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535号 2015年5月18日

思い立ったが吉日

■おはようございます。紀藤です。

週末は、テニスと仕事(勉強)。

土曜日は、お仕事(勉強)で、
ある外資系コンサルティング会社への、
セールス研修の立ち合い(見学)に伺いました。

米国本社からのオリジナルコンテンツで、
自分の会社のコンテンツながら、
「いやあ、非常に勉強になるなあ」と、
一人、うなっておりました。

色々得たことがあったので、
早速自分も実践していこう、と決意した週末でした。

そしてテニスは、ダブルスで初の優勝!
(超初級のクラスですが…笑)

仕事もテニスも、ますます頑張ろうと思います!

■「思い立ったが吉日」
という言葉があります。

最近、この言葉は本当にその通り、
いえ、正しく言うならば、
「非常に理論的な言葉だな」、
と思うようになりました。

私は研修、すなわち、
”「新しいことをやってみよう!」と決意する機会”
を皆さまにお伝えしているわけですが、
研修での気付きを結果に繋げられている人には、
共通した特徴があると強く感じます。

気付きを結果に繋げることができる人の特徴、
それは何なのか?

非常にシンプルですが、
【学びをすぐに実行すること】
なのです。


■ものすごーく当たり前のことですが、

「人は忘れる生き物」

です。

あんなに昔好きだった〇〇君への気持ちも、
あんなに辛かった過去の想い出も、
あんなに嬉しくて舞い上がるようになった気持ちも、
時間と共に、その”感情”は、
どうしても薄まっていってしまいます。

これは、恐らく全ての人に共通することでしょう。

逆に言えば、
【”感情”が高ぶったその瞬間】
こそ、一番実行にふさわしい瞬間なのです。


■先ほどの研修の例で考えてみます。

研修で”新しい気付き”を得て、
「なるほど!!こうすればいいのか!(気付き)」
という”感情”が生まれたとします。

すると、その瞬間(終わった直後)こそが、
一番ボルテージが高い瞬間であり、
そこから1日、2日、3日、1週間と経つごとに、
だんだんと「やろう!」と思った”感情”は薄れていきます。

そして、何もせず1か月たった頃には、
湯冷めしたお風呂のごとく、
”感情”も冷め切ってしまっている。

「大事なのはわかるんだけど…忙しくて(汗)」
のような感じでしょうか。
(よく、ありますよね…汗)


■冒頭に、「思い立ったが吉日」
という言葉をお伝えしましたが、

”人の感情が時と共に下がっていく”

という前提条件を置いてみると、
まさしく、否定のしようがない言葉なのではないか、
と思うわけです。


■だからこそ、
・研修で気づきを得て「やろう!」と思ったとき
・大掃除をしよう!と思い立った時
・パートナーに感謝しようとふと思った時
・仕事で新しい企画を思いついたとき
なんであれ、感情が「やろう!」と高ぶった時は、

【「やろう!」と思った今が頂点。
 モチベーションは時と共に下がっていく】

という事を、常に忘れないようにすること、
そしてすぐに実行に移していくことが、
重要なのでしょう。


■「7つの習慣」でも
”影響の輪”(=今自分が影響できること)
に集中することによって、
自らの影響力を拡げることができる、
といいます。

当然ですが、
思っているだけでは、結果は変わりません
今までやっていなかった行動してこそ、
新しい結果を得ることができる。

と、いうことで
何か「やってみよう!」と思うことがあれば、
「思い立ったが吉日」
を合言葉に、”湧き上がった思い”を、
実行していきたいものですね。


最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。

【本日の名言】 いつやるか?
今でしょ!

         林修

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