メールマガジン バックナンバー

396号 2014年10月17日

レベルアップの中毒性

■おはようございます。紀藤です。

朝も冷え込んで、
すっかり秋らしくなりましたね。
季節の歩みを感じます。

また、先日は新人研修「ディスカバリー」の説明会。
100名ほどの方にお越し頂き、
非常に盛り上がりました。

11月21日も開催をしますので、
ご興味のある方は、ぜひお越し下さいね。

■さて、全くの私事ですが、
先日の週末、ふとしたことがきっかけで、
「スマホゲーム」
をやってみました。

最近だと「パズドラ」とか「○○ドラゴン」とか、
思い出せないほどに色んな種類が出ていて、
CMも広告も物凄い勢いです。

コンビニでも、
スマホゲームを買うためのカードコーナーが溢れており、
本当に旬なビジネスなのでしょう。

普段は、ゲームはハマリそうで恐いので、
決して手を出さないのですが、

「ファイナルファンタジー」

というタイトルのゲームがふと、
スマホの画面に広告として表示されたことがきっかけで、
吸い込まれるように画面をタッチしていました。

それは昔、私が大好きで大好きで仕方がなく、
青春の想い出が詰まったゲーム。

ちょうど時間もあったので、
トレンドを知る、という事でちょっとだけやってみようかな・・・
などと考え、トライすることに。

すると、恐れていた通り、
・・・・非常に面白い!

気付くともうハマっており
夢中でやっていました(汗)

はっと気づいたときには、
既にかなりの時間が経過しておりました。


■なぜ、こんなにハマってしまうのか?

「ゲームは時間のムダ」と思っている(つもりの)私も
一定時間やってみるとハマりました。

そして多くの方もきっとそう。

だからこれほど大きなマーケットになっているのでしょう。

なぜハマるのかは、きっと
いくつも要素があるのでしょうが、
私が思うに、ハマる理由の一つに、

【レベルアップの気持ちよさ】

があるのではないか、と思いました。

人は誰しもが、
多かれ少なかれ、
「前よりも上手くなった」
「できないことができるようになった」
「知らないことを知ることができた」
などの時、
【成長した実感】を強く感じ、
それが気持ちよさを生むのではないか、と思います。


■前置きが長くなりましたが、
この【レベルアップの気持ちよさ】というのは、

”人材育成の際の大きなポイントではないだろうか”

というのが、本日のお伝えしたいことです。

人が能力やスキルなどを高め、
結果を得るためには、
物事を、継続をして取り組む必要があります。

行動を繰り返すことで、初めて結果が生まれます。

そして、行動を繰り返すためには、
継続的にやる気をキープする必要があります。

誰しもが、何かを始めたときはやる気。

でも、これを維持するのが難しいのです。

そんな中、この”やる気”を継続的に維持するのが、
「自分はレベルが上がっている」
「これからも益々強くなっていく」
という、

【上達の実感】

だったり、

【上達の予感】

だったりするのではないでしょうか。


■現実の世界では、
「レベルアップをしました」
とは明確に言われません。

いつレベルアップをするのかも、
わからないものでしょう。

しかし、何かを継続的に取り組み、
行動する目標があるのであれば、
きっとこの「前進している感覚」は必要な要素ではないでしょうか。

だからこそ、
良く言われることではありますが、
「マイルストーンを設け、進んでいる実感を得る」
「フィードバックの機会を設ける」
など、
【上達の実感】【上達の予感】を感じられるように、
仕組みを考え、作ることが、
物事を始める際に重要なことなのかも知れませんね。
(「7つの習慣」の
”習慣化”のむずかしさ
を考えながら、そんなこと思った次第です。)


最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。

【本日の名言】 うんと熱中せよ。熱中は熱中を生む。

             ラッセル・コンウェル

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