基礎をつくる
■おはようございます。紀藤です。
昨日もお客様3社さまとご面談。
矯正マウスピースのせいで
少し喋りづらいのが難ですが(汗)
頑張って発音の練習をします。
さて、本日のお話です。
「土台が大事」という
とてもシンプルでわかりやすいエピソードを一つ、
ご紹介いたします。
「一階建ての家があるところに、
二〇階建てのビルを造ろうとしたとき、
一階建ての建物の上に一九階建てのビルを建てる人はいないよね。
それと同じように、
二〇階建てのビルを建てようと思ったら、
まずは二〇階建てのビルに見合う基礎を、
下に造らなければいけないんだよ。
それを多くの人は、
上しか見ないで建物を建てようとする。
すると、
すぐに崩れちゃうの。
それより下を見て、
自分の基礎をしっかり造っていくことが大切なの。
それが何かというと、
自分の知っていることを出し惜しみせず、
全力で下の人に教えるということなんだよ」
「斎藤一人 あなたは絶対、豊かになれる」 佐藤 修 著 より
■やっぱり「基礎」が大切、ということですね。
「良樹細根(りょうじゅさいこん)」
という言葉をご存知でしょうか。
根をしっかりと張っていれば、必ず良い木になる、
といった意味だそうです。
樹齢7000年とも言われている屋久島の縄文杉は、
約30メートルの樹高に対して、
根廻り約43メートルもある、とのこと。
もし自分の目指す先が、
「高さ1メートルの歩道にポツンと生えている木」
ではなく
「高さ20メートルの雄大にそびえ立つ大樹」
であるならば、
自らの「根」、すなわち「基礎」の部分を
大きくすることが大切なのだと思います。
■上のお話では、「基礎」を育てるためには、
「全力で、出し惜しみせず下の人に教えることである」
とお伝えしていました。
同様に『7つの習慣』においては、
その「基礎」の部分とは「人格」と呼ばれるものであり、
”思いやり、誠実さ、謙虚、勇気、正義”
などである、と言います。
すなわち、どちらも、
目先のテクニックではなく「あり方」が大事である、
という話なのだと思います。
■忙しい世の中、つい私たちも
目先の利益、すぐに役に立つスキル、短期的な対症療法などに
飛びつきがちかもしれません。
それ自体は悪いことではないと思いますが、
もし、より大きく上へ上へと伸びていこうとするのであれば、
同時に自分の「根」の部分、
「勇気を持って発言できているだろうか」
「相手のことを考えて行動できただろうか」
「今日、妥協せずに努力できただろうか」
などを考えてみることも大切なのではないか、
と改めて思う次第です。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。