”習慣化”を甘く見積もらない
(今日のお話 1911文字/読了時間2分半)
■おはようございます。紀藤です。
先日は2件のアポイント。
そして昨日に引き続き、
研修体系の作成についてのインタビューに、
「7つの習慣」の社内勉強会の立ち合い。
1日中話を聞いたり、
話をしたりしておりますが、
十人十色の考え方、物の見方があり、
私自身とても勉強になっています。
■さて、先日ですが、
面白い記事を友人が共有してくれました。
「ダイエットの歴史」という話から、
”習慣化を成功させるには?”
というテーマに話を拡げているのですが、
非常に興味深い内容です。
今日はこのお話を元に、
改めて「習慣化」について考えたいと思います。
ちなみに、どんな内容だったのか、
簡単にお伝えさせて頂きますと、こんなお話でした。
【ダイエットには2000年の長い歴史がある】
ダイエットは2000年前から研究されている。
しかし失敗続き。
それくらい深堀されてこなかったテーマ。
結局、失敗のパターンとは、
・痩せようと頑張る。
・どこかで頑張れなくなる
・そしてリバウンド
この繰り返しである。
この負の連鎖を切るためには、
一時的な食事制限や、無理な運動ではなく、
「根本的な生活習慣をかえる」
ことでしか成し得ない。
では、習慣をかえるためにはどうすればよいか。
そのためには3つのステップが必要。
1、やろうとするモチベーション(始める理由)
2、モチベーションを落としていく。(続ける理由)
(がんばって、ガムシャラにやるは絶対に続かない)
3、完全な習慣化
(何のストレスもなく当たり前に続けられる。)
である。
ちなみにポイントは、「2」。
モチベーションが高いから続けられる、
というのは、習慣化にはならない。
ちなみに、石川さんの場合、
(この記事のインタビュー相手:ダイエット研究の第一人者
著書『最後のダイエット』)
「英語の論文を読む」
という習慣をつけるのには、10年間かかった。
10年間は、苦痛だった。
習慣化には、その重い軽いのレベルによって、
繋る時間も変わってくるが、それくらいかかるものもある。
というお話を紹介していました。
(この話の本題は、習慣化のためのベースは
「睡眠」「運動」「食事」である、
と続きますが、またの機会に取り上げます)
■ここで、
「本当にその通りだよな」、
と私が思ったのが、
最後に石川さんが語られていた、
”習慣化をつけるには10年かかった。
10年は苦痛だった”
という部分。
「習慣化しよう」
と言えば、たったの6文字ですが、
この”習慣化”いかに難しいことか。
一体どれだけ多くの人が、
”習慣化”の壁の前で、力尽きてきたことでしょう。
(私も含めて…汗)
もちろんレベルにもよりますが、
「習慣化」って、結構難しいと思うのです。
10日とか、30日とかで、
ちょっと頑張ったら習慣になる、
というのは、ほんの入り口の話。
”新しい、でも身につけたらインパクトがある”
絶大な習慣(ちょっとやるのが嫌なもの)、
例えば、
・ダイエット
・禁煙
・英語勉強
を完全に身に付けようとするのは、
手厳しい話ですが、多大な労力が必要になると思うのです。
先ほどのインタビューの話にも出たように、
「10年くらいかかる」という場合もあるのでしょう。
ちなみに、私の場合、
メルマガを書いて、発信して
今日で566回目になりますが、
まだまだちょっと苦痛な日も多々あります(汗)
つまり、実は
”完全に習慣化した”とは言えないと思っているのです。
■そして、何がこの話で共有したいか、というと、
何かを続けるにあたって、
【甘く見積もらないこと】
何かを続けるために、
つまり習慣化を成功させるために、
とても大切な心構えなのではないか、と思うのです。
■自分を変えるためには、
「ちょこちょこっと努力をすればいいだろう」
「ちょっと1週間頑張ればいいだろう」
それくらいで変わったとしたら、
誰もがこんなに苦労するはずはありません。
だから、変われなくて、
ダイエットも2000年前からの課題なわけですし、
禁煙だって、同じように皆がみますし、
英語勉強の習慣でもそうだし、
早起きの習慣もそうでしょう。
それくらい、変えること、
変わることは難しい。
(残念ながら)それが現実なのでしょう。
だからこそ、
習慣化を成功させるためには、
「どれくらいの努力が必要なのかを正しく見積もる」
(やや厳しめで見積もる)
ここからスタートすることが大切だと思うのです。
そんな「厳しめ」という見積もりをすることで、
だから達成をさせるために、
・宣言する
・仲間を作る
・学校に通う(強制力を働かせる)
・他の活動を覚悟して削る
などの行動が生まれ、
”習慣化”の成功率上がるのではないか、
そのように感じた次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。