本人が「本当にそう思っているのか」を確かめないと、わからない
(本日のお話 1440文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は1件のアポイント。
また、『プロジェクトマネジメント研修』の
社内ファシリテーター養成コースの実施。
ならびに社内ミーティング。
夜は、コーチングの練習(やる方)でした。
新しいことを試しているときは、
気分が上がりますね。
*
さて、本日のお話です。
最近、自分の日常において、
”「自分はこうに違いない!」
と思っていたことが、実は間違っていたと気づく”
ということが立て続けに起きています。
それを踏まえて感じたこと、
学んだことを、皆様にご共有させて頂きたいと思います。
タイトルは、
【本人が「本当にそう思っているのか」を確かめないと、わからない】。
それでは、どうぞ。
■前職の会社で、しばしば注意されたこと。
営業の相談で
「今回の金額だと、
お客さんは難しいと言うと思います」
と上司に報告すると、
「ホントか?
本当に、お客さんが”その金額で難しい”って言ったのか?」
というツッコミを入れられる。
自分の中では、
「あの様子じゃ(この金額じゃ)ありえないでしょ!」
と思い、そう報告するのです。
でも、ところがどっこい。
その後、上司と営業同行に行くと、
お客様はにっこり微笑みながら、
「わかりました、そのプラン(金額)でいきましょう!」
とすんなりと決まってしまい、
私(紀藤)は上司に虚偽の報告をしたようで、
気まずさを感じる、
という経験を何度かしてきました。
そして、上司に叱られながら、
(「自分が難しい」と思っている、ということは、
ただ”自分がそう思っている”というだけであるのだなあ)
とその時思ったのでした。
と、いうことを、
実は最近も同じようなことがあり、
改めて思い出していたのでした。
■最近あった話ですが、
私は普段から営業の仕事で、
”新しいつながりを作ること”(新規営業)
を、特に重要視しています。
そうすると、気づかないうちに、
メガネの色が「新規営業の色」になっているわけです。
(ポイントは”気づかないうちに”というところ)
だから、
「新しい仕事の機会は貴重なものだ」
「このチャンスはぜひ、つかみ取るべきだ」
「新しい挑戦のためには多少のリスクはつきものだ」
と、知らず知らず思ってしまう。
それが身についた習慣のような考え方なので、
”きっと相手もそう思っているだろう”
(新しいチャレンジって楽しい、大事、と思っているはず!)
と、無意識に思ってしまい、
そのように判断してしまう。
ところがどっこい、仕事に関わる人に、
「実際、どう思っているか?」
を聞いてみると、自分の予想とは違うどころか、
全く逆である、
みたいなことがあったのでした。
■もちろん、人は、それぞれ
違う経験、違う考え方を持っている生き物。
ですから、
”意見の相違”が悪いわけでも、
”相手の意見を予測できなかったこと”が悪いわけでもない、
とは思います。
しかしながら、大事なことは、
どれだけ経験を積もうとも(むしろ積んだからこそ)
「自分が思っていることは正しいとは限らない」のであるし、
特に人が関わっているときは、
注意が必要なのでしょう。
無為に巻き込み、相手の気持ちとズレたまま、
進めてしまうことは危険なのでしょう。
だからこそ、ちょっと怪しいときは
【本当にそう思っているのか?を、直接聞いてみる】
ことが物凄く重要なのだろう、
と思ったのでした。
経験を積んだり、
関係が深くなったり、たくさん会話をしている、と思うと、
相手の事を理解した気になってしまいますが、
結局、それも自分の視点でしかありません。
【本人が「本当にそう思っているのか」を確かめないと、わからない】
もの。
事実と解釈を混同しないこと。
確信のつもりが、盲信にならないこと。
反省、自戒を込めて、そう思った次第です。
---------------------------------------------------------------------------------
<今日の未来習慣>
相手の気持ちを予想した後、
「本当にそう(自分が思うように)思っているのか?」
と、聞いてみる。
(多分、結構違うはず)
----------------------------------------------------------------------------------
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。