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388号 2014年10月3日

「頑張る」の基準

■おはようございます。紀藤です。

私が最近ハマっているテニス。

先日、テニススクールのコーチ、
(錦織圭似の爽やかで長身のイケメン)
とレッスン後に話す機会がありました。

彼は、数いるコーチ群の中でも、
圧倒的に上手で、その技術も卓越しています。

そして何よりも楽しそう。

そんな彼に、
「どれくらいテニスに時間を割いているのか」
と聞いたところ、
こんな答えが返ってきました。

「仕事で週4テニスを教えて、
 休日は、自分でテニスの大会出て、
 まとまった休みはプライベートレッスンでテニスの合宿に行きます。
 あっ、ちなみに今度全日本の大会にも出ます」

すなわち、
ほぼ1日中、365日、テニスばかりしている、
ということ。

だからそれだけ巧いのか…
と思うと同時に、
ある「努力」についてのお話を思い出しました。


■良く聞く話ですが、
「成功者の努力」について、
このようにあらわしている本があります。


成功者は努力をいとわない。

というより、努力をあまり努力と思っていない。

自分の努力に対して、
「いや、このぐらいやるのは当たり前」
ぐらいに思っている。

彼らは、自分の努力に関しては、驚くほど無頓着なのである。

一日に十八時間くらい働いていても、
「みんな、これくらい働いているんじゃないかなぁ」
とケロッと発言するのが、大物になる秘訣である。

「俺って努力してるなあ」と思っているうちは、その努力はまだ本物ではない。

本物の努力というのは、限界の、その先にある限界を突破し、
一五〇パーセントぐらいの力を出しているということである。

もし「こんなに頑張っているのに、成功しないなあ」と思っているなら、答えは簡単、

努力がまだ小さすぎるのだ。

「成功者の習慣が身につく“超”心理術」
内藤誼人 著/東洋経済新報社より


■この話を見て、自分で、
「最近、割と素振りしてるし、
 体幹トレーニングもしてるし、
 テニスがんばってるな~、自分。」
なんて思っている自分自身をおこがましく感じました(汗)

コーチと比較する、というわけではありませんが、
本当に「次元が違う人」というのは、
その努力の幅も、
投資する時間も労力も、
基準が違うでしょう。


■もし、何かの道で、
卓越したプロ中のプロを目指すのであれば、

”一日に一八時間くらい働いていても、
「みんな、これくらい働いているんじゃないかなぁ」
とケロっと発言する”
 
”常に、いつ何どきも、そのことを考えている”

くらいのレベルで、物事に取り組む必要があるのだろうな、
とふと感じた次第です。

自分もまだまだなので、
もっと頑張らないとなあ、と思う今日この頃でした。


最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。

【本日の名言】 多くの犠牲と苦労を経験しなければ、
成功とは何かを決して知ることはできない。

マハトマ・ガンディー

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