マラソンの失敗から学んだ、「攻め」と「守り」のマネジメント
(本日のお話 1537文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は、「勝田マラソン大会」でした。
私は体調不良のため、
妻の応援に徹しましたが、とにかく寒い!
雪が舞い降る中、2万5000人が
ひたすら走っている姿は、圧巻、尊敬でございました。
次は体調も万全にして、
参加者として頑張りたいと思います。
*
さて、今日のお話です。
本日は、マラソンの今回出場できなかった理由を振り返り、
その反省として、思うことがありました。
今日は、そのお話と、
また仕事の話とリンクさせつつ、
学んだことを皆様にご共有させて頂きたいと思います。
タイトルは、
【マラソンの失敗から学んだ、「攻め」と「守り」のマネジメント】。
それでは、どうぞ。
■今から、1週間前の日曜日。
「250キロを1ヶ月間で走ろう」と、
宣言をした日の最終日でした。
でも、走る距離が足りない。
最後の1週間は、走って走って走りまくり、
そして体力が削られている中、
最後に、深夜3時~6時でムリをして25キロ、
肌寒い中走ったのが最後のトドメとなり、
身体を壊していった気がします。
(今振り返ってみると、あれがよくなかったですね)
■ことマラソンの練習において、
身体は、
”「追い込み」と「回復」のバランス”
を、適度にやることで、
”超回復”という身体を、過分に回復させ、
自らの基礎力が高まっていく肉体の変化が訪れます。
しかし、”適度”を超え、
過度に追い込み、練習をしすぎたり、
ムリをしすぎたりすると、
・オーバーワークで回復しない
・膝を痛める
・肉離れになる
・免疫力が落ちて風邪をひく
といった、良くなるどころか、
むしろ、ネガティブな方向に転がってしまうことがあるのです。
大切なのは、
『”適度に”追い込んでいく』
ことであり、何でもかんでも、
過度にやりまくればいいわけではない、
ということですね。
■人には傾向があります。
「過度に追い込み”がち”」な人もいれば、
「追い込まず緩くやり”がち”」な人もいます。
しかし、一つ言えることは、
繰り返しになりますが、
・「適度」が大事、
・「追い込みと回復のバランス」
であるということであり、
このことを見失っては、
【長期的にもたない】
ということ、これは、
今私が強く思うことですし、
一つの事実ではないか、と思うのです。
■私が新入社員のとき、
飲食店で社員として働いていたのですが、
当時の上司にこんな話をされました。
それは、閉店後、キッチンの片付けをしているときのこと。
「なあ、紀藤。
すみずみまでピカピカにするのはいいんだけどさ。
年末の大掃除みたいなレベルで毎回やってたら、
身体が持たなくなるぞ。
1週間、1ヶ月のバランスを見て、
ペースを落としたり、メリハリを付けないと。
結局、もたなくなるぞ」
そんなアドバイスだったと思います。
■私は、当時は今よりもっと真っ直ぐでしたので、
「なに!手抜きをするなぞ、そんなの許されない!」
というように、
ますます気合を入れていたのですが、
上司の言う通り、いつからかガス欠気味になり、
気持ちも身体も長続きをしなくなり、
結局、高い基準を保つことは、できなくなったのでした。
上司が言いたかったのは、
”「手抜き」ではなく、「バランス」を考えよ”
ということだったのでした。
■「追い込み続けて成長させる」
「追い込み続けて限界突破させる」
これはこれで、一つの考えですし、
私も割と、そんな体育会系の考えが、好きなタイプです。
でも、「理想」は「理想」であり、
現実は、自らの身体のバイオリズムを知り、
”「自分のリソース」(=健康、メンタル)を考慮に入れ、
『攻め』と『守り』のバランス(=追い込みと休息)を保つこと”
このことが、長期・継続的にパフォーマンスを発揮するために、
重要な要素ではないだろうか、
そのように思います。
■ネジを回そうとドライバーでグリグリ押し込んで、
結局、ネジ穴が潰れてしまっては、本末転倒。
何事もバランスです。
私も、走りまくるだけでなく、
身体を壊さないための、「休息」を計画に、
もっと繊細に入れるべきでしたし、
何かと過度に追い込みガチな傾向があると知り、
『攻めと守りのバランス』
を保つ事が大事だったのだろうな、
と反省の念を新たにした次第です。
バランス、大事です。
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<今日の未来習慣>
・自分の「傾向」を考えてみる。
(「過度に追い込み”がち”」なのか
「緩くやり”がち”」なのか、を考えてみる)
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。