圧倒的な行動の量によって、自分の中に「知恵」が蓄積していく
(本日のお話 1887文字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は三件のアポイント。
ならびに夜は「サムライ塾」の仲間が経営する町工場に訪問。
昭和の香りがする工場と、そこで働く人々を見て、
おばあちゃんの家のごとき懐かしさと、古き良き日本を感じました。
工場には卓球台、駐車場にはクリスマスツリー、
体調が悪くなった人ための仮眠室。
大きな家族のような温かみのある職場に、
決して経済的にインパクトがある世界ではないにせよ、
大切な、守りたい場所であるな、としみじみ感じました。
そして、テクノロジーが世の中を駆逐して行く中、
これらのものづくりはどうなるのだろうと、
これらの風景が失われるのは悲しすぎる、と、
見えない、かつ未だ答えが想像できない問いに、
足を止めて考えた夜でした。
*
さて、本日のお話です。
12月後半から、長らく取り組んできた「サムライ塾」が終わり、
自分の中で、新たな、かつチャレンジングな取り組みを始めます。
(まだ詳細はお伝えできないのですが、いずれ)
今まさしく、そのことに向けて準備をしているのですが、
その中で思うことがあります。
それが、何か新しいことを始める際は、
「行動(アクション)の総量」
こそがものをいう、ということ。
今日はこの大切さについて、
自戒を込めて、
思うところを記したいと思います。
タイトルは、
【圧倒的な行動の量によって、
自分の中に「知恵」が蓄積していく】。
それでは、どうぞ。
■世の中のベスト&ブライテストな方々が、
どう考えるかわかりませんが、
一般市民である私は、
『行動こそ命である』
とつくづく思います。
ちなみに「行動」といっても、
マンネリ化した、冗長的な行動の繰り返しではなく、
”新たな行動”の総量。
行動の種類 × 量 が大事だと思うのです。
だから、さしてインパクトのない、
「自分がやりやすい行動」
(例えば、営業で言えば、居心地はよいが、意思決定ができず、
購入する意欲もない担当者に何度も足を運ぶ、のようなこと)
ではなく、
今までとは違う、
「パッと見てリスクや負荷があると思われる、
チャレンジングな”行動”」
の総量こそが、
大きな結果をもたらす要素になる、
と私は思います。
■それは、私自身の経験を振り返ってもそうでした。
例えば、営業活動で言えば、
・電話して人事担当者に訪問
↓
・関係構築
↓
・ヒアリング
↓
・プレゼン
という流れが、
多くの「営業」における”正攻法”です。
しかしながら、それだけではなく、
一見、意味がないようなアクションが、
「金鉱脈的なアクション」
だったりするのです。
私が今まで試してみた行動でいえば、
・自腹で高い経営塾に参加してみる
・人事交流会を開催してみる
・知り合いの部長を紹介してもらう
・プレゼンを勉強してみる
・人を紹介する
・社長が好きな教養を勉強してみる
・メルマガをひたすら継続してみる(土日含め)
他細かい事多数
などなどが、試した例。
正直、この中で、
本当に効果的だと言えるのは、
ごくごく一部です。
しかし、やってみて思うことは、
「やってみないとわからなかった」
ということ。
そして、
「やる前までは、やってみて意味があるのだろうか、
と思うような新しいアクション」
の中にこそ
『”金鉱脈”が眠っている』
(=成果にインパクトをもたらす大事な活動がある)
と、ふと発見したりするのです。
(ちなみに、このメルマガなどは、
まさしく「金鉱脈」的な活動でした)
■いろんなパターンで、
様々な工夫をして行動(=新しいアクション)をしてみると、
色々なことがわかります。
メルマガでも、全く同じです。
・ゆるいメルマガ送ってみる、
・強めのメルマガを送ってみる、
・名言を入れてみる、
・読了時間を入れてみる、
・あまり受け入れられないような
思想的なメルマガを送ってみる
・日曜日は書評を送ってみる
・月曜日は、研修の案内、プロモーションを送ってみる
・メルマガのFacebookページを作ってみる
行動の総量を拡げると、
リアクションが変わります。
そうすると、また違った答えが見えてくる。
結果、少しずつではあるものの、
『何が成果にインパクトをもたらす行動で、
何が成果にインパクトをもたらさない行動か』
のヒントが見えてきたりするのです。
そして、まだ見ぬ、もっと素晴らしく、
”インパクトに繋がる行動のタネ”が
そこかしこにあるように思います。
■昔からよく言われるように、
「質より量」
「量が質に転化する」
は、やっぱり理由があってこそであり、
【圧倒的な行動の量と種類によって、
自分の中に「知恵」が蓄積していく】
そのように思います。
新しいチャレンジは、
一歩目を踏み出すのが億劫なもの。
しかしながら、
”行動の量こそが質になる”
と信じて、出来ないなりにも、
ぜひ積極的に、
新たな行動、
リスクある活動、
チャレンジをどんどんして、
自らを成長させていきたいと自戒と共に、
強く思った次第です。