「ガラガラポン」をどれだけ回しているか
(今日のお話 1611文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は3件のアポイント。
並びに夜は、社内の同僚と飲み会へ行ってまいりました。
営業とは何か?良い組織とは何か?
などについて、ひたすら話しておりましたが、
結局やっぱり大事な事は、
「影響の輪(自分ができることに集中する)」
ことである、という結論になりました。
当たり前ですが、
人の愚痴を言うのではなく、
自分ができることをひたすら粛々とやる方が
自分にとっても、組織にとっても、プラスになります。
時に勇気が必要なことですが、
改めて取り組んでいきたいと、
私自身、自戒をこめて思った次第。
*
さて、本日の話です。
自分ができること、ということで
「営業として自分ができること」
という話になったのですが、その時に、強く思うことがありました。
今日は、
『「ガラガラポン」をどれだけ回したか』、
いうタイトルで、
“成果を出す方程式”について、
思うところをお伝えしたいと思います。
それでは、どうぞ。
■量より質なのか、質より量なのか。
この議論は、延々に尽きることがない話だと思います。
しかし、こと、
答えが見えなくなった世の中においては、
私が思うに、圧倒的に、
”質より「量」”
にこだわる方が大事なのではないか、
と思っています。
■確かに、質(戦略とか計画とかリスクとか)
をしっかり考えることも大事。
しかし、あらゆる角度から分析していくと、
”絶対的にこっちが正しい”
と言うことなんてあるはずもなく、
結局、こっちも良さそうだし、あっちも良さそう、
といろんな選択肢が出てくるものです。
そして、その選択肢を
いろんな人の知恵を絞って、
「こっちの方がこうこうこういう理由で良いのではなかろうか」
「いや違う、この視点から見ると、こちらの方が効果があるに違いない」
「ちょっと待った。そのやり方はリスクがあるのではないか」
みたいに、ひたすら話し合い
時間が過ぎ、そして身動きが取れなくなる、
そしてタイミングを逃す、
そんな事、なんとなく、
増えているのでは、と思うのです。
■しかし、当たり前ですが、
あらゆる事は、やってみなければ、わからないもの。
特に、世の中が複雑になって、
いろんな情報が絡み合い、
人の思考も読みづらくなった今では、
さらにその傾向が高まっているのではないか、
そう感じます。
だからこそ、
(大きなダメージを受けそうなことや
先々のリスクある契約などでないことを前提に)
今のような世の中で、
不確定要素が多い世の中で、成果を求めるのであれば、
【「ガラガラポン」のアクションを、どれだけ回せたか】
という姿勢がが、
非常に重要なのではないか、
と思うのです。
やってみなければわからないものは
町内会のガラガラポンのくじのようなもの。
ほとんど白玉のはずれであるものの、
ひたすらガラガラ回し続けていれば、いずれ
テレビが当たったり、
図書券が当たったり、
近所の居酒屋招待券が当たったり、
場合によってはハワイが当たることもある。
要は、”数”、”量”なのです。
右回しのほうがいいか、
左回しのほうがいいか、
ゆっくり回したほうが当たる確率が高くなりそうだ、
夕方のほうが残っている傾向が高い
と悶々と考えるよりも、
何度も何度も、何度も何度も、
ひたすら回し続けた方が、
当たる確率(ヒットする、成功する確率)も高くなる
そう思うのです。
■そして、それは仕事でも、
そして人生でも同じではないでしょうか。
自分の心に刺さる趣味との出会いも
人との素晴らしき出会いも、
仕事のプロジェクトの成否も
いろんなことに手を出して、
ひたすらアクションする。
ガラガラポンを回し続ける。
だから、いずれ当たる。
そのようなものだと思います。
ということで、
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「ガラガラポン」を、ひたすら回し続ける
(=1日に新しいチャレンジを何回行ったか、数える)
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ことに、着目してまいりましょう。
私も、もっともっと、
回していかねば、と思った次第。