時代は「歩く歩道」のように流れていく。
だから、「学び続けること」が大切である。”
(本日のお話 1952文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日まで富士山の麓で「サムライ塾」の合宿。
合宿など、学生の部活のようですが、
大人になってからの本当に貴重な時間でした。
・日本をSWOT分析するとどうなるのか?
・日本の問題を、緊急と重要のマトリクスで考えてみるとどうなるか?
そして、そんな事を踏まえて、
・自分がいかに生きるのか
そんなことを語り、内省し、
改めて自分の立ち位置を見直した3日感でした。
本当に楽しく、充実していた時間でした。
きっと、一生忘れないと思います。
今日は月曜日。今週も頑張りたいと思います。
*
さて、本日のお話です。
冒頭の「サムライ塾」も含めて、
学べば学ぶほど、知らないことに気が付き、
もっと学ばなければ、と思います。
「学びたい」という気持ちもありますが、
「学ば”ねば”」という気持ちが、高まっている、
というのが正直なところかもしれません。
今日は、「学び」について、
「なぜ、私たちは学ぶ必要があるのか?」
という深いテーマについて、
思うところをお伝えできればと思います。
タイトルは、
【時代は「歩く歩道」のように流れていく。
だから、「学び続けること」が大切である】。
それでは、どうぞ。
■少し前に、あるお世話になっている人事部長と私、
そして私の友人と夕食を共にしていた時の話です。
ふと、人事部長がお酒を飲みながら、
私と、友人(人事)に、こんな質問を投げかけました。
「なぜ、そんなにモチベーション高く、
学ぼうと思うんですか?」
と。
その質問の理由は、
私達が、何か鬼気迫る勢いで
学んでいるように見えたから、
なぜだろうと思った、
とのことでした。
*
そして、その質問に対して、
私と友人の答えは、
「危機感です」
という、同じものでした。
■よく知人の方から言われることが、
「なんでそんなに焦って色々学ぼうとするのか」
という質問・コメントです。
正直、そう言われるほど、
私は大量に学んでいるわけではありません。
しかし、自分の心の中に、
常にある感覚が、
「危機感」
であり、
それによって突き動かされていることは、
事実である、と思うのです。
では、それは、
「何に対する危機感なのか?」
と問われれば、
『自分で自分の人生をコントロールできなくなる危機感』
『時代に置いていかれる危機感』
とでも言えるように思うのです。
■このことに関連する小話で、
私が関わっている「サムライ塾」にて、
こんな話を聞きました。
サムライ塾 主催者 近藤氏の言葉です。
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今の、時代は、「歩く歩道」のように流れている。
そして、その「歩く歩道」のスピードは、
どんどん、どんどん早くなっている。
その「歩く歩道」(=世の中の流れ)に乗らず、
歩く歩道の外で、立っているだけだとしたら、
あっという間に、自分が取り残されていく。
また、「歩く歩道」に乗っているだけでも、
時代に運ばれてはいくものの、時代の先に行くことは出来ない。
もし、世に影響を与えるようなリーダーになろうとするのであれば
「歩く歩道」にのり、そしてかつ「自分が前に歩く/走る」ことをすること。
そうして初めて、『時代の先』へ行くことが出来る。
(サムライ塾 主催 近藤隆雄氏より)
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■今の世の中の流れは、
IT、AI、バイオ、医療、素材
などの先端技術が主役になっていくことは、
間違いないと思います。
そして、そのスピードが、
ますます速くなっていることも、
間違いありません。
そのような流れを知りつつ、
その上で自分が幅広く学び続けること。
そうして初めて、
世の中を俯瞰的に見渡すことができる。
そうすれば、
たとえ、全部が全部わからずとも、
『自分の人生を自分でコントロール出来ている感覚』
を得られるのではないか、
と思うのです。
■これからの世の中、あと10年もすれば、
仕事の仕方も、まるで違ったものになると思います。
消えていくビジネス、
新しく生まれるビジネス、
色んな変化が、想像以上の速度で起こってくるのでしょう。
そんな中で、自分の人生の舵を自分で握るためには、
“今の自分のテリトリー”を超えて、
自らをバージョンアップさせ続けること、
それが大事であろう、
そう思って止まないのです。
そして「学ばねば」と思って、
止まないのです。
*
もちろん、全員が全員、
そう思う必要はありません。
しかし、“自らの生き方”を考えた上で、
『「歩く歩道」(=時代)に置いて行かれたくない』
と願うのであれば、
やはり「学び」が必要だと思います。
と、いうことで、
【時代は「歩く歩道」のように流れていく。
だから、“学び続けること”が大切である】
このことを胸にとどめておきたい、
と思う次第です。