1年の計は元旦にあり
■あけましておめでとうございます。
フランクリン・コヴィー・ジャパンの紀藤です。
皆さま、お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか。
私は、代表的な日本人らしく(?)、
実家にてコタツを囲み、お餅を食べ、ミカンを食べ、
皆で箱根駅伝を見る、というお正月を過ごしておりました。
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
さて、”1年の計は元旦にあり―”ということで、
「今年の目標」について考えたいと思います。
■1年の始まりは、新しいスタートということで
何となく気分も高揚する感じがありますよね。
年始には、1年が長く感じられて、
色々とできるような気がします。
ということで、
「今年は、月に10冊は本を読み、
週に2~3回はランニングをして、朝型の生活に切り替えよう。
簿記の資格をとって、英会話も始めよう!」
と、ここぞというばかりに”盛った”目標を立ててみたりします。
(私は、毎年こんな感じでした汗)
計画を立てているときは「できそうだ!」と思えるのですが、
しかしながら、実際はそんなに溢れるほどに時間はない、というのが現実。
多くの場合、たくさん立てた目標というのは続かず、
「結局、今年もダメだった・・・」という事になりがちです。
■では、どうすればよいのでしょうか。
メルマガやいくつかの習慣は出来るようになった(と自負をしている)私なりの、
そして非常に単純な答えですが、
何かを続け、目標を達成するためには、
【よくばらないこと】
この一言に尽きるのではないか、と強く思うのです。
目標を達成するためには、壁があります。
その壁は、”続けること” です。
目標に向かって続けることさえできれば、いつかは達成できる。
このことは多くの方が認めることだと思います。
しかしながら、
「したい人、10000人。始める人、100人。続ける人、1人」
とも言われるくらい、何かを続けることは難しい。
そして「続ける人」になるためには、
”結果が出ている感”が得られるまで、
”つまらなくとも、とりあえず続ける”という地道な期間を乗り越えること
このステップが必要になるかと思います。
■例えば、ダイエット。
今までやっていなかった、食事制限や運動と、
これまでと違う事をすると、当然ストレスがかかります。
「運動嫌だな。めんどうくさいな」
「腹減ったな。ご飯もっと食べたい」
そう思い続ける期間が続きます。
でも一定の期間頑張ります。
すると、
「あ、何だか痩せてきたな」という実感(成果)
「細くなったね!」「スタイルよくなったね」という評価(成果)、
という『うま味』を感じることができます。
『うま味』を感じられると、
ダイエットをすることも、始めたときほど苦痛でなくなる。
むしろ、それが気持ちよくなったりもする。
そうして、
”努力をする → 成果が出る → 気持ちよくなる → もっとやりたくなる”
という上向きの螺旋階段のリズムが出来上がります。
結果、やること自体が楽しくなる、
【真の習慣化】
が訪れるのではないか、と思うのです。
■1年の計は元旦にあり、ということですが、
この1年もできれば決めた計は達成したいもの。
そのために、
【よくばらず、地道に実行できる一つに絞る】
という考え方も、有効なのではないかな、
と思った次第です。
「7つの習慣」ということで、
習慣化のお話で年始は始めさせていただきました。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今年が皆様にとって、素晴らしい一年になりますように。