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1177号 2017年5月5日

配慮をしなくていい人など、一人もいない

(今日のお話 1145文字/読了時間1分)
■こんにちは。紀藤です。

昨日は、妻の実家の茨城に行ってまいりました。

ひたちなか海浜公園という観光スポットに、
”ネモフィラ”という小さな花が絨毯のように咲き乱れ、
非常に綺麗に彩られておりました。

一つ一つが小さい花でも、
集まると壮大な景色となる、

まさしく「相乗効果」だな、

などと、一人思っておりました。

(もう、職業病ですね)





さて、本日の話です。

最近、よく思うことがあります。
それは、”配慮する姿勢”について。

今日は、そのことについて感じたことを
皆様にご共有させていただきたいと思います。

タイトルは、


「配慮をしなくていい人など、一人もいない」。


それでは、どうぞ。

■昔、何かの雑誌で読んだ、
こんな特集記事がありました。

確か、「anan(アンアン)」みたいな、
女性向けの記事だった気がします。

(なんで読んだのかは覚えていませんが汗)


それの特集のテーマとは、


『こんな男とは付き合いたくない!』


という、女性に対してのアンケート結果でした。


それによると多くの女性の回答で、
上位に食い込んだのが、

・清潔感がない(臭いがキツい)
・お金の無頓着
・暴力的である

などという問題でした。

その中で、ひときわ目立って、
印象的だった上位の回答があったのです。


■それが、


”自分には親切でも、レストランの店員さんや
 コンビニ、タクシーなどで横暴な態度をとる男とは
 付き合いたくない”


というものでした。


なぜ、付き合いたくないか。

その理由のインタビューによると、


「そういう目下の人に対して横柄な人は、

 親しくなったら、必ず自分に対しても

 横柄、横暴、配慮のない行動をするだろうから」


そんな理由だったのでした。


■この記事を読んで、
「なるほど、その通りだよな」と
思ったのでした。


人によって、態度を変えている人は、
いざという時に、失礼な行為が出るもの。


いくら隠そうとしても、
ふとした瞬間に、その人の

”根本的な人に対する姿勢”

が、一挙一動に現れてしまうもの、
そのように思います。


だからこそ、

・気を許した瞬間、

・仲のいい人に対しての態度、

・自分がサービスを受ける場合の対応、


そんな、”配慮をしなくても良さそうな瞬間”こそ、

最大限に、気を入れて配慮する事が大切である、


そう思ったのです。


■普段気を抜いているのに、

いざという時だけ、完璧な礼儀、振る舞いが出来る、
ということはありません。

丁寧で、礼儀正しい人は、
いつも丁寧で礼儀正しいもの。

「配慮が必要ない人」など、いません。


だからこそ、

==========================

 タクシー、レストラン、コンビニ、宅配便。

 自分がお客様として扱われるときこそ、”最大限の配慮ある言動”をする

==========================

こと。

このことが、自らの姿勢を
洗練させていく上で、大切なことであろう、

そのように思った次第です。


最近、つい盛り上がってしまうと、
不遠慮になってしまう自分への戒めとして、
気をつけようと思った次第です。

【本日の名言】 いかなる時でも、
お辞儀はし足りないよりも、
し過ぎたほうがいい。

トルストイ”

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