ストレスから解放される原則
(今日のお話 1190文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
この週末は少し早目の夏休みということで、
お休みをいただき、奄美に行ってまいりました。
雨が多い毎日でしたが、
本を読んだり、ハブ博物館に行ったり、
普段考えないことに想いを馳せておりました。
郷土料理を食べ過ぎて、
太ってしまいましたが(汗)、
適度な休養は大切、と思った週末。
今日から再び頑張ります!
ちなみに「リラックス」ということで思い出したのが、
最近フランクリン・コヴィー・ジャパンから出版された、
『ストレス・フリー』(著マイケル・オルビン/サム・ブラッケン)
という本。
「7つの習慣」のお話と連動して、
”ストレスから解放される原則”が書かれている
興味深い本です。
今日はこの本から、
”ストレスから解放される原則”
について共有したいと思います。
■慢性的なストレスから解き放たれるためには、
どうしたらよいのでしょうか。
そのためには、ストレス・フリーになるための
「物の見方(パラダイム)」がある、
と著者のマイケルとサムは語ります。
どんな「物の見方」か、というと、
それは、
【マインドフルネス】
と呼ばれるものだそうです。
マインドフルネス、というと、
何だか聞きなれない言葉ですが、
要は、
”今この瞬間に意識を向けること”
だそうです。
小さな子供が、
目の前で起きていることだけに焦点を合わせ、
一つ一つに夢中になっているようなイメージでしょうか。
■著者のマイケル、サム氏は
ストレスの特徴について、このように言います。
「”現在と言う瞬間”に、
強烈なストレスが存在しているケースは、実はほとんどない」
と。
例えば、生命を分けるような
強烈なストレスを考えてみます。
▸対向車線から車が飛び出してきて、
交通事故にまさしく今、遭いそうである
▸スキューバダイビングをしていて、
酸素がなくなった。
みたいな状況でしょうか。
当然ながら、こんなことはそうそう起こりません。
一生に1~2回あるかないか、くらいでしょう。
もうちょっと身近に考えて、
ビジネスでのストレス。
例えば、
▸仕事上での顧客対応のクレームを受けている
▸上司に物凄い剣幕で怒られる
みたいな状況でしょうか。
これも実はそんなに連続的に起るわけではない、
1時間に1回、こんなことが起る人は、
そうそういないでしょう。
そして、ここで考えたいのが、
どちらのケースを考えても、
<”ストレスが存在している瞬間”は、実際はそんなに長くない>
ということ。
恐らく起きている時間の
0.01%くらいの時間にしか、ストレスは存在していない。
このことに気が付くことが重要である、
そう著者は述べているのです。
■実際のところ、
ストレス自体はそんなに存在していない。
発想の転換として、
このような「物の見方(パラダイム)」から、
自分自身の日常を見てみる
そうすると新たな気付きが生まれるかもしれませんね。
(長くなりそうですので、明日に続けます)
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。