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1225号 2017年6月22日

すね毛を剃るより先に、すべきことがある ~トライアスロン完走への道~

(今日のお話 2059文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は、「戦略実行」のエグゼクティブ向け、
ワークセッションの実施。

ならびに、夜は某サービス業のお客様と
懇親会でした。



さて2ヶ月後の8月27日に人生初出場となる、
「トライアスロン大会」に向けて、
絶賛練習をしております。

時間が許す限り、
これまでやったことがないスイムの練習をしています。

今日は、その練習の中で気づいたこと、
そしてそこから得た学びについて、
皆様にご共有させていただきたいと思います。


タイトルは、


「すね毛を剃るより先に、すべきことがある」。


それでは、どうぞ。

(至って真面目な話です)

■すると、こんな記事が。


参考『水泳(競泳)しているなら、毛は処理しないと!方法を解説します』


”すね毛を剃る”と水泳のタイムが速くなる。

どうやら色々調べていくと、
真剣にスイム、トライアスロンをやろうとするなら、
すね毛を剃るとタイムが早くなる、と、どこかしこに書かれています。

挙句には、友人からも、

「トライアスロンやるなら、すね毛は全剃りでしょ」

とアドバイスを頂き、ものは試しと
「すね毛、全剃り」を実施することにしたのでした。



ヒゲ剃りの後部分の、
長い毛を剃るためのオプション部分を使い、
お風呂場にて”すね毛”に別れを告げます。

しかし、これもタイムを速くするため。

そして、ツルツルになりました。


そして、
先日いざ、100メートル泳ぎ、
振り返ってタイムを見てみます。


しかし全く、変わらず。

そして、思いました。


『やっぱり、楽な方法なんて、ない』


と。


■なんとなく理解していましたが、
結局、スイムのためにすね毛を剃る、と言うのは、
本当に重要なことでは、ない。


大切なのは、
もっと本質的なこと。

・泳ぎのフォームを整える
・長く、力強く泳ぐために筋力をつける
・水流に逆らわない呼吸法を身に付ける
・もっともっと練習する

そういった、
地味で、地道で、ウルトラCではない、
粛々とやる必要がある「愚直な努力」。


それに勝るモノはない、ということ。



何となく頭で分かっていながらも、

安直な方法を試し、すね毛を剃り、
何の変化も起こらない状況を知り、

改めて、その原則を思い知ったのでした。


■ちなみに、これに関連する話で、
ふと思い出したことがありました。


それは、世界3000万部のリーダーシップの本、
「7つの習慣」の話で書かれている、

『個性主義と人格主義』

という話。


『個性主義』とは、
表面的なテクニックに頼ること。
すぐに成果を得ようとすること。

つまり、「木」に例えるのであれば、
目に見える”葉”の部分をなんとかしよう、
とテクニックやスキルに頼ること。


『人格主義』とは、
あり方、姿勢など目に見えない部分を、
大切にすることです。

「木」に例えるのであれば、
目に見えない”根”の部分を強くすること。
努力、忍耐、継続、ここに注目します。



短期的に手っ取り早く成果を得ることができる
「テクニック」「スキル」も確かに重要。


でも、長期的・継続的に成果を得ようとするのであれば、
この”根”の部分(人格の部分)にこそ、注目しなければいけない。

というのです。


つまり、この話を、
先程の私のエピソードに当てはめるのであれば、


”すね毛を剃る”
(=表面的な”葉”の部分でなんとかしようとする)

のではなく、

”自分自身の、泳ぎの根本的な能力を愚直に磨く”
(=本質から変わる。”根”の部分を強化する)

ことが大事である、

といえるのかもしれません。

(ちょっと強引ですが)


■本当に望む結果を得続けようとするのであれば、
本質的に、自分の能力を上げなければいけません。

すね毛を剃り、
それで手っ取り早く成果をえようとしても、

ただ、スーツのスラックスのが、
肌にペタペタと張り付き気持ち悪いだけで、
何の成果も得られませんでした。


私がすべき事は、すね毛を剃ることでは、なかった。



大切な事は、地力を上げること。

本質に向き合うこと。


”表面的なことで、
 ごまかそうとしてはいけない”


そんなことを改めて思った次第です。


ということで、


=====================

手っ取り早いテクニック論ではなく、

愚直で、地味な日々の練習を何より重視する

=====================


こと、大切にしていくことを
オススメいたします。

【本日の名言】 多くの犠牲と苦労を経験しなければ、
成功とは何かを決して知ることは出来ない。

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