100キロウルトラマラソン出場の経緯から学んだ、「新たな世界は、人との出会いによってもたらされる」という話
(今日のお話 1754文字/読了時間1分半)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は、4件のアポイント。
並びに夜は、
お世話になっている某大手企業の
教育部門の皆さまとともにお食事。
人材育成を始め、映画「君の名は。」がどれだけよいか、
などの話で盛り上がり、とても楽しい時間でした。
(Hさん、Oさん、ありがとうございました!)
またそこで決まったのですが、
6月27日(火)17:00より
人材開発に関わる方々で、
“「研修の効果測定について」皆で勉強会をしよう”、
という話になりました。
ご興味がある人材開発関連の方は、
ぜひお声掛けくださいませ。
*
さて、早速ですが本日の話です。
現在、バスに乗り、長野に向かっています。
ついに、待ちに待った
野辺山ウルトラマラソンの会場に、
仲間とともに向かいます。
今日は、そもそも
ウルトラマラソンを走ることになった経緯を振り返りつつ、
”100キロウルトラマラソン出場の経緯から学んだ、
「新たな世界は、人との出会いによってもたらされる」という話”
というテーマで、
思うところをお伝えさせていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■2016年5月13日。
ちょうど、昨年の今頃
”三浦半島ウルトラマラソン100キロメートル”
に、参加いたしました。
フルマラソンは、
それまで4回ほど走ったことがありましたが、
ウルトラマラソンなどというものには、
当然、参加したこともなければ、
参加しようという発想すら、ありませんでした。
そんな私が、なぜ挑戦をしようと思ったのか?
その理由を考えたときに、
浮かんできた答えは、
「人との出会い」
この一言に尽きると思います。
■ちょうど、2年ほど前、
Aさんという巨漢の男性と出会いました。
その方は、私より少し先輩なのですが、
身長も体重も大きく、一言でいえば”巨漢”です。
体重は85キロ。
身長も180センチ超。
そんな彼と、
お互いのプライベートの趣味や、
何気ない話をしていると、こう言うのです。
「来月、100キロマラソンに出るんです。
ちなみに、そのマラソンを走った2週間後に
もう一つの100キロマラソンに出ます」
■ん?
85キロの巨漢の彼が、
日本最難関の1つと呼ばれる
”野辺山ウルトラマラソン100キロ”のレースに出る。
そしてその後、わずか二週間後、
柴又ウルトラマラソンと言う、
日差し照りつける川沿いを100キロ走るレースに出る。
加えて、聞いてみると
その後、難関のトライアスロンの一つである
バラモンキングというアイアンマンレースにも出ると言う。
スイム3.8キロ、バイク180キロ、ラン42.2キロ。
合計226キロという、一般人からしたら、気違いなレース。
それを、繰り返しになりますが
決してスリムとは言えない
野獣的体格の巨漢の彼が、出場する。
私は当時、その話を聞いたとき
正直、「理解不能」でしたし、
そんなこと、普通無理だろう、
と思っていたのでした。
■しかし、蓋を明けてみると、
彼は、実際に、
すべてのレースを、
リタイヤすることなく、
完走してしまったのでした。
そして、この話を聞いたとき、
私は、衝撃を受けました。
それまでは、
「いやいや、100キロマラソンなんて、
人が走る距離じゃない」
とか、
「特別な、大変な練習をした人のみが挑戦する
とんでもないレースに違いない」
そう、思っていました。
そして、おそらく、
それは多くの方が感じる、
一般的な考えだと思います。
しかし、その考えは
Aさんと出会ったことによって、
”書き換えられた”
のでした。
■「7つの習慣」でお伝えしている、
世の中を取り巻く原則の一つで
『パラダイム』
という言葉が出てきます。
「パラダイム」とは、
”物の見方、考え方”のことです。
そしてパラダイムは、
”自分自身のこれまでの「経験」と「情報」によって作られる”
といいます。
「100キロなんて、走れっこない」
というのも、一つのパラダイム。
「100キロくらい、練習すれば、やってみれば意外とできる」
というのも、一つのパラダイム。
どっちが正しい、と言う話ではなくて、
「ただ、その人がどっちの見方をするか」
というだけ。
■1年前までの私は、
今まで100キロを走る普通の人が周りにいなかったし、
24時間マラソンでヒーヒー言いながら知っている芸能人を見て、
「100キロはムリ」
というパラダイムでした。
しかし、Aさんと出会い
私のパラダイムが書き換えられ、
そして100キロ走ってみて、
「確かにキツイけど、100キロは一般人でも走れる」
というパラダイムに書き変えられたのでした。
そして、行動が変わり、
新たな結果を得ることが出来、
自信をつけることができた。
そして「何が私を変えたか」といえば、
冒頭にお伝えした、
『人との出会い』
だったのです。
出会いが私の概念を変え、
一見、無謀な旅に足を踏み出すきっかけをくれ、
世界観を書き換えられたのでした。
■新しい世界は、
新しい人との出会いがもたらしてくれます。
ですから、
自分の世界を拡げ、
自分の可能性を拡げ、
自分の能力を拡げるためには、
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新たな「仲間」と出会うこと。
そして、そのために、いつもの場所、いつもの仲間という、
「安心領域」から飛び出すこと。
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それが、大変重要なことなのであろう
そのように思った次第です。
皆、一緒に完走できることを、願いつつ。
それでは、行ってまいります!