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346号 2014年8月4日

山本五十六から学ぶ「一流の条件」

■おはようございます。紀藤です。

先日、「山本五十六資料館」なるところに行く機会があり、
その展示物の数々を見ていました。

山本五十六はご存じの通り、
海軍大将として有名な人物。

彼の名言、
『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
 ほめてやらねば、人は動かじ』 
は誰もが一度は耳にしたことがある言葉ではないでしょうか。


■そんな彼の人生の指針は、

【誠意をもって人に接し、自らも誠一筋に努めること】

であったとのこと。

彼は、学生ながらも、
お世話になった恩師がお金に困っていると聞けば、
そのお子さんの授業料を代わりに支払い、
偉くなった後も、義理・人情を忘れず、
その言葉通り、誠実な姿勢を欠かさなかったそうです。

そんな五十六氏の人生を見ながら、
ある「一流」について書かれたある言葉を思い出しました。


一流の周りには一流が集います。

小さいことを大事にしましょう。

小さなことに忠実である人は、大きなことにも忠実です。

小さなことを大切にやっていけば、やがて大きな役が回ってきます。

一流の人には、周りを惹きつけてやまない人間力があります。

知性や専門性だけではなく、

物事を成し遂げていく実行力、

人の力を借りられる誠実さ、

たくさんの人をまとめたり、やる気を起こさせたりするリーダーシップ、

あるいは公明正大な考え方、真心をもった姿勢なども含まれます。

生まれてから今日までに学習し、訓練し、身に付けてきたもの。

そのすべてがあなたなのです。

魅力的な人間へと成長することを第一に考えましょう。

一流の人間は人を惹きつける磁力をもっています。

「勇気の書」より


■非常にシンプルな話です。

よく言われる話ですが、本当にすごい人とは
”「能力」だけではなく、「人格」もそなわっている”
というのは、いつの時代も、
どこの国でも言われてきたようです。


■『7つの習慣』の著者・コヴィー博士によると、

【長期・継続的に、望む結果を得続けるためには、
 特に「人格」が重要である】

といいます。

もちろん能力はあってしかるべきですが、
この人についていこう、と思わせるものは、
山本五十六氏のように、

・立場が違えども平等である姿勢、
・人を大切にする姿勢
・自分に厳しく、律する姿勢

などの高潔な人格部分を感じるから、というようにも思います。

聖人君子にはなれないにせよ、自分自身も

”「能力」と「人格」”

のバランスはとれているだろうか、
と自分に問いかけてみることも大切だろうな、
と改めて思う次第です。


今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日も素晴らしい1日になりますように。

【本日の名言】 己を責めて人を責むるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。

                徳川家康

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