”成功するブログ”と”失敗するブログ”を分けるもの
(今日のお話 2197文字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は3社のアポイント。
午後は、階層別研修に
「7つの習慣」公開コースを導入頂いている
リサーチ会社様と打ち合わせでした。
ちなみに、公開コースの参加者より、
こんなご感想もいただきました。
「想定以上の満足感を得ることができました。」
「必ず取り入れて、いつか振り返ったときに”よかった”と思いたいです。」
「本当に充実した3日間でした。これからまた頑張ろうという意欲がわきました。」
「ランチが美味しかったです。」
などなど。
非常に嬉しいコメントから、
こだわりのランチに対するお褒めの言葉まで
幅広くご満足いただけたようで何よりでございます。
(Sさん、ご意見も含め、色々ありがとうございました!)
■さて、本日のお話。
実は、私、
先日立ち上げたメルマガサイト「未来習慣」を
少しずつ育てたいと、密かに思っております。
そんなことを考えていた矢先、
月間100万PV(ページビュー)を誇るサイト
「東京別視点ガイド」
を運営している”松澤くん”という古い友人から、
<成功するブログの法則>
について、面白いお話を聞きました。
「なるほどな」と思いましたので、
今日はそのお話について、
ご共有したいと思います。
■ちなみに、
松ちゃんは約8年前出会ったときから、
たいそうな変人でした(失礼)。
彼とは、時代を先取りして、
一緒にルームシェアをしていた時期もあるのですが、
その生活も変人でした。
優秀な大学を出ているのにも関わらず、
定職にもつかず、
・土日の度に、変なイベントを企画する
(イナゴ食べたり、くさい食べ物食べたりする)
・潰れそうな怪しい秘宝館に出向いたりする
・大喜利大会にハマる
下手をしたら、10年後は
新宿の駅にて段ボールで寝ているような生活になるのでは…
本気でそんな心配をしたものです。
■しかし、そんな彼は、
今や本も出版するほどのブロガー。
月間100万PVと言えば、
広告収入でそこそこの金額を稼げるレベルです。
取材やメディアにも登場するようになりました。
ですので、いつからか
「どうしたらブログのPV数を挙げられるんですか?」
「旅サイトを作って、もっと見てもらえるようにしたいんですけど…」
など、ブログやサイトの相談を受けるようにもなったとのこと。
実際彼は、あの手この手で
サイトを成功させる方法を試してきたので、
その経験から何となく、
”伸びるサイトか、はたまた 消えるサイトか”
が分かるようになったそう。
■そしてここからが本題なのですが、
そんなトップブロガーの彼が言う、
「伸びるサイト」と「消えるサイト」を分ける
”決定的な違い”とは、一体何か。
実は、それは、
【一生やっていく気概があるかどうか】
である、と彼は言います。
彼の実体験なのですが、
「見られる旅サイトを作りたいんです!」
という人が相談に来たりすることがあるそうです。
ですが、彼は10分もその人と話してみれば、
その人が、
”ちょいと旅のことを書いて、小遣い稼ぎがしたい人”なのか、
”旅が好きで好きで、ただ書きたくてたまらない人”なのか、
どちらなのか、すぐに判るそう。
そして前者の
「好きでもないけど、ちょいと小遣い稼ぎたい人」
が運営するサイトは、2~3年でほとんど消えていく、
という面白い傾向を見つけたそうです。
彼はその理由を、このように言います
「読者もバカじゃない。
よくある使い回された言葉や、
コピペしてきた記事などは、すぐに見抜かれる。
どんなクソブログだろうが、
マニアックなしょうもないテーマだろうが、
”好きで好きで仕方がない”というテーマは、
熱が入っているのが伝わる。
すると面白い。
というより、面白くなくても、好きで仕方ないから、
止められても、見られなくても、その人は多分勝手に書き続ける。
すると少しずつ見られるようになったりする。
それが上手くいくサイトになるかどうかを決める
第一のハードルで、かつ、最大のハードルなんだよね。」
■このことを聞いて、
小さな衝撃を私は感じました。
というのも、
インターネットの世界はなんとなく、
「テクニック先行」のイメージがあったから。
ですから、このような、
「一生続ける気概があるかどうか」
「そこに想いがあるかどうか」
という、THE体育会系のような”想い・気持ち”こそが、
サイトの成功・失敗を分けるというのは、
新鮮に思えたのです。
■そしてこのことは、
「7つの習慣」にも通ずると思いました。
「7つの習慣」では、
私達が長期・継続的に成果を出すためには、
【個性ではなく、人格が重要である】
(=テクニックではなく、想いこそが重要)
と伝えています。
つまり、ちょいと稼ぐためのスキルでは長続きしない、
結局、それが好きで、だからこそ発信し続けているという
”誠実さ(言行一致)”がなければ、
継続的に発展することはできない。
同じことのように思えたのです。
■時代に合わせて、必要なスキル、
手法は変わり続けるもの。
しかし、それに合わせて、
表面的な部分でこねくり回していても、
本質がスカスカであれば、結局は見抜かれ、
潰えてしまうというのは、いつの時代も同じなのでしょう。
テクニックも大切。
でも、それ以上に”想い”も、もっと大切。
このことは肝に銘じておきたいものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。