自分で考え、自分で決め、宣言するから、人はやる
(今日のお話 2333字/読了時間2分半)
■こんにちは。紀藤です。
現在、愛知に来ております。
台風で大変なことになっております。
さて、昨日は、
週末限定「7つの習慣」人事の方向け 特別ワークショップの
実施の2日目でした。
土日の貴重な時間を使い、お越しいただきました皆さま、
本当にありがとうございました!
盛り上がった場になったご様子で、私もとても嬉しいです。
改めて思いますが、「質の高い学び」は、
”参加者の皆様の姿勢“に比例すると感じます。
エネルギーレベルが高い方が集まれば集まるほど、
その場はより力強く、学びが深いものになる。
この事実に改めて気付かされた時間でした。
今回、ご参加が難しかった方、
また改めて実施をいたしますので、
ぜひ奮ってお越しくださいませ。
また、昨日日曜午後からは、
もう一つの学びの場である「サムライ塾」の今期(9月)からの
参加者募集の面接(する方)でした。
こちらも、更に熱量高い場で、開催がますます楽しみです。
*
さて、本日のお話です。
最近よくよく思うのが、「コミットの力」です。
特に組織で、チームで何かをするときに、
「目標の達成」を前進させる大きな力が
『コミット』であると強く感じます。
今日はこのお話について、
思うところをお伝えさせていただきたいと思います。
タイトルは、
「自分で考え、決め、宣言するから、人はやる」。
それでは、どうぞ。
■最近、「チームに所属している」と
感じる機会が増えています。
会社での、戦略商品を売るためのチーム。
一メンバーとしての所属しているセールスチーム。
そしてプライベートで力を尽くしている、サムライ塾というチーム。
それぞれ、
チームになっている理由は、
一人ではできない、そのチーム(=組織)で実現したい、
“何かしらの目標”
があるがゆえに、皆で集まっています。
■そして、
共通の目標を実現するために私たちは
「それぞれの組織で、
一人ひとりがそれぞれの役割を果たす」
ことが、目標達成、戦略の実現の上で、
とても重要になってきます。
(これまた、当たり前の話ですね)
しかし、です。
「一人ひとりがそれぞれ役割を果たす」
という、当たり前のことをやればよいのに、
実際、蓋を空けてみると、意外とできなかったりする。
掲げたことが、
しっかりできればよいのだけれど、
そうなれない組織・チームはしばしばあるようです。
では、なぜ「決めたことができない」のでしょうか?
この差は何で生まれるのでしょうか?
■まず、大前提条件は、
「(メンバーの)リーダーへの信頼感」
があげられます。
リーダーに対して、メンバーが疑っている。
言っていることが違う、
やっていることが違う、
本気さが足りない、
などとリーダーが思われていれば、
当然メンバーが動くことはありません。
これは、前提中の前提です。
問題は、この次。
このメンバー間の信頼に問題がなかったとして、
何が「目標達成」に影響を与えるのか、
ということについて、掘り下げたいのです。
そして、それこそが、
【コミットすること】
である、と思うのです。
■では、「コミット」とは、何でしょうか。
それは、
『自分で考え、自分で決めて、自分で宣言する』
こと。
この「自分から」という姿勢こそが、
ものすごく重要な要素である、と思うわけです。
これまた当たり前すぎる話です。
でも大事なので改めてお伝えしたいのです。
「人から言われたこと」というのは、
どうにもこうにも、やる気がしないもの。
営業の目標でも、
人生プランでも、
勉強の仕方でも、
もちろん人のアドバイスを参考にすることはあっても、
最終的に自分を突き動かす力になるのは、やっぱり
“自分で決めたことかどうか”
である、と思うわけです。
そして、チーム(組織)において、
「一人ひとりがそれぞれの役割を果たす」ためには、
それぞれの状況の中で、
『自分で考え、自分で決めて、自分で宣言する』
という要素を取り入れていくこと、
これが絶対に外せないことなのです。
■一例ではありますが、
私がプライベートで力を尽くしている、
大人の学びの場「サムライ塾」というものがあります。
ここはボランティアで運営しているのですが、
これらの仲間の中でも、
「自分がこの“サムライ塾”に対して、
どんな貢献ができるのか?」
について、
・自ら手を挙げて
・自ら考えて、
・自ら何をするかコミットして、
・自ら追い込む
ことで、語り合い、
そして宣言し合うことをしています。
だから、新しい活動もできている。
結局、「自分で考える」という
プロセスを踏まないと、誰かにやらされるだけでは、
そこに魂は入らないのです。
そして、それは、会社だろうが、
家族だろうが、ボランティアだろうが、
同じ要素で成り立っているものなのです。