自分が自分をどう扱うかを見て、他人は自分をどう扱うかを決める
(本日のお話 2157文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は、3件のアポイント。
そして、4月に実施の
新入社員研修『ディスカバリー』の打ち合わせなど。
週末のフルマラソンで自己ベストを記録し、
”小さな達成感”を積み上げたせいか、
気分が良い日々です。
また、フルマラソンの目標を達成したので、
次の目標として、ずっと放置していた
「英語学習」を再開することに決めました。
新鮮な情報は海外に落ちていることが多いし、
「言葉は文化を理解する」ことですから、
自分で腰を据えて学ぶ価値は十分すぎるほどあるだろう、
と、改めて思いました。
社会人になって、初めて受けたTOEICは400点。
そして一昨年2016年7月に受けた時も、
TOEIC730点という微妙すぎるスコア。
なのに、英語学習に投資してきた金額は
およそ100万以上(汗)
どれだけ”浪費”しているのか、、
ですので、一つの指針として、
「TOEIC900点」まで持っていきたいと思います。
また今後の進捗はメルマガにてご報告いたします。
*
さて、本日のお話です。
最近、ふと思ったことがありました。
それは
「自分の態度次第で、人からの扱われ方が変わる」
ということ。
本日はそのお話について、思うことを
皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【自分が自分をどう扱うかを見て、他人は自分をどう扱うかを決める】。
それでは、どうぞ。
■「鏡の法則」という言葉があります。
昔に流行った本で、
「他人は自分写し鏡である」
だから、周りにいる人が自分のレベルであって、
愚痴や悪口を言い合う人の中にいるということは、
自分がそのレベルなんだよ、
みたいな話ですね。
*
これを「自己啓発的な話だ」と
片付けるのは簡単なのですが、
実際考えてみると、確かにそうなのです。
”類は友を呼ぶ”
とも言うように、
見渡してみると、そこに集っている人たちは、
価値観、考え方、言動など、
往々にして近しいことが多いもの。
良い悪いではなく、
愚痴を言い合うマダム達は、
やっぱり何となく空気も似ているし、
逆に、”意識高い系”なんて
レッテルを貼られる人達も、
やっぱりどこか似ていたりするものである、
と感じます。
■そして、この話に関連して、
ふと思ったこと。
それが、
『自分が自分をどう扱うかは、鏡のようなもの。
他者からも同じように扱われる』
ということでした。
私ごとですが近頃、思うようにいかないことが
いくつか重なり、「やや自尊心が下がっている」
状態が続いておりました。
すると、たとえ褒められても、
つい口に出る言葉が
「自分なんて大したことないんっすよ~」
みたいなセリフ。
意識的か無意識的かわかりませんが、
言葉や自信のない仕草に、
”自尊心の下がった状態”
が出てしまうのです。
そして、
「自分は自分のこと、大したことがないと思っていますモード」
になると、どうなるか。
不思議なもので、周りの人も
「自分を大したことがないように(重要じゃないように)扱う」
ように、感じるのです。
■これはあくまで、私の感覚。
だから、実際周りがどうしているか、
正解はわかりません。
しかし、立場を変えて想像してみると、
実際、これは事実だと思うのです。
「自分の行動に誇りを持っていて、
自分を大切にしている人」
には、なんとなくその空気を感じ、
大切にしよう、と思ってしまいますし、
「自虐的で、自分で自分を貶めている人」
を見ると、貶めよう、とは思いませんが、
自分の中で優先順位が下がる気がします。
なんとなくの空気感、ですが、
そんな雰囲気を、確かに感じるのです。
■しばしば気をつけようと言われることが、
「相手のことを尊重しましょう」
「自分のしてほしいことを相手にしてあげましょう」
という、人間関係における
”相手目線”のあり方に着目されます。
しかし、
・謙虚な人、
・いい人
・責任感が強い人
ほど忘れがちで、
かつ気をつけたほうがいいと思うのが、
【自分で自分をどう扱うか】
ということではないか、
と思うのです。
「自分なんて大したことないっすよ~」
と言っていれば、周りはそう扱います。
「自分は日々真剣に、誇りを持っていきている。
無礼を働く者は、決して認めない」
と、背筋を伸ばして生きていれば隙はなく、
相手も背筋を伸ばして、自分と向き合ってくれます。
「自分が自分をどう扱うか」
は、他人が自分へ接するときの、
重要な指標になっている、
そう、思うのです。
■また、同時に思うこと。
それが、
「自分を軽く扱うと、
”自分に期待してくれている人”に対して、失礼である」
と私は思います。
自分は自分のことをぞんざいに扱ってもいいけれど、
”自分のことを、可能性がある、
もっとやれると思ってくれる人”がいるのに、
または、
”ついてきてくれる後輩、メンバー”がいるのに、
「いやいやいや、自分なんて大したことないっすよ~」
なんて言っていたら、
自分を信頼してくれる人は、
「こんな、小さい人間に従っていたのか」
と悲しく思ってしまうことも、あるかもしれない。
だから、周りのためにも、
”卑下することになく、自分自身を適切扱う”
ことは、とても大事なことである、
そのように思うのです
■目に見えませんが、
「自分で自分をどう扱うか」は、
人間関係に大きく影響しています。
なんだかんだで、
【自分が自分をどう扱うかを見て、他人は自分をどう扱うかを決める 】
ものです。
だからこそ、
己に誇りを持ち、
己を大切にし、そして、その結果、
人を心から大切にできる、
そんな成熟した大人を目指したいものだ、
そのように思った次第です。