壁を感じたとき、更なる飛躍を求めるときは「受け身の練習」が良く効く
(今日のお話 1735文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、2件のアポイント。
並びに、新人研修ディスカバリーの2日目でした。
最近、チャレンジフルな仕事が多く、
自分のキャパシティーを超えつつあるな、
と感じる、今日この頃。
とはいえ、
筋トレも、過重な負荷をかけ、
筋繊維を散らなければ成長がないことと同様に
私たちの仕事や、その他の能力も、
自らの能力を越えようとしたときに大きくなるはず!
と、言い聞かせつつ、
取り組んでいる昨今です。
もっと、気合を入れていこう。
*
さて、本日のお話です。
よくよく思いますが、
人には「バイオリズム」なるものがあると感じます。
そんな時は、いろいろもがいても、
どうにもこうにも前に進まなかったり、
または空回りしてしまう、
そんなことが、
しばしばあるのではないでしょうか。
(私だけ?)
今日の話は、
「上手くいかないときに、
自分の良さ、自分の改善点に気づくための方法」
について、思うところを
お伝えさせていただきたいと思います。
タイトルは、
『壁を感じたとき、更なる飛躍を求めるときは「受け身の練習」が良く効く』。
それでは、どうぞ。
■私は、メルマガを毎日の日課として始めて、
もうすぐ1200日が経とうとしています。
ですが、書いているとしばしば思うのです。
というよりも、”悩む”のです。
「これ、前も〈自分で)言ってたよなあ」
「なんだか、たいしたことを書けてない気がする」
「今いち、筆が乗らない」
「この内容で、読者の方は良い気づきがあるだろうか?」
そんなモヤモヤした不安に、
とらわれることがあります。
■そんな時、私はいつも、
やることがあります。
モヤモヤを消すための行動、
というか、儀式みたいなものかもしれません。
それが何かというと、
『他の人が書いているメルマガをひたすら読む』
ということです。
不思議なもので、
誰かのメルマガを読んでいて、
「自分が読者となってみる」と、
面白いメルマガ、あまり面白くないメルマガ、
そして、それらの”特徴”などが、
なんとなく気がつけるものなのです。
そうすると、
自分のメルマガの方向性を思い出せたり、
この点を、気をつけてやってみようかな、
となんとなく思えたりする。
だから、
”壁を感じた時、他の人のメルマガをひたすら読む”
ことが習慣になっているのかもしれません。
■そして、実はこの話、
ファシリテーター(講師)の講師トレーニングでも、
同じことが言えるのです。
私たちは、
”講師を育てるためのトレーニング”
(社内ファシリテーター制度と呼ばれるものです)
の講座においてで、
【受け身の練習】
と呼んでいるワークを行います。
これは、何かと言うと、
講師育成のトレーニングの際、
”自分がファシリテートをやって学ぶのではなく、
『他の人に、自分がファシリテートをされること』
を通じて、考え、気づく”
というワークなのです。
自分がやって気づくこともあれば、
逆に、自分が「受け手」になることで、
初めて客観的に見えてくるものがある。
そうすると、
今まで気が付かなかった自分の強みや改善点に
気がつくことができる、
そんな効果があるのです。
いわゆる
「人の振り見て、我が振り直す」
ということなのでしょう。
■人は、自分のことを感情抜きで、
客観的に見ることが難しいものです。
だから、壁を感じた時、
自分の頭だけで解決するのは、
同様に難しいのかもしれません。
だからこそ、もし自分が、
自分の専門分野において、
・何かモヤモヤしている、
・上手くいかない感覚がある、
・停滞感を覚えている、
・でも、どうしたらいいかわからない
そんな時には、
『自分が受け手側になってみる機会をつくる』
と良い気づきがあるのではないか、
そう思います。
ということで、
今日のお勧めアクションとして、
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壁を感じるとき、さらなる飛躍を求める時は
『受け身の練習』の機会をつくる。
(例 講師であれば、人のトレーニングを受講する。
営業であれば、営業を受ける機会を作る。など)
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こと、ぜひ試していただければと思います。
職種、やっていることによって、
できること、できないことがあるかと思いますが
できる方は、ぜひお試し頂ければと思います。
きっと気づきがあるはずです。