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1383号 2017年11月27日

時代は「歩く歩道」のように流れていく。
だから、「学び続けること」が大切である。”

(本日のお話 1952文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。

昨日まで富士山の麓で「サムライ塾」の合宿。

合宿など、学生の部活のようですが、
大人になってからの本当に貴重な時間でした。

・日本をSWOT分析するとどうなるのか?
・日本の問題を、緊急と重要のマトリクスで考えてみるとどうなるか?

そして、そんな事を踏まえて、

・自分がいかに生きるのか

そんなことを語り、内省し、
改めて自分の立ち位置を見直した3日感でした。
本当に楽しく、充実していた時間でした。
きっと、一生忘れないと思います。


今日は月曜日。今週も頑張りたいと思います。



さて、本日のお話です。

冒頭の「サムライ塾」も含めて、
学べば学ぶほど、知らないことに気が付き、
もっと学ばなければ、と思います。

「学びたい」という気持ちもありますが、
「学ば”ねば”」という気持ちが、高まっている、
というのが正直なところかもしれません。


今日は、「学び」について、

「なぜ、私たちは学ぶ必要があるのか?」

という深いテーマについて、
思うところをお伝えできればと思います。


タイトルは、


【時代は「歩く歩道」のように流れていく。
 だから、「学び続けること」が大切である】。


それでは、どうぞ。

■少し前に、あるお世話になっている人事部長と私、
そして私の友人と夕食を共にしていた時の話です。


ふと、人事部長がお酒を飲みながら、
私と、友人(人事)に、こんな質問を投げかけました。


「なぜ、そんなにモチベーション高く、
 学ぼうと思うんですか?」

と。

その質問の理由は、

私達が、何か鬼気迫る勢いで
学んでいるように見えたから、
なぜだろうと思った、

とのことでした。



そして、その質問に対して、
私と友人の答えは、


「危機感です」


という、同じものでした。


■よく知人の方から言われることが、
「なんでそんなに焦って色々学ぼうとするのか」
という質問・コメントです。

正直、そう言われるほど、
私は大量に学んでいるわけではありません。

しかし、自分の心の中に、
常にある感覚が、

「危機感」

であり、
それによって突き動かされていることは、
事実である、と思うのです。


では、それは、
「何に対する危機感なのか?」
と問われれば、


『自分で自分の人生をコントロールできなくなる危機感』
『時代に置いていかれる危機感』

とでも言えるように思うのです。


■このことに関連する小話で、
私が関わっている「サムライ塾」にて、
こんな話を聞きました。


サムライ塾 主催者 近藤氏の言葉です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今の、時代は、「歩く歩道」のように流れている。

そして、その「歩く歩道」のスピードは、
どんどん、どんどん早くなっている。

その「歩く歩道」(=世の中の流れ)に乗らず、
歩く歩道の外で、立っているだけだとしたら、
あっという間に、自分が取り残されていく。

また、「歩く歩道」に乗っているだけでも、
時代に運ばれてはいくものの、時代の先に行くことは出来ない。

もし、世に影響を与えるようなリーダーになろうとするのであれば
「歩く歩道」にのり、そしてかつ「自分が前に歩く/走る」ことをすること。

そうして初めて、『時代の先』へ行くことが出来る。


(サムライ塾 主催 近藤隆雄氏より)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


■今の世の中の流れは、

IT、AI、バイオ、医療、素材

などの先端技術が主役になっていくことは、
間違いないと思います。

そして、そのスピードが、
ますます速くなっていることも、
間違いありません。


そのような流れを知りつつ、
その上で自分が幅広く学び続けること。

そうして初めて、
世の中を俯瞰的に見渡すことができる。

そうすれば、
たとえ、全部が全部わからずとも、


『自分の人生を自分でコントロール出来ている感覚』


を得られるのではないか、
と思うのです。


■これからの世の中、あと10年もすれば、
仕事の仕方も、まるで違ったものになると思います。

消えていくビジネス、
新しく生まれるビジネス、
色んな変化が、想像以上の速度で起こってくるのでしょう。

そんな中で、自分の人生の舵を自分で握るためには、

“今の自分のテリトリー”を超えて、
自らをバージョンアップさせ続けること、

それが大事であろう、

そう思って止まないのです。

そして「学ばねば」と思って、
止まないのです。



もちろん、全員が全員、
そう思う必要はありません。

しかし、“自らの生き方”を考えた上で、


『「歩く歩道」(=時代)に置いて行かれたくない』


と願うのであれば、
やはり「学び」が必要だと思います。


と、いうことで、

【時代は「歩く歩道」のように流れていく。
 だから、“学び続けること”が大切である】

このことを胸にとどめておきたい、

と思う次第です。

【本日の名言】 学べば学ぶほど、自分が何も知らなかった事に気づく。
気づけば気づくほど、また学びたくなる。

アルベルト・アインシュタイン”

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