成功とは「サブ」&「シード」
■おはようございます。紀藤です。
昨日、来月の扁桃腺除去の手術の
事前検査のため、大学病院に行ってきました。
血液、肺活量、心電図などなど、
色々と検査をして、先生に言われたのが、
「あなた、異様に脈が遅いですね」の一言。
話を聞いてみると、どうやら運動を良くする人は、
体が環境に適応して脈が遅くなる傾向がある、とのこと。
いわば、動く人の体は
エネルギーを節約しようと省エネモードになるそうです。
人はどんな環境にも「慣れる」ことができる、
偉大な才能があると言いますが、
まさか心拍数まで適応するとは。
何となく人間の可能性を感じて、感動した1日でした。
■さて、本日のお話です。
「成功」の語源について面白いお話を見つけました。
それではどうぞ。
「成功とは」
成功とは、
いわば50メートルプールの底にもぐったまま、平泳ぎで反対側まで泳ぎぬくようなことです。
というのは、英語の「成功する=succeed(サクシード)」は、
「サブ 十 シード、Sub(下で)とceed(進む)」という合成語なのです。
つまり、目的の50メートル先に到達するまでは、
ひたすら水面下をもぐったまま進むということなのです。
途中で息が切れ、浮かび上がってしまったのではアウトです。
たとえ1メートル手前で浮上しても、それでは50メートルの潜水に成功したことにはなりません。
目的に到達するためには、途中で息が切れそうになって苦しくても、ともかく水面下で前進する。
そういう強さが必要なのです。
それは幸運の問題ではなく、
あなた自身が鍛練しているかどうか、あなたの強さの問題なのです。
「決断の日に読むユダヤの言葉」 手島佑郎著
■「成功」とは、色々な定義がされる言葉だと思います。
ちなみに『7つの習慣』も、
そんな「成功」に関して触れている書籍の一つと言われます。
「7つの習慣」のコヴィー博士は、
成功について、このように言います。
”真の成功は、持続性と成長性である。
四半期だけでなく、1年、5年、10年と成長し続けることである”
”実りある人生には、それを支える原則があり、
それらの原則を体得し、自分自身の人格に取り入れ、
内面化させて初めて、真の成功、永続的な幸福を得られる”
■何となく、成功というと、
華やかで、豪華で、きらびやかなもの、
というイメージがありますが、
本当の成功へのプロセスとは、
木が地面の下で、地道に根を伸ばし続けるように、
また、水の下で息が苦しくなりながらも、潜って進み続けるように、
着実で地味な行動の積み重ねから
生まれるものなのかもしれませんね。
【Sub(下で)+ ceed(進む)= 成功する(succeed)】
覚えておきたい語源ですね。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。