思っていることがあるのに、
一時的な欲求に負け、流されてしまう(負けてしまう)」
そんな意味で使われます。
”欲”は、何かを始める上で、
大切なエネルギー源。
ただ、これに振り回されるだけでは、
”欲望(=今不足を感じている表面的な望み)”
は満たしているかもしれないけれど
”願望(=真に自分が欲している願い)”
は満たすことができないのでしょう。
■昔から偉い人が言う
”黄金律”として、
「自律」
などの原則がありますが、
本当にその通りなのでしょう。
特に、日本のように
非常に豊かな国になっている今、
表面の”欲”に流されて、
本当に大切な”願い”を見失っていたら、
【欲を満たしているはずなのに、満たされない】
という何とも皮肉な話になってしまう、
そのように思うのです。
少し抽象的な話ですが、
本当に大切な自分のミッションを日々見据え、
自らを律し、日々過ごしていきたいものだなあ、
と思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も、皆様にとって素晴らしい1日になりますように。