「集中力を高める」メンタリズム的テクニック
(今日のお話 1774文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
最近、細かい諸業務がやや多めで、
それにより”重要なこと”が埋もれかけ、
「いかんいかん!」
となる状況にしばしば遭遇しております。
こういう状況になると、
・今出来る状況でどうやって効率化するか、
・いかに仕組み化をするか
などを考え始めます。
そんな中、今ハマり中のタレント、
「メンタリストDaiGo」さんの本を読んでいて、
面白い生産性UPの方法が書かれていました。
(あの人の読心術、テレビなのでどこまで本当なのかは
定かでありませんが、すごいですよね)
それを見て、実際にやってみて、
「具体的で役に立つなあ」、と思うことがありましたので、
皆さまにもご共有させて頂きたいと思います。
それでは、どうぞ。
■組織で働いていると、
色々なルールがありますよね。
だからこそ、どうしても避けられない
やるべき業務が大量に発生することも、
しばしばあると言われます。
1日のタスクを手帳に書きだしてみると、
”やるべきこと”がずらーーっと、
並んだりすること、皆様にもあるかもしれません。
例えば、私の例でいうと、
・〇〇社様に見積書をお送りする
・△△様に電話で打ち合わせ
・□□案件の企画書を作成する
・来週実施の研修資材を確認する
・社内ミーティングの日程調整をする
・企画会議のアジェンダを作る
・上司に来週アポイントの案件の相談
・電話問い合わせの対応をする
・御礼状を書く
・研修機材の郵送対応を行う
・講師スケジュールの確認、日程押さえを行う
・アンケートデータの編集、調整を行う
みたいな感じでしょうか。
もちろん、
人に任せられることは任せたり、
そもそもやるべきかどうか検討をする
などは事前策として先ず重要な事。
しかしながら、不幸にも仕事が溜まり、
こんな風にタスクがずらーっと並ぶと、
「ああ、あれもやらなきゃいけない」
「こっちもやらなきゃいけない」
「と思いきや、別の業務で催促が来た」
となんだか急き立てられる感じがして、焦ります。
早く終わらせないと溜まる一方なのに、
なぜか右往左往して集中しきれない、
こんなことがしばしば起こるようです。
■こんな状況で、先述の
「メンタリストDaiGo」は
心理学的(メンタリズム的)に、ある工夫をすると、
『今取り組んでいることの集中力が高まる』
と言うわけです。
それは何か、というと、
非常にシンプルな工夫なのですが、
【to-doリストは、見えるところに3つまで】
という工夫だそう。
当然ながら、手帳などには、
1日のたくさんのタスクが書き込んであるもの。
ただし、
”目に見えるところ”
には、やることリストを3つまでにしておくこと、
これが集中力を保つ上で重要である、
というわけです。
■これには理由があります。
”人は、いくつもやることがあると、
気をとられて集中できなくなる”
という心理的な傾向があるから。
射的でも、的がたくさんあるからといって、
何でもいいから当てようと思うと、
どれも当たらなかったりするように、
狙いを定めなければ、タスクも
効率的に倒すことができません。
二兎を追う者、一兎も得ず、です。
だからこそ、意識が散漫しないように、
また集中力をそがれないように、
『今やるto-doを、付箋に“3つだけ”書く』
(そして終わったらめくっていく)
みたいな仕事の仕組みをインストールすると、
精神的にもはかどるのでしょう。
■私たちが提供している研修
卓越した生産性を目指す『5つの選択』では、
”情報過多の現在、
私たちの脳は攻撃されている(!)”
といいます。
私たちがいる、今の時代は、
肉体を使って働くのではなく、
私たちの「脳」を使って働く、
「知識労働」が価値を生む時代です。
同じ時間の中でも、
工夫をしたり、デジタルデバイスを活用したり、
効率化して成果を高めることもできれば、
ただただ情報に埋もれて忙殺されてしまうこと、
どちらにも転びうる時代です。
そんな時だからこそ、
「メンタリストDaiGo」さんの工夫ではないですが、
「脳」を上手に活用する方法を
うまく活用してきたいものですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も、皆様にとって素晴らしい1日になりますように。