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420号 2014年11月21日

ダイエットに成功する人、失敗する人の特徴

■おはようございます。紀藤です。

先日、あるダイエットを専門にしている
プロのスポーツインストラクターの方とお会いする機会がありました。
(「2か月で必ず痩せる!」という有名なものです)

そこで、色々とお話を伺っていたのですが、
例え、どんなにいいプログラムがあったとしても、やはり、

「ダイエットに成功する人」と「ダイエットに失敗する人」

はいるそうです。

そして、それぞれ特徴があると言っていました。


■一番の成功の分かれ目になる部分が何かというと、

【明確な目的意識があるかどうか】

だそうです。

例えば、
・結婚式のために何としてでも痩せなければいけない
・健康に危機を感じて、家族のために絶対やせると決めた
などが良い例。

逆に、「何となく痩せたいと思った」というのが理由だと、
いくらマンツーマンでの熱心に指導をしても、
結局一人の時に、家で食事のルールを守れなかったり、
運動をサボってしまったりと、
計画が、なあなあになってしまうことも多いのです、
そんなお話をされていました。


■「やっぱり目的意識は大事だなあ」と思うと同時に、
『完訳 7つの習慣』に書かれていた、ある文章を思い出しました。

”私(コヴィー博士)は、組織にコンサルティングの仕事をするとき、
自分の時間と人生を効果的にマネジメントする方法は、
バランスよく優先順位をつけ、それを実行することだと教えている。
それから次のような質問をする。

「次のうち、あなたの一番の弱点はどれだろう?
 ①優先順位を決められない
 ②優先順位に従って計画を立てられない、または計画しようとする意欲がない
 ③計画に従って行動するように自分を律することができない」

するとほとんどの人は、一番の弱点は「③」だと答える。
しかし、そうではないと私は思う。

根本的な問題は、彼らの言っている「優先順位」が、
頭と心に深く根付いていないこと、
つまり「第二の習慣 終わりを思い描くことから始める」がしっかりと
根付いていないのである。”


■つまり、先の話に当てはめると、
「痩せよう」と何となく思って、
”今週の運動計画”をとりあえず手帳に入れたとしても、
「絶対に痩せるぞ!そのために何があろうと今日は運動をするぞ!」
くらいの決意がなければ、
緊急の用事が舞い込んだ瞬間、
「まあ、今日は仕方ないか・・・」と、
結局、”やらない”という選択肢を選んでしまうのではないでしょうか。


■計画は大事。

でもそれをやろうとする「目的・意志」はもっと大事。

「なぜ何のために、それをやろうと思うのか?」
「どうしてそれがやりたいのか?」

計画を立てる前に、
このことを自分に深く問いかけることが大切なのでしょうね。


最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。

【本日の名言】 明確な目的があれば、起伏の多い道でも前進できる。
目的がないと、平坦な道でも前進できない。
         
               トーマス・カーライル

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